B2 福岡|一進一退の攻防が続く中、終盤に突き放し#8スミスの復帰戦を勝利で飾る

2025年3月22日(土)に開催した、りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン【ライジングゼファーフクオカ vs.福井ブローウィンズ】は、“福岡 89-80 福井”で福岡の勝利となりました。

【試合結果】

【福岡】89-80【福井】

1Q 20-19

2Q 19-19

3Q 23-23

4Q 27-19

【戦評】

【前半】

プレーオフの初戦で対戦する可能性がある福井を迎えたGAME1。

福岡はインサイドでチームを支える#25バーレルを欠く中、#5ランダルがインサイドプレーでフリースローを獲得して先制すると、インジュアリーリストから抹消され復帰した#8スミスもインサイドで得点。

対する福井はスティールから#18藤澤選手がファストブレイクで得点する。#0會田が3Pシュートを決めると福井の#4ケリー選手も3Pシュートを決め、さらに#14木村選手も連続で3Pシュートを決め点の取り合いになる。

第2クォーターに入ると福井の#30エリス選手が3Pシュートやポストプレーで得点を重ね、福岡はリードを奪われる時間帯もあったが、#33加藤のアシストから#50ブラウンのゴール下でのバスケットカウント、さらに加藤のスティールからランダルがドライブを決めて福岡がペースを戻し、拮抗した展開が続く。#13中田の3Pシュートもあり逆転に成功し39-38と1点差で前半を折り返した。

【後半】

後半、この日3本目となる福井の木村選手の3Pシュートで始まると、會田も3Pシュートで応戦する。さらに福岡は#7西川が本日1本目の3Pシュートを決めると、スミスもインサイドで連続得点し畳み掛けるが、福井は木村選手が第3クォーター終了間際にも3Pシュート成功させ一進一退の攻防が続く。

最終クォーターに入ると福井の#12西野選手が技ありのターンアラウンドシュートで得点するが、福岡は簡単に流れを渡さない。スミスが激しく体をぶつけてディフェンスを押し込み、流れを呼び込むバスケットカウントを決める。會田、谷口も3Pシュートを成功させ福井を突き放しにかかるが、福井もオフェンスの起点であるエリス選手と木村選手の得点で応戦。

オフィシャルタイムアウト明け、福岡は後半にギアをあげた西川がトップの位置から3Pシュートを決め、さらに体勢が崩れた中でもミドルジャンパーを成功させると、ランダルも1on1から試合の決定打となるジャンパーを決めた。ランダルは23得点9リバウンドとチームを牽引しこの日MVPに輝き、スミスは怪我からの復帰戦ながら23得点11リバウンドのダブルダブルを記録し個の力を見せた。

15回のリードチェンジを繰り返した熱戦を福岡が制し、連敗をストップ。勢いを取り戻し、明日のGAME2へと繋げた。

【コメント】

■浜口炎HC■

■今日の試合を振り返って

第3クォーターまでは、なかなか福井さんの3Pシュートを止めることができず苦しみました。その中で選手たちはよく我慢し、勝負どころでは逆に、しっかり押さえて、にし(西川選手)やぐっち(谷口選手)が、ジョシュ(スミス選手)のインサイドアウトからの攻撃で3Pシュートを入れることができたので、チームとしては非常に良い勝ち方のゲームだったのではないかと思います。

■相手のフリースローを9本に抑えた要因は?

基本的にジョシュやJB(バーレル選手)がいる時は、どうしてもアウトサイドから得点を狙ってくるチームが多くて、3Pシュートをたくさん入れられて負けてしまうことが多いと感じています。

2点2点の勝負だと、どうしてもうちの方がパーセンテージを持っているジョシュやJBやスクー(ランダル選手)も含めて、インサイドにアタックができるプレーヤーが多いので、

同じシュートの本数だったら勝ちゲームが転がってくる可能性がありますが、3Pシュートを多投することで、インサイドに分がないチームはアウトサイドからの得点を狙ってくるので、このような数字になったのではないかと思います。

■スミス選手の復帰戦について

前半はなかなかゴール下も決めきれずに第3クォーターまで彼らしいところがなかったのですが、勝負どころの最後は、自分で積極的に体を当てながらゴール下のイージーショットに持ち込んでいました。オーバーヘルプで2人が寄ってきたら外に自然にさばいてアウトサイドシュートのアシストもしていたりと、第4クォーターの後半は非常に良く、復帰初戦で彼らしいプレーも少し出たんじゃないかなと思います。

■中村太地選手■

■今日の試合を振り返って

今日はジョシュ(スミス選手)の復帰戦ですが、まだJB(バーレル選手)がいない中で、前半はなかなかかみ合わない時間帯も多く、相手の3Pシュートも非常に入っていたので、

後半は、どれだけ自分たちが我慢してやっていけるか、という中で臨みました。

後半最後の第4クォーターの勝負どころで、僕たちの強みであるインサイドアタックをして相手にタフショットを打たせて守り切ることができたので、プレーオフではこういった僅差のクロスゲームで、どっちに転ぶかわからないゲームを一つ勝てたことは、チームとして自信になると思います。

これからプレーオフに向けて、あと10試合の中でどれだけ自分たちを仕上げることができるか、明日も表現できるように、もう一度準備したいと思います。

■プレーオフを見据えた戦い方を意識しましたか?

福井さんが相手で意識することはありましたけど、それよりも目の前の試合で自分たちがどれだけ成長してプレーオフに入っていけるか、という中で、B1昇格を果たすためには、勝って超えていかなければならない壁の一つでもあるので、受身ではなく常にチャレンジャーの姿勢でやっていきたいなと思います。

■後輩の皆さんも応援に来ていました

夏にクリニックで行ったりしている関係ですが、こういった場所で、お客さんに見られて、演出があってという環境でプレーしているところを見てもらうことができました。僕自身がこういった機会があまりなかったので、田舎の山口の子供たちにいい体験、経験をしてもらうことで、将来もっと成長できるように、そしていろんなところで感謝できるように、と思っています。

今回の企画は、親御さんだったり、ライジングの企画だったりとか、僕のエージェントの会社であったり、いろんな人が裏で動いてくれたおかげで、この機会を設けることができたので、いろんな人に感謝するということも、伝えたかったことの一つです。自分自身も、地元から応援される選手になるのを目指しているので、双方にとってすごくいい機会になったと思います。

■ジョシュア・スミス選手■

■復帰初戦はどうだったか

自分の評価としては、まあまあだったが、シュートミスが多かったし、フリースローもミスしたりしていたので反省点はあります。ただ、勝ったというのは大きかったと思っています。試合に5週間出られなかったが、その間もチームが頑張ってくれていたので、今日貢献できたことは嬉しく思います。

■チーム、選手との連携面はどうだったか

シーズン終盤になっているが、選手全員がいい状態で揃うというのはあまりありません。チームで誰かが欠けている中で、今回は自分に合わせてもらうのではなく、自分から合わせにいこうというスタンスでいました。試合に出ていない間もサイドラインから見ていて改善策が見えていたところもありました。コートに立ったらまずはアグレッシブにプレーして、アタックして他のチームメートのオープンのショットを見つけるということをまずは意識してプレーしました。

【ハイライト】

【バスケットLIVEで見逃し配信を見る】

https://basketball.mb.softbank.jp/lives/503781?utm_source=club&utm_medium=RF&utm_campaign=club_RF_010

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会社概要

URL
https://r-zephyr.com/
業種
サービス業
本社所在地
福岡県福岡市博多区比恵町16-26
電話番号
-
代表者名
古川宏一郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2007年05月