新規事業は続けるべきか、撤退すべきか?学生たちが経営者視点で意思決定を体験!《経営管理論》

学校法人栗本学園

柳田浩孝准教授が担当する経営学部の専門教育科目「経営管理論」が開講されました。この科目では、現代社会に欠かせない経営管理について理解を深め、いま企業が直面する課題とその解決方法を理論的に学ぶことを目的としています。今回の授業では、スーツを扱う企業の新規事業をめぐる課題について、学生たちは経営者視点での意思決定を体験しました。議論を通じて、正解のない問いを自ら考える課題解決能力を養いつつ、経営学の理論を学びました。

好調な新規事業に降りかかった難題とは?

今回の授業では、主にスーツを販売する企業の新規事業に関するケースを扱いました。企業が新たに打ち出したサービスは、スーツのサブスクリプション「Suitsbox」。サービスの開始後は申し込みが多数寄せられ、順調な滑り出しとなりました。しかし、主な利用者は当初予定していた若年層ではなく、実店舗も利用している40代。これによってサービスと実店舗で売上を競い合うカニバリゼーションが発生しました。さらに、スーツの原価やクリーニング代にかかる費用とサブスクリプションの利益にも問題が見つかります。学生たちは、自らが経営会議に出席するメンバーになったつもりで、「Suitsbox」を今後継続するか否かを考え、ディスカッションを展開しました。

「Suitsbox」の命運についてディスカッション

学生たちは、まず「Suitsbox」が抱える問題を分析しました。利用者から得られる利益が低い一方で、スーツの原価やクリーニング代などの費用がかかっており、コスト構造に課題がありました。これらを踏まえて経営会議に提示された選択肢は次の3つ。軌道修正しながら継続するか、一時的に事業を停止して戦略を練り直すか、それとも撤退するか。

 事業として難点を抱えているため、「利用者がいる以上は戦略見直しのために一時停止する」、「店舗の利用者と利益を食い合うことによる赤字を避けるために撤退する」など、事業停止の意見が出てきました。それに対し、「事業をたたむことで企業のイメージを損なうリスクや、自社製品の認知度が上がる側面はコストとして見えてこないため、継続した方がいい」という指摘も出るなど、ディスカッションは白熱しました。学生たちは、「正解」のない問いに、さまざまな立場や視点から検討する必要があることを実感しながら議論を深めていました。

課題を次の新規事業に向けて再設計!

最後に、ディスカッションの内容を今後の新規事業の戦略へどのように活用できるかを考えました。

学生たちは、「Suitsbox」が最初にターゲットにしていた20代〜30代の若者の現状を洗い出しました。「20〜30代の人は在宅勤務などの増加でスーツを着る機会がない。企業とコラボし、オーダーメイドのスーツを着てもらう週を作るといったイベントを提案してみてはどうか」、「企業を知ってもらう入り口として「Suitsbox」を利用してもらい、安価にスーツを貸し出すプランも良いのではないか。すでに就活用のスーツを貸し出す事業も存在する。使ってみたら良かった、と感じた顧客を購入に繋げられる」など、事業の課題を解決しながら、次の事業へつなげるアイデアを提案しました。実際の経営現場でも求められる、多角的に考えて課題解決へつなげる力を養いました。

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
愛知県日進市米野木町三ヶ峯4-4
電話番号
0561-73-2111
代表者名
栗本博行
上場
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資本金
-
設立
1935年03月