小売の6割超が現場のデータ活用に課題感、最重視は「リアルタイム把握」53.9%

「可視化×既存システム連携ができている企業ほど成果が出やすい」への肯定は74.0%と高水準

ウイングアーク1st株式会社

 BI×AI共存データアプリ基盤「MotionBoard」を提供するウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中潤)は、小売業(百貨店・GMS・スーパー・専門店・ドラッグストア等)に勤務し、自社のデータ活用(BIツール・データ分析基盤)の導入検討または運用に携わっている責任者・担当者204名を対象に、小売業のデータ活用とBIツールの選定基準に関する実態調査を実施しましたので、お知らせします。 

■調査サマリ

  • 小売事業のデータ活用担当者の53.9%が、選定で最重視する項目に「店舗・売上・在庫データをリアルタイムに把握できること」を挙げ首位 

  • 「現場起点のリアルタイム可視化×既存システム連携ができている企業ほど、成果が出やすい」と肯定する層は7割以上 

  • 小売のデータ活用に課題を感じる層は62.7%、課題の首位は「欠品や売れ筋の変化に気づくのが遅れる」で33.6%

■調査結果

■小売のデータ活用で選定時に最重視される項目、「店舗・売上・在庫データのリアルタイム把握」が53.9%でトップ

「Q1. あなたが、自社の小売事業でデータ活用の成果を高めるうえで、特に重視している項目を教えてください。(上位3つまで回答可)」(n=204)と質問したところ、「店舗・売上・在庫データをリアルタイムに把握できること」が53.9%、「いま使っている基幹・POSなどのシステムとそのまま連携できること」が37.3%、「導入・運用のコストが安いこと」が32.4%という回答となりました。 

■現在の小売データ活用方法、「Excelやスプレッドシートで集計」「POSや基幹システムの標準機能で確認」がともに42.2%で首位 

「Q2. あなたの会社で、現在実施している小売データの活用方法を教えてください。(複数回答)」(n=204)と質問したところ、「Excelやスプレッドシートで集計している」が42.2%、「POSや基幹システムの標準機能で確認している」が42.2%、「BIツールで店舗・売上データを可視化している」が23.5%という回答となりました。 

■「リアルタイム可視化×既存システム連携で現場が運用できる体制」を実現できている層は59.8% 

「Q3. あなたの会社では、店舗・チャネルのデータをリアルタイムに可視化し、いま使っているシステムと連携して、現場が自分たちで運用できる体制を、どの程度実現できていますか。」(n=204)と質問したところ、「十分にできている」が17.6%、「ある程度できている」が42.2%という回答となりました。 

■半数以上が、データ活用による成果に「満足」 

「Q4. あなたは、データ活用による成果(売上や在庫の最適化、現場での意思決定の速さ)に満足していますか。」(n=204)と質問したところ、「非常に満足している」が9.8%、「やや満足している」が44.6%という回答となりました。 

■74.0%が、「既存システム連携×現場起点のリアルタイム可視化ができている企業ほど、成果が出やすい」と肯定 

「Q5. あなたは、いま使っているシステムと連携し、現場起点でデータをリアルタイムに可視化できている小売企業ほど、成果が出やすいと思いますか。」(n=204)と質問したところ、「非常にそう思う」が17.6%、「ややそう思う」が56.4%という回答となりました。 

■成果が出やすいと思う理由、第1位「店舗や本部の現場が自分で判断できるようになる(50.3%)、第2位「打ち手が速くなる」(44.4%) 

「Q6. Q5で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。そう思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=151)と質問したところ、「店舗や本部の現場が自分で判断できるようになるから」が50.3%、「必要なときにすぐ数値を確認でき、打ち手が速くなるから」が44.4%、「既存システムと連携でき、データを集める手間が減るから」が35.8%という回答となりました。

■小売の現場でのデータ活用に課題感を持つ層は、6割超を占める 

「Q7. あなたは、小売の現場でのデータ活用(リアルタイムの可視化、既存システムとの連携、現場での運用)について、現在課題を感じていますか。」(n=204)と質問したところ、「非常に感じている」が12.7%、「やや感じている」が50.0%という回答となりました。 

■データ活用の課題、「欠品や売れ筋の変化に気づくのが遅れる」(33.6%)、「既存システムと連携できていない」(32.8%)が上位 

「Q8. Q7で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した方にお聞きします。具体的にどのような課題を感じていますか。(複数回答)」(n=128)と質問したところ、「欠品や売れ筋の変化に気づくのが遅れる」が33.6%、「いま使っている基幹・POSなどと連携できていない」が32.8%、「店舗・在庫の状況をリアルタイムに把握できていない」が32.0%という回答となりました。 

■「消費動向の変化に即応できていない」や「従業員の知識不足」などの声も 

「Q9. Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q8で回答した以外に、感じている課題があれば、自由にご記入ください。特にない場合は「特になし」とご記入ください。(自由回答)」(n=125)と質問したところ、97件の回答を得ることができました。 

<自由回答・一部抜粋>

・消費動向の変化に即応できていない。 

・従業員の知識不足。 

・従業員の情報と知識の共有で、なかなか共有が出来ていないこと。 

・生活様式の変化が早くあまり対応していない。 

・把握した数字から起こすべき作業が必ずしも統一されておらず、店舗によって差がある。 

今回の調査では、小売事業でデータ活用の成果を高めるうえで、担当者が「店舗・売上・在庫データのリアルタイム把握」と「既存システムとの連携」を選定の中心に据えている実態が明らかになりました。人手不足や店舗・EC横断でのデータ増加が進むなか、現場が自分たちで運用し続けられる仕組みが成果に直結する構造も浮かび上がっています。しかし、リアルタイム可視化と既存システム連携を伴う運用体制を構築できている企業は限られ、現場での運用に課題感を持つ層も相応に存在することが浮き彫りになりました。今後は、現場起点のリアルタイム可視化と既存システム連携を軸に、データ活用ツールを選び直す動きが鍵となるでしょう。 

■調査概要 

  • 調査名称:小売業のデータ活用とBIツールの選定基準に関する実態調査 

  • 調査対象:小売業(百貨店・GMS・スーパー・専門店・ドラッグストア等)に勤務し、自社のデータ活用(BIツール・データ分析基盤)の導入検討または運用に携わっている責任者・担当者204名 

  • 有効回答:小売業(百貨店・GMS・スーパー・専門店・ドラッグストア等)に勤務し、自社のデータ活用(BIツール・データ分析基盤)の導入検討または運用に携わっている責任者・担当者204名 ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 

  • 調査期間:2026年7月9日〜同年7月10日 

  • 調査機関:自社調査 (調査委託先:株式会社IDEATECH) 

  • 調査方法:オンラインアンケート 

  • 企画:ウイングアーク1st株式会社

■累積4,100社以上が導入、小売の「リアルタイム可視化×既存システム連携」を1つの基盤で実現する「MotionBoard」 

本調査では、小売業のデータ活用担当者が選定で最重視する項目として「店舗・売上・在庫データをリアルタイムに把握できること」(53.9%)が首位となり、74.0%が「既存システムと連携し、現場起点でデータをリアルタイムに可視化できている企業ほど成果が出やすい」と肯定しました。当社が提供するBI×AI共存データアプリ基盤「MotionBoard」は、この基準を次の仕組みで満たしています。

  • リアルタイム可視化
    POS・基幹・在庫管理システムをはじめ60種類以上のデータソースと接続し、店舗・売上・在庫データをリアルタイムに可視化します。課題の首位だった「欠品や売れ筋の変化に気づくのが遅れる」(33.6%)に対し、設定した閾値をもとに変化を検知するアラート通知を備え、タブレットやスマートフォンから売場でも状況を確認できます。

  • 既存システム連携
    「いま使っている基幹・POSなどと連携できていない」(32.8%)という課題に対し、既存システムを入れ替えることなくデータを集約します。データマネジメント基盤「Dr.Sum」との併用により、2,000万件の販売データを1秒以内に処理する高速集計にも対応します。

  •  現場起点の運用
    成果が出やすい理由の首位は「店舗や本部の現場が自分で判断できるようになるから」(50.3%)でした。MotionBoardはノーコードの操作性とデータ入力機能に加え、チャット形式でダッシュボードを自動作成できる生成AI機能「AIウィジェット」を備え、IT部門に依存せず現場が自ら運用を継続できます。

■導入事例

  • 株式会社チュチュアンナ様
    分析データの取得スピードを最大60倍に高速化し、各店舗の店長が自店舗の状況を一目で確認できる体制を構築

  • 株式会社買取王国様
    商品管理システムと連携し、「経営」「情報本部」「現場」が一体となったデータ活用を推進

MotionBoardの累積導入社数は4,100社を超え(2026年2月末時点)、当社は「日経コンピュータ 2026 年9月3日号 顧客満足度調査 2026-2027」データ分析・利活用支援ソフト/サービス部門において5年連続1位を獲得しています。

詳しくはこちら:https://www.wingarc.com/product/motionboard/

 

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〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
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会社概要

URL
https://corp.wingarc.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
電話番号
03-5962-7400
代表者名
田中 潤
上場
東証プライム
資本金
2億円
設立
2004年03月