施工管理支援アプリ「eYACHO」が新機能を7月25日より提供開始
地方ゼネコンの2024年問題解決に向けて新サービスも開始、販売パートナーも強化
今回、eYACHOでは、地方・地場ゼネコンで続く2024年問題解決として、「現場作業の生産性の底上げ」と「若手の成長を促し、支える」ことを掲げ、以下の機能強化をはかりました。
「スマート業務パッケージ」
施工管理業務では、大量・多種類の書類を作成する中で、手作業による書類間の転記やまとめ作業が膨大に発生しています。これらのムダや誤りをなくし、誰もが標準的な環境で書類を作成できることが求められていました。今回の新機能では、以下の機能でこの問題を解決します。
・書類間の転記やまとめを自動処理する「スマートテンプレート」
・業務手順書から必要な書類テンプレートを提示する「業務メニュー」
これにより、施工管理技術者は、本来の現場での施工管理業務に専念する時間を生み出すことができます。
「GEMBA Talk」
誰の手にも馴染むデジタル野帳としての機能や高評価をいただいているシェア機能(リアルタイムなノート共有機能)に、現場ですぐに打ち合わせを始められるビデオ通話機能「GEMBA Talk」を追加しました。現場と事務所間の移動を行わずに、動画・画像・音声で迅速に、正確に状況把握や確認がおこなえるので、移動時間の削減だけではなく、判断を速めることができます。
「生成型安全AIソリューション」
昨年7月に提供を開始した「安全AIソリューション」に「生成型AI」によるリスク予測が追加されました。19種類の安全関連法令に基づきAIがリスク予測をおこない、経験の浅い若手の管理者でも適切なリスクアセスメントを実行できるよう支援します。
さらに、BPO(*)サービス提供企業と協業し、「eYACHO」の機能だけでは減らすことのできない書類作成の準備作業や情報収集作業をアウトソーシングすることにより、施工管理のコア業務に集中できる環境をご提供します。
販売面・サポート面においても、地方のお客様の地元で丁寧に、1つの窓口で問題解決をご提供できるよう、全国の販売パートナー、サービス提供パートナーと協業を進めています。
今後も「eYACHO」は、機能強化だけでなくBPOサービスやソリューションパッケージの提供などにより、建設業の2024年問題解決のトータルソリューションを提供します。
「eYACHO」の新機能については、7月4日(木)‐5日(金)に開催されるMetaMoJi主催のオンラインイベント「MetaMoJi Days 2024」の講演で、デモを混じえてご説明します。
https://metamoji.com/jp/seminar-event/metamojidays2024/eyacho/
*「建設業の施工管理支援アプリの利用動向調査」(2024年4月・株式会社MM総研)
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=623
*BPO:ビジネス・プロセス・アウトソーシング
■eYACHOについて
MetaMoJiでは、デジタル野帳「eYACHO」を大林組と共同開発し、2015年8月より製品を提供して参りました。野帳(レベルブック)とは、屋外での利用に適した耐久性の高いメモ帳のことで、建設現場では備忘録や測量結果の記録、簡単な打合せのメモなど様々なシーンで利用されています。 「eYACHO」では、多くの導入を通じて得られた施工管理業務のノウハウや課題解決手法を取り込み、手書きや写真を利用した現場の記録の他、図面や資料のペーパーレス化、リアルタイム共有機能を利用した遠隔地間でのコミュニケーション、日報・検査帳票を電子化して現場で作成できるようになるなど、従来の野帳の手軽さはそのままに、デジタルの特性を活かした管理機能によって建設業の現場での生産性向上に貢献しています。
https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/
■株式会社MetaMoJiについて
株式会社MetaMoJiは、先進的なICTをベースに、企業向け、教育機関向け、個人向けアプリケーションを開発・販売しています。企業向けには、現場作業に適したタブレット端末の機動性を活かしながら、遠隔地にいるメンバーがあたかも1つのテーブル上で同じ資料を閲覧・編集するような、リアルタイムな共同作業環境を提供しています。また、創業以来研究・開発を続けているAI技術を日々利用されるアプリケーションに組み込むなど、場所と時間を越えた協働を支え、働き方改革や職場の安全、高品質なものづくりに貢献する技術の開発に努めています。
https://www.metamoji.com/
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