J-クレジット制度において、総合デベロッパー初の認証・登録「森林経営活動に基づくCO2排出削減プロジェクト」
創出したクレジットによるカーボン・オフセットで、脱炭素型の開発・運営を推進
東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田正志、以下「東急不動産」)及び、東急リゾーツ&ステイ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:粟辻󠄀 稔泰、以下「東急リゾーツ&ステイ」)は、東急不動産ホールディングスグループの環境ビジョンに基づき、脱炭素社会・循環型社会の実現と、環境に寄与するライフスタイル創造に取り組んでいます。この度、企業などが削減したCO2を国がクレジットとして認証する「J-クレジット制度」において、総合デベロッパーとしては初となる森林経営活動に基づく認証を、2022年6月30日付でJ-クレジット制度認証委員会より受けたことを、お知らせいたします。
東急不動産と東急リゾーツ&ステイは、長野県茅野市に所在する『東急リゾートタウン蓼科』において、森林資源を核とした「まもる」「つかう」「つなぐ」の、持続可能な地域循環のサイクルである『もりぐらし®』を推進しています。今回の森林経営活動に基づくクレジットは、その『もりぐらし®』の一環として適切な森林経営活動を実施したことにより創出するもので、J-クレジット制度に基づき認証されたものです。
森林経営活動に基づくクレジットとは、間伐等の適切な森林経営を行い、森林の成長を促すことで、大気中のCO2を吸収する量を増加させ、これを定量的に評価する仕組みです。本取り組みにおいては、年間約50t-CO2の吸収量※1が見込まれており、これがクレジットとして認証されます。
東急不動産は、創出するクレジットを既存の自社施設のカーボン・オフセット※2に使用するとともに、新規開発においても、都心部で展開する環境配慮型の開発手法である「再生建築」などにも活用する予定です。また、今後もカーボン・オフセットによる脱炭素型の開発・運営を推進するとともに、将来的にはクレジット売却による収益化も見据え、自社事業地の内外を問わずCO2吸収クレジットの創出を検討します。
※2 様々な企業努力を尽くしても発生してしまうCO2(=カーボン)を、森林による吸収や省エネ設備への更新により創出された他の場所の削減分で埋め合わせ(=オフセット)する取り組み。
プロジェクト実施者: 東急不動産株式会社、東急リゾーツ&ステイ株式会社
プロジェクト実施場所:東急リゾートタウン蓼科(所在:長野県茅野市北山字鹿山4026-2)
プロジェクト名: 東急リゾートタウン蓼科の森林 CO2吸収プロジェクト
適用方法論: 森林経営活動
想定排出削減量: 年間約50t-CO2
<長野県茅野市における「もりぐらし®」の主な取り組み>
(1) 茅野市鹿山区にて「茅野市鹿山地区もりぐらし推進協議会」の活動を実施
(2)東急リゾートタウン蓼科内に森の魅力を体感する「もりぐらしエリア」を開設
(3) 東急リゾートタウン蓼科内「蓼科東急ゴルフコース 」入浴施設においてチップボイラーを設置
(4) 東急リゾートタウン蓼科内にワーケーション・リモートワーク施設「ワークラボもりぐらし」を設置
東急不動産では、再生建築研究所と業務提携契約を締結しており、現在共に、東京都世田谷区太子堂一丁目にてプロジェクトを推進中です。
東急不動産においては、国内事業会社最速※3となる「RE100」の2022年達成に向けて取り組みます。
※3 RE100 2021AnnualDisclosurereport の巻末リストによる。
<貢献するSDGs>
東急不動産ホールディングス「GROUP VISION 2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス「中期経営計画 2025」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan
森林経営活動に基づくクレジットとは、間伐等の適切な森林経営を行い、森林の成長を促すことで、大気中のCO2を吸収する量を増加させ、これを定量的に評価する仕組みです。本取り組みにおいては、年間約50t-CO2の吸収量※1が見込まれており、これがクレジットとして認証されます。
東急不動産は、創出するクレジットを既存の自社施設のカーボン・オフセット※2に使用するとともに、新規開発においても、都心部で展開する環境配慮型の開発手法である「再生建築」などにも活用する予定です。また、今後もカーボン・オフセットによる脱炭素型の開発・運営を推進するとともに、将来的にはクレジット売却による収益化も見据え、自社事業地の内外を問わずCO2吸収クレジットの創出を検討します。
※1 年間CO2吸収量の確定値は、今後のモニタリング結果により確定。
※2 様々な企業努力を尽くしても発生してしまうCO2(=カーボン)を、森林による吸収や省エネ設備への更新により創出された他の場所の削減分で埋め合わせ(=オフセット)する取り組み。
- 認証・登録されたプロジェクト概要
プロジェクト実施者: 東急不動産株式会社、東急リゾーツ&ステイ株式会社
プロジェクト実施場所:東急リゾートタウン蓼科(所在:長野県茅野市北山字鹿山4026-2)
プロジェクト名: 東急リゾートタウン蓼科の森林 CO2吸収プロジェクト
適用方法論: 森林経営活動
想定排出削減量: 年間約50t-CO2
- 「J-クレジット制度」について
- 「もりぐらし®」について
<長野県茅野市における「もりぐらし®」の主な取り組み>
(1) 茅野市鹿山区にて「茅野市鹿山地区もりぐらし推進協議会」の活動を実施
(2)東急リゾートタウン蓼科内に森の魅力を体感する「もりぐらしエリア」を開設
(3) 東急リゾートタウン蓼科内「蓼科東急ゴルフコース 」入浴施設においてチップボイラーを設置
(4) 東急リゾートタウン蓼科内にワーケーション・リモートワーク施設「ワークラボもりぐらし」を設置
- 「再生建築」について
東急不動産では、再生建築研究所と業務提携契約を締結しており、現在共に、東京都世田谷区太子堂一丁目にてプロジェクトを推進中です。
- 長期ビジョン「GROUP VISION 2030」で目指す、「環境経営」と「DX」の取り組み
東急不動産においては、国内事業会社最速※3となる「RE100」の2022年達成に向けて取り組みます。
※3 RE100 2021AnnualDisclosurereport の巻末リストによる。
<貢献するSDGs>
東急不動産ホールディングス「GROUP VISION 2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス「中期経営計画 2025」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan
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