Craifと北斗病院、「マイシグナル・スキャン」実臨床追跡結果を報告
中・高リスク判定者のフォローアップから複数のがん発見事例を確認
バイオAIスタートアップのCraif株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役 CEO:小野瀨 隆一、以下「Craif」)は、日本総合健診医学会第54回大会にて、社会医療法人北斗 北斗病院 腫瘍医学研究所・次世代医療研究科 馬場 晶悟 研究員らとともに、リアルワールドデータとして『尿中miRNAによる多がん種スクリーニング検査「マイシグナル・スキャン」の実臨床追跡』を一般演題として発表しました。

■ 発表内容のポイント
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北斗病院において約3年間にわたり、マイシグナル・スキャンを受検した72名を対象に追跡調査を実施
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72名のうち24名において、いずれか1部位以上で中リスクまたは高リスクと判定
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中リスクまたは高リスクと判定された24名のうち11名で精密検査が実施され、胃がん2名(うち1名は早期胃がん)、大腸多発ポリープ1名が発見された
■ 発表概要
本発表は、北斗病院の実臨床において「マイシグナル・スキャン」を受検した受検者について、精密検査結果を追跡したリアルワールドデータの集積結果を報告したものです。2022年12月から2025年9月までの約3年間に、72名(74件)に「マイシグナル・スキャン」の受検があり(年齢中央値:67歳)、72名中24名において、いずれか1部位以上で中リスクまたは高リスクと判定されました。
これら中・高リスク判定者のうち、精密検査を希望された11名が追加検査を受診しました。その結果、胃がん中リスクと判定された受検者のうち2名で胃がんが確認され(うち1名は早期胃がん)、また大腸がん中リスクと判定された受検者のうち1名で大腸多発ポリープが確認されました。残りの8名については、精密検査において明らかな異常は認められませんでした。
既存のがん検診で用いられる一般的ながんスクリーニング検査におけるがん発見率は、部位によって0.1~0.4%程度、また陽性的中率は2~6%程度(*1)(がん種や検査手法により異なる)とされています。これら従来法と比較しても、「マイシグナル・スキャン」が非侵襲的かつ簡便な検査として、実臨床におけるがんの早期発見に寄与する可能性が示唆されます。
*1.厚生労働省「がん検診のあり方に関する検討会」報告書「がん検診事業のあり方について(令和5年6月)」
■ 日本総合健診医学会第54回大会について
開催期間:2026年1月23日(金)~1月24日(土)
場所:パシフィコ横浜
公式ホームページ:https://www.shuwa-asc.com/jhep2026/
■ 用語説明
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マイクロRNA: 細胞の中にある非常に小さな分子で、遺伝子の働きを調節する役割を持っています。がん細胞ではマイクロRNAの種類や量が変化するため、病気の早期発見や診断の手がかりとなります。
■「マイシグナル・スキャン」について

「マイシグナル・スキャン」は、尿中のマイクロRNAを抽出しAIで解析することで、すい臓がんを含む10種のがんリスク*を、がんの種類別に、ステージ1から評価する検査です。尿を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。
詳細はWebサイトをご覧ください。
「マイシグナル・スキャン」は医療機器ではありません。解析した情報を統計的に計算することによりリスクを判定するものであり、医療行為としてがんに罹患しているかどうかの「診断」に変わるものではなく、リスクが低いと判定された場合でもがんが無いまたは将来がんにかからないとは限りません。
※ 卵巣がん・乳がんは女性のみ、前立腺がんは男性のみ検査対象となります。
■ Craifについて
Craif(クライフ)はがん早期発見に取り組む2018年創業のバイオAIスタートアップです。尿をはじめとする体液から、DNAやマイクロRNAなど多様なバイオマーカーを高精度に検出する独自の解析技術基盤「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」とAI技術を融合し、がんの超早期発見・早期治療・早期復帰を可能にする革新的な検査を開発しています。バイオテクノロジーとAIの力を社会に広く届けることで、当社のビジョンである「人々が天寿を全うする社会の実現」を推進します。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀨 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、尿がん検査「マイシグナルシリーズ」の提供
本社:東京都新宿区新小川町8-30 THE PORTAL iidabashi B1F
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