【磐田市×AlphaDrive】「AXアーキテクト育成プログラム」を実施。市長を含む14名が2日間で全員、自社業務の成果物を形に。9月から市内1社への3か月伴走支援へ

〜「磐田市AXビジョン2030」×『地域AX』連携協定の第一弾。AXアーキテクトを地域の中で育て、地域に残す育成手法を検証しました〜

AlphaDrive

株式会社アルファドライブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO/CAXO 麻生要一、以下「AlphaDrive」)の地域共創事業「AlphaDrive REGION」は、静岡県磐田市(市長:草地博昭)とともに、「AXアーキテクト育成プログラム」を2026年8月25日(火)・26日(水)の2日間、磐田商工会議所で実施しました。

市内企業と磐田市職員あわせて14名が参加し、草地博昭市長も2日間を通して参加者としてプログラムに加わっています。

終了時点で、参加者全員が自社・自庁の業務を対象にした成果物を一つ形にしました。本プログラムは、令和8年7月8日に締結した「地域AXの推進及びAXアーキテクト育成に関する連携協定」の第一弾です。9月から11月にかけて参加企業のうち1社への3か月の伴走支援に入り、12月に磐田市役所で報告会を開きます。

▶ 実施レポート(AlphaDrive REGION):https://region.alphadrive.co.jp/news/iwata-ax

▶ 磐田市AXビジョン2030:https://www.city.iwata.shizuoka.jp/shiseijouhou/1006207/1016463.html

▶ 地域AXサービスページ:https://region.alphadrive.co.jp/chiiki-ax

実施概要

プログラム名

AXアーキテクト育成 実証プログラム

日程

2026年8月25日(火)・26日(水) 2日間

会場

磐田商工会議所(静岡県磐田市)

主催

磐田市/株式会社アルファドライブ

参加者

14名。精密板金メーカー、建設会社、プロラグビークラブ、ばね製造会社、商工団体、磐田市職員6名

講師

麻生要一(代表取締役社長 兼 CEO 兼 CAXO)/安部和晃(アクセラレーション事業部 PROTOTYPE STUDIO スタジオ長)/宇都宮竜司(グループ執行役員)

操作を覚える研修ではない ── AXアーキテクトを、地域の中から 

本プログラムが増やそうとしているのは、AIの操作に詳しい人ではありません。AIで事業や組織そのものを変えられる人材──AXアーキテクトです。

前提として、業務を3つの領域に分けます。AIでゲームチェンジを起こせるAX Area、AIでも起こせないHuman Area、デジタルで効率が上がりAXの前に片づけるDX Area。調査・分析、提案書や見積などの文書作成、図面や写真の処理、デザイン制作はAX Area。顧客との関係構築、経営会議での合意形成、利害調整はHuman Areaに置きました。

Human Areaは、価値がないから人に残るのではありません。現場でしか手に入らない超一次情報(Field Intelligence)と、異分野から持ち込む情報(Crazy Intelligence)。この2つを合わせてPrimal Intelligenceと呼びます。これはHuman Areaにしかなく、AX Areaに注入してはじめてAIの出力が自社のものになります。そのため2日間の時間の多くは、講師が教える時間ではなく、各社が自分で決めて自分で動かす時間に割かれています。

1.5倍は改善、100倍は非連続 ── テーマを一つに絞る

初日の午後、各社は自社の業務を棚卸しし、「100倍のテーマ」を一つに絞りました。1.5倍では人が少し楽になるだけで、今のやり方はそのまま続きます。100倍になると今のやり方が成立しなくなり、変えざるを得なくなる。見積が3日から30分になれば、営業のかけ方も、受ける案件の種類も変わります。前者を改善、後者を非連続と呼び分けました。

型は3つ置いています。かける時間が1/100になる時間圧縮型、出てくるものの中身が変わる質的拡張型、時間が1/10かつ成果が10倍の質量同時改善型。

テーマ選びのルールは2つ。効率化でも収益進化でも問わず、ゲートは100倍かどうかの一本だけ。そして現実的な改善より、届きそうなほうを選ぶ。判定は人がやります。AIは各社の事情を知らないため、手が止まったときの相談相手にはなっても、出てきた答えをそのまま候補にはしません。

結果 ── 全員が違うアプローチで、形のあるものを持ち帰った

2日目午後の共有会に並んだのは、コーポレートサイト、業務アプリ、報告資料、交付金申請の支援システム。14名全員が違うアプローチで、それぞれ形のあるものを持って戻ってきました。

参加者からは「今までなんとなく触っていて、一方的な壁打ちに使っていた」AI活用が「ホームページ作成やアプリ、報告資料までつくれてしまう」という驚き、「できないと思っていたこと(デザイン等)がこうも簡単に出来るのか」という声が上がっています。

草地博昭市長も、講義を聞き、ワークに手を動かし、自身でAIを操作してアプリケーションを一つ作り上げました。共有会で発表したのは「災害対策本部シナリオシステム」。首長は災害が起きたとき、自分がどこにいようと対応しなければならない──その前提に立った、首長のための災害対応シミュレーターです。

首長がAI活用の方針を掲げる自治体は増えましたが、方針を語る側が同じ課題を同じ時間だけ手で試した例は多くありません。地域の企業と行政が同じ場で、同じ物差しで手を動かした。この構図そのものが、今回の実証の成果のひとつです。

事後アンケート ── 全員が、翌日以降にやることを業務名で挙げた

終了後のアンケート(回答14名)では、全日程に参加した13名の総合満足度が5点満点で4.92でした。

数値以上に目を引いたのは、14名全員が翌日以降にやることを具体的な業務名で挙げていたことです。交付金申請支援システムの開発、コーポレートサイトの刷新、相談カルテの効率化、社外に払っているサービスの内製化。

要望も出ました。実践量をもっと増やしたい。他社の活用事例を見たい。テーマを絞って深く掘りたい。いずれも「足りなかった」ではなく「続きをやりたい」という形をしています。国や自治体への期待としては、活用指針や仕様書の整備、セキュリティの説明、そして「AX大学のような継続教育の場」を求める声が最も多く挙がりました。

今後の展開

今回はあくまで実証です。ここで出た成果と振り返りをもとに、プログラムの中身を作り直しながら、次の地域へ渡していきます。2日間の骨組み──領域を分ける、100倍を物差しにする、テーマを1件に落とす、2周まわす、3点セットで発表する──は、業種にも自治体の規模にも依存しません。

  • 2026年9月〜11月:参加企業1社への伴走支援(隔週・約3か月)

  • 2026年12月11日:報告会(磐田市役所)

  • 2026年12月以降:実証結果の総括と、他地域への展開

AlphaDrive REGIONでは、同様の実証プログラムの実施に関心のある自治体からのご相談を受け付けています。

関連リンク

AlphaDrive REGION について

AlphaDrive REGION は、AlphaDriveの地域創生・地域経済政策領域で、自治体・首長・議員・地域企業と連携しながら、企業誘致・産業振興・地域人材育成に取り組んでいます。コンサルティングに留まらず、自ら地域で事業を営む実装主体として、30都道府県で活動してきました。シンクタンク機能を担う「アルファドライブ地域経済研究所」を通じて地域経済施策の研究と政策提言を行い、AI時代の地域経済政策を「地域AX」と再定義しています。地域におけるAXアーキテクトの育成にも取り組み、地方創生2.0時代の地域経済の野心を後押しします。

詳細:https://region.alphadrive.co.jp/

■ 本プレスリリースに関するお問い合わせ

株式会社アルファドライブ 広報担当
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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区永田町2-17-3 来栖ビル1F
電話番号
-
代表者名
麻生要一
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年02月