アドビ『企業の社会的責任報告書2022』を発表
パーパスのもとに取り組みを進める
アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日『企業の社会的責任報告書2022』(https://www.adobe.com/content/dam/cc/jp/corporate-responsibility/pdfs/JP_Adobe-CSR-Report-2022.pdf )を発表し、当社がどのように社会にインパクトをもたらしてきたかを紹介しています。当社のパーパスの中核となるのは、私たちが独自の立場を持ち、変化を起こすことができると信じる3つの領域「Adobe for All」、「Creativity for All」、「Technology to Transform」です。
アドビでは、「何」をするかだけでなく、「どのように」するかが重要だと考えています。人、パーパス、コミュニティに焦点を当て、正しいことをするという決意が、過去40年にわたりアドビの進化と成長の指針となってきました。それはまた、世界中の2万8000人を超える従業員が、未来を創出し、世界をよりよい方向へ変えていくための原動力にもなっています。
私たちは、従業員、プラットフォーム、クリエイティビティ、イノベーションというアドビの最大の強みを活かし、社内外で永続的な変化を起こし続けるという確固としたコミットメントを掲げています。2022年には、世界各地のコミュニティに総額1億1,300万ドル以上(現金および現物)を寄付し、世界中の社員が計15万時間以上のボランティア活動を行い、8万9,000を超える団体を支援しました。主な実績を以下にまとめています。
Adobe for All
私たちは常に、従業員こそが最大の資産であると考えてきました。「Adobe for All」( https://www.adobe.com/diversity.html )は、誰もが受け入れられ、尊重され、インパクトを起こすことができる職場を作るという私たちのコミットメントを簡潔に表しています。2022年は、より多様な人材を確保し、インクルーシブな職場を築き、社外にインパクトを及ぼすためにパートナーのエコシステムを結集することで、多様性、公平性、インクルージョン(DEI)の取り組みを進めることができました。
過去2年間で、部長以上の役職に就く女性従業員の数は世界全体で50%増加、またアメリカでは黒人従業員の割合が63%増加しました。また、グローバルでの男女間同一賃金(https://www.adobe.com/diversity/parity/pay.html)の実現を5年連続で達成しました。さらにアメリカでは2020年以降、マイノリティ(URM:Underrepresented Minority)従業員と非マイノリティの従業員の同一賃金も達成しています。
歴史的黒人大学(HBCU)やヒスパニック系教育機関(HSI)(https://news.adobe.com/news/news-details/2022/Adobe-Deepens-Partnerships-with-HBCUs-and-HSIs-to-Democratize-Digital-Literacy-and-Creativity/default.aspx)への支援を継続しました。支援の内容としては、Adobe Foundation(https://www.adobe.com/corporate-responsibility/community/foundation.html)による資金支援、アドビ製品へのアクセスの提供のほか、2万2,000人以上の学生に当社従業員によるメンター指導やキャリア開発機会を提供し、テクノロジー業界やクリエイティブ業界で働くためのスキル習得を支えました。
マイノリティ従業員がアドビでの技術系キャリアに成功できるよう、アメリカでは「McKinsey Connected Leaders Academy」(https://www.mckinsey.com/capabilities/people-and-organizational-performance/how-we-help-clients/mckinsey-academy/connected-leaders-academy )、EMEAではキャリア指導プログラム「Women in Tech Forum」(https://www.womenintechforum.com/)、APACでは「Women Emerging Leaders Program」などの取り組みを通じた支援を行っています。
Creativity for All (すべての人に「つくる力を」)
当社は、あらゆる年齢やバックグラウンド、スキルレベルのクリエイターが、自らを表現するために必要なツール、スキル、プラットフォームにアクセスし、可能性を最大限に引き出し、ユニークで多様な視点を世界に共有できるよう、先導的な支援(https://www.adobe.com/jp/corporate-responsibility/creativity.html)を行っています。
「Sundance Ignite」(https://blog.adobe.com/en/publish/2022/07/26/meet-2022-sundance-ignite-x-adobe-fellows )や「Women to Watch(https://blog.adobe.com/en/publish/2022/06/21/announcing-2022-women-at-sundance-adobe-fellows) x Adobe Fellowships」では、ツールやメンターシップ、リソースへのアクセスを通じた専門的な能力開発の機会を提供し、映画やメディアの世界で大胆で斬新なストーリーテリングを実現できるよう支えることで、これまで世に埋もれていた次世代の映画制作者の新しい声や才能に光が当たるよう支援しています。
Adobe Foundationとともに、米国精神障害者家族連合会(NAMI)(https://www.nami.org/Home)、ジェド基金(JED)(https://jedfoundation.org/)、United for Global Mental Health(https://unitedgmh.org/)、アメリカ広告協議会(https://www.adcouncil.org/ )と連携し、若者の心のウェルビーイングを推進するプログラムを支援しています。
写真・デザインのオンラインツールであるAdobe Express(https://www.adobe.com/jp/express/)を、幼稚園児から高校生まで、世界全体で4,000万人以上の子どもたちに無料で提供しています。また、テクノロジー業界やクリエイティブ業界でのキャリアを目指す多様な学生や転職者に、500万ドル以上の奨学金を授与しました。
Technology to Transform
何十億もの人々に触れる製品群を誇る、世界で最も革新的なソフトウェア企業の一つとして、当社はテクノロジーそのものの開発と同じくらい、テクノロジーの影響を真剣に受け止めなければなりません。当社では、倫理的で責任あるインクルーシブなテクノロジーの設計に取り組んでいます。アドビのイノベーションは、AI倫理(https://www.adobe.com/jp/about-adobe/aiethics.html )、セキュリティ(https://www.adobe.com/jp/trust/security.html )、プライバシー(https://www.adobe.com/jp/privacy.html )、信頼と安全(https://www.adobe.com/jp/trust.html )、アクセシビリティ(https://www.adobe.com/accessibility.html )、サステナビリティ(https://www.adobe.com/jp/corporate-responsibility/sustainability/product-innovation.html )などの分野で大きな影響を与えています。
アドビが主導するコンテンツ認証イニシアチブ(CAI)(https://contentauthenticity.org/)には、ソフトウェア、ハードウェア、メディア、NGO(非政府組織)、教育機関など、世界各地の1,000を超えるパートナーが加盟しています。偽情報に対抗すると同時に、コンテンツに帰属情報を付加することで、クリエイターが自身の作品のクレジットを受け取れるようにしています。
非営利団体向けAdobe Express(https://www.adobe.com/jp/express/nonprofits)を立ち上げ、世界中の1,000万以上の非営利団体が寄付を募り、より大きなインパクトを生み出せるよう支援しました。ました。
さらに当社は、製品や事業活動を通じて、サステナビリティと気候変動対策(https://www.adobe.com/jp/corporate-responsibility/sustainability.html )にも取り組んでいます。
アドビが無料で提供するSubstance 3D Sustainability Calculator(https://substance3d.adobe.com/sustainability/)とResource Saver Calculator(https://acrobatusers.com/resource-saver-calculator/)は、3Dデザインやプロトタイプ作成用のAdobe Substance 3D(https://www.adobe.com/jp/creativecloud/3d-ar.html)、ビジネスワークフローのデジタル化のためのAcrobat(https://www.adobe.com/jp/acrobat.html)、電子署名ツールのAcrobat Sign(https://www.adobe.com/jp/sign.html)を使用する際の環境負荷の抑制効果を算出します。これによりお客様は、時間や資源、排出量、コストを削減できることに加え、サステナビリティの取り組みに関するデータやベンチマーク結果を得ることもできます(HUGO BOSS(https://business.adobe.com/customer-success-stories/hugo-boss-case-study.html)の事例)。
Science-Based Targets(科学的根拠に基づく排出削減目標)の達成を支え、世界の気温上昇を1.5℃以下に抑えるため、アドビの世界全体の事業活動で100%再生可能エネルギー電力化(https://www.there100.org/re100-members)を実現するという目標年を2035年から2025年に早めました。
2023年3月、サンノゼの本社に新社屋「Adobe Founders Tower(https://blog.adobe.com/jp/publish/2023/03/30/corp-adobe-life-expanding-adobe-presence-commitments)」を開設しました。当ビルは、この規模ではシリコンバレーで初めてとなる、再生可能な太陽エネルギーと風力エネルギーだけで駆動するオール電化の大型ビルです。
さらに当社は、数々の受賞(https://www.adobe.com/corporate-responsibility/awards.html )や評価(https://www.adobe.com/diversity/recognition.html )を誇ります。フォーチュン誌の「働きがいのある会社」ランキング(Fortune 100 Best Companies to Work For)(https://fortune.com/company/adobe-systems/best-companies/ )には23年間ランクインしています。さらに、フォーブス誌の「多様性に優れた米国の最優良企業(Forbes’ list of “America’s Best Employers for Diversity)」(https://www.forbes.com/lists/best-employers-diversity/?sh=55e2dc446468)やブルームバーグの「男女平等指数(Gender-Equality Index)」(https://www.bloomberg.com/company/press/bloomberg-2023-gei/ )にも選定されています。私たちは、パーパスのもとに団結することで、コミュニティや社会全体に最大限のインパクトを与えることができます。アドビがどのように意義あるインパクトを及ぼしているかについては『企業の社会的責任報告書2022』(https://www.adobe.com/content/dam/cc/jp/corporate-responsibility/pdfs/JP_Adobe-CSR-Report-2022.pdf )の全文をぜひご覧ください。
■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、 3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。 Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html )は、写真、デザイン、ビデオ、 web、 UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。 Document Cloud( https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html )では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。 Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。
アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト( https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html )をご覧ください。
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