ミドル層の転職活動 不安に思うこと第1位は「年齢」(86%)ー 「エン 転職コンサルタント」ユーザーアンケート集計結果 ー
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する人材紹介会社集合サイト『エン 転職コンサルタント』( http://consultant.en-japan.com/ )上で、サイト利用者で35歳以上のミドル層1,252名を対象に「転職の際の不安」についてアンケート調査を行いました。以下、概要をご報告します。
■調査結果概要
有効求人倍率が1.1倍(※)とバブル期の1992年6月以来の高水準を記録し、企業は人員確保の難易度が上がっています。「35歳転職限界説」は崩壊、経験のあるミドル層に対する採用意欲が高まっている、と報じられる一方で、当のミドル層の方々が転職活動をした際に不安に思ったことを調査いたしました。
経験・能力重視で年齢の壁は低くなっていると言われていますが、実際には転職時に86%の方が、自身の「年齢」がきっかけで不安に思ったことがあるとわかりました。『能力を勘案せずに、年齢が原因で断られた』という声が多数あがっています。まだまだ年齢の壁は残っているようですが、転職コンサルタント(エージェント)や転職サイトのコンテンツ、友人・知人など第三者への相談・情報収集をする中で、解決の方法を探っていることがうかがえます。
※厚生労働省「一般職業紹介状況(平成26年6月分)」より
■調査結果詳細
1:ミドル層が転職活動で最も不安に感じることは「年齢について」。外に出た際の自身の市場価値にも不安が。
「転職活動をしていて、不安に思うことはありますか?」という質問に、95%の方が「ある」と回答。具体的な理由を伺うと、「年齢について」が86%で圧倒的多数を占めました。第2位は「年収について」(58%)、第3位は「自分の希望する求人の有無」(56%)という結果に。
同じ質問を34歳以下の方に伺うと第1位は「年収について」(58%)に変わります。特に大きな差が出たのは「年齢について」(56%)。30~34歳の方の中には『30歳を越えると応募できる案件が減る』というコメントもあったものの、35歳以上の方と比較すると、30ポイント低い結果に。34歳以下のほうがポイントが大幅に上がったのは「自分の市場価値」(46%、35歳以上は31%)「キャリアアップできるか」(30%、同17%)「面接でうまく話せるか」(29%、同16%)。『アピールできるスキルがない』『履歴書に書くことがあまりない』などのコメントがありました。
上記に挙げた中でも、一番不安だったことを伺うと、最も多かったのは同じく「年齢について」(45%、34歳以下では9%)。コメントでは、『36歳ですが、圧倒的に35歳までの募集が多い。そのため、キャリアを応用した転職に限られる』『希望の会社の求人の約90%が年齢で応募できない』『経験もスキルも学歴もあるのに、30代まででないと、ハイスペック過ぎる、指示者とのバランスがある、年齢の高い人には指示しにくい、とはねられる』『そのキャリアで、あと10歳若かったら・・と言われることが非常に多い』という意見があがり、まだまだ年齢が原因で不合格になることが多い現実が見えました。34歳以下の方へ同じ質問をすると、最も多かったのは「自分の市場価値」(21%)でした。
その他の回答では、社会人経験を長く積んだ35歳以上の方でも「これまでの経験・スキルが通用するのか」(7%)「自分の市場価値」(6%)など、自分の過去の経験・スキルがどこまで外で通用するのか不安に感じていることが分かりました。『最初の就職が恵まれていた為、その業界ではトップで活躍出来たが、社会に出てみると通用出来るスキルや資格が無くて、愕然としている』『自社での能力順位は把握できるが、他社のレベルがわからないので、自社以外での自分の能力レベルに不安が大きかった』『自身の希望する年収が市場価値に見合っているのか、自分では分かりにくい』『書類審査や1次面接で、年齢と職位(自分の市場価値、実績も含め)のバランスが取れないといわれ、かなり落とされた』などの声が上がっています。
2:転職活動の不安解消のために行ったこと。第1位は「コンサルタント(エージェント)に相談」、第2位は「転職サイト内のコンテンツを見た」、第3位は「友人・知人に相談」。
ミドル層の転職希望者の95 %が転職活動で不安に思うことがあると回答していたことを踏まえ、「不安を解消するために、行ったことはなんですか?」という質問をしました。一番多かった回答は「コンサルタント(エージェント)に相談」(37%)。具体的には「面談・カウンセリングの実施」「求人案件の紹介」「職務経歴書へのアドバイス」などのサービスを受けています。選択した方からは『やはり、自分で探すには限界があり、探して頂いて大変助かりました』 『エージェントの方が大変親身になって下さり、レジュメの内容を見直すことでレジュメが大幅にブラッシュアップされ自信が持てた』 『実際にコンサルタントの方に面接・カウンセリング・職務経歴書等の添削をしてもらい求人を探してもらった』 『実務経験と希望額があっているか、ヒアリングをしていただきました。コンサルタントからはさまざまな方々の例をうかがい、能力と年収がマッチしていない方々も多くいることを知り少し愕然としました』など、転職支援のプロに相談することで実態を知り、視野を広げ、具体的な改善アドバイスをもらい、転職活動の不安解消につとめている方が多いようです。
二番目に多かった「転職サイト内のコンテンツを見た」(24%)については、 『色んな転職サイトのコラムや、人事担当者の意見、転職成功例、失敗例などをよく目を通した。自分に当てはまる項目があったらすぐに改善した』 『自分なりに色々な転職サイトを検索して現状の年収レベルをチェックし、自分なりに覚悟を決めた』というコメントが。
三番目の「友人・知人に相談した」(22%)を選んだ方からは、 『所属社員とつながっている知り合いはいないか探して、友人を見つけたので会社の内情を聞いた』 『転職経験の豊富な友人の話は聞いてみる価値があったと思う』 『偶然昔からの知り合いがポジションを紹介してくれた』などの声があがりました。転職活動は、一生に何度も経験するものではなく、かつ人生の大多数を占める仕事環境を決定づけるもの。そのため、さまざまな意見を取り入れながら、不安を解消していることがうかがえます。
3:転職活動を始めた理由の上位は「収入が少なかったから」「仕事内容への不満があったから」「キャリアアップの為」。
そもそもミドル層の方が転職を考える背景はなんなのか。「転職活動を始めた理由はなんですか?」と伺ったところ、一番多かったのは、同率で「収入が少なかったから」「仕事内容への不満があったから」(34%)など、不満から発生するものでした。第3位以降は、「キャリアアップの為」(27%)「自分の能力を試したかったから」(24%)。リスクをとって、高みを目指す理由が続いています。現在の採用市況は、22年ぶりの求人倍率となり、転職者にとっては転職がしやすい環境に。そこで、転職が難しいと言われていた35歳以上の方々も、現状に留まることなく挑戦をする姿がうかがえます。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「エン 転職コンサルタント」利用者 1,252名
■調査期間:2014年5月1日~2014年5月29日
▼「エン 転職コンサルタント」 http://consultant.en-japan.com/
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◆本件に関する問合せ先
エン・ジャパン株式会社 広報担当:森本
TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507
MAIL:en-press@en-japan.com
◆エン・ジャパン株式会社について
社名 :エン・ジャパン株式会社
URL :http://corp.en-japan.com/
運営サイト:【求人情報】
エン社会人の転職情報:http://employment.en-japan.com/
エン エージェント:https://enagent.com
エン転職コンサルタント:http://consultant.en-japan.com/
エン派遣のお仕事情報:http://haken.en-japan.com/
エンウィメンズワーク:http://women.en-japan.com/
エンチャレンジ!はた☆らく:http://hb.en-japan.com/
エン学生の就職情報:http://gakusei.en-japan.com/
【定額制研修サービス】
エンカレッジ:http://en-college.en-japan.com
【適性検査・適性診断】
3Eテスト:http://jinji-test.en-japan.com/
【情報サイト】
カイシャの評判:http://hyouban.en-japan.com/
CARREER HACK:http://careerhack.en-japan.com/
コトナス:http://www.cotonas.jp/
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有効求人倍率が1.1倍(※)とバブル期の1992年6月以来の高水準を記録し、企業は人員確保の難易度が上がっています。「35歳転職限界説」は崩壊、経験のあるミドル層に対する採用意欲が高まっている、と報じられる一方で、当のミドル層の方々が転職活動をした際に不安に思ったことを調査いたしました。
経験・能力重視で年齢の壁は低くなっていると言われていますが、実際には転職時に86%の方が、自身の「年齢」がきっかけで不安に思ったことがあるとわかりました。『能力を勘案せずに、年齢が原因で断られた』という声が多数あがっています。まだまだ年齢の壁は残っているようですが、転職コンサルタント(エージェント)や転職サイトのコンテンツ、友人・知人など第三者への相談・情報収集をする中で、解決の方法を探っていることがうかがえます。
※厚生労働省「一般職業紹介状況(平成26年6月分)」より
■調査結果詳細
1:ミドル層が転職活動で最も不安に感じることは「年齢について」。外に出た際の自身の市場価値にも不安が。
「転職活動をしていて、不安に思うことはありますか?」という質問に、95%の方が「ある」と回答。具体的な理由を伺うと、「年齢について」が86%で圧倒的多数を占めました。第2位は「年収について」(58%)、第3位は「自分の希望する求人の有無」(56%)という結果に。
同じ質問を34歳以下の方に伺うと第1位は「年収について」(58%)に変わります。特に大きな差が出たのは「年齢について」(56%)。30~34歳の方の中には『30歳を越えると応募できる案件が減る』というコメントもあったものの、35歳以上の方と比較すると、30ポイント低い結果に。34歳以下のほうがポイントが大幅に上がったのは「自分の市場価値」(46%、35歳以上は31%)「キャリアアップできるか」(30%、同17%)「面接でうまく話せるか」(29%、同16%)。『アピールできるスキルがない』『履歴書に書くことがあまりない』などのコメントがありました。
上記に挙げた中でも、一番不安だったことを伺うと、最も多かったのは同じく「年齢について」(45%、34歳以下では9%)。コメントでは、『36歳ですが、圧倒的に35歳までの募集が多い。そのため、キャリアを応用した転職に限られる』『希望の会社の求人の約90%が年齢で応募できない』『経験もスキルも学歴もあるのに、30代まででないと、ハイスペック過ぎる、指示者とのバランスがある、年齢の高い人には指示しにくい、とはねられる』『そのキャリアで、あと10歳若かったら・・と言われることが非常に多い』という意見があがり、まだまだ年齢が原因で不合格になることが多い現実が見えました。34歳以下の方へ同じ質問をすると、最も多かったのは「自分の市場価値」(21%)でした。
その他の回答では、社会人経験を長く積んだ35歳以上の方でも「これまでの経験・スキルが通用するのか」(7%)「自分の市場価値」(6%)など、自分の過去の経験・スキルがどこまで外で通用するのか不安に感じていることが分かりました。『最初の就職が恵まれていた為、その業界ではトップで活躍出来たが、社会に出てみると通用出来るスキルや資格が無くて、愕然としている』『自社での能力順位は把握できるが、他社のレベルがわからないので、自社以外での自分の能力レベルに不安が大きかった』『自身の希望する年収が市場価値に見合っているのか、自分では分かりにくい』『書類審査や1次面接で、年齢と職位(自分の市場価値、実績も含め)のバランスが取れないといわれ、かなり落とされた』などの声が上がっています。
2:転職活動の不安解消のために行ったこと。第1位は「コンサルタント(エージェント)に相談」、第2位は「転職サイト内のコンテンツを見た」、第3位は「友人・知人に相談」。
ミドル層の転職希望者の95 %が転職活動で不安に思うことがあると回答していたことを踏まえ、「不安を解消するために、行ったことはなんですか?」という質問をしました。一番多かった回答は「コンサルタント(エージェント)に相談」(37%)。具体的には「面談・カウンセリングの実施」「求人案件の紹介」「職務経歴書へのアドバイス」などのサービスを受けています。選択した方からは『やはり、自分で探すには限界があり、探して頂いて大変助かりました』 『エージェントの方が大変親身になって下さり、レジュメの内容を見直すことでレジュメが大幅にブラッシュアップされ自信が持てた』 『実際にコンサルタントの方に面接・カウンセリング・職務経歴書等の添削をしてもらい求人を探してもらった』 『実務経験と希望額があっているか、ヒアリングをしていただきました。コンサルタントからはさまざまな方々の例をうかがい、能力と年収がマッチしていない方々も多くいることを知り少し愕然としました』など、転職支援のプロに相談することで実態を知り、視野を広げ、具体的な改善アドバイスをもらい、転職活動の不安解消につとめている方が多いようです。
二番目に多かった「転職サイト内のコンテンツを見た」(24%)については、 『色んな転職サイトのコラムや、人事担当者の意見、転職成功例、失敗例などをよく目を通した。自分に当てはまる項目があったらすぐに改善した』 『自分なりに色々な転職サイトを検索して現状の年収レベルをチェックし、自分なりに覚悟を決めた』というコメントが。
三番目の「友人・知人に相談した」(22%)を選んだ方からは、 『所属社員とつながっている知り合いはいないか探して、友人を見つけたので会社の内情を聞いた』 『転職経験の豊富な友人の話は聞いてみる価値があったと思う』 『偶然昔からの知り合いがポジションを紹介してくれた』などの声があがりました。転職活動は、一生に何度も経験するものではなく、かつ人生の大多数を占める仕事環境を決定づけるもの。そのため、さまざまな意見を取り入れながら、不安を解消していることがうかがえます。
3:転職活動を始めた理由の上位は「収入が少なかったから」「仕事内容への不満があったから」「キャリアアップの為」。
そもそもミドル層の方が転職を考える背景はなんなのか。「転職活動を始めた理由はなんですか?」と伺ったところ、一番多かったのは、同率で「収入が少なかったから」「仕事内容への不満があったから」(34%)など、不満から発生するものでした。第3位以降は、「キャリアアップの為」(27%)「自分の能力を試したかったから」(24%)。リスクをとって、高みを目指す理由が続いています。現在の採用市況は、22年ぶりの求人倍率となり、転職者にとっては転職がしやすい環境に。そこで、転職が難しいと言われていた35歳以上の方々も、現状に留まることなく挑戦をする姿がうかがえます。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「エン 転職コンサルタント」利用者 1,252名
■調査期間:2014年5月1日~2014年5月29日
▼「エン 転職コンサルタント」 http://consultant.en-japan.com/
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◆本件に関する問合せ先
エン・ジャパン株式会社 広報担当:森本
TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507
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【情報サイト】
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