トリドールHDとプレイドの共同開発による丸亀製麺の店舗向け「ハピカンダッシュボード」が2026年度グッドデザイン賞を受賞

内発的動機を促すEX(従業員体験)設計・UI/UX構築からデータ統合・機能開発まで、PLAID ALPHAが一気通貫で支援

プレイド

株式会社トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:粟田 貴也、以下、トリドールHD)と株式会社プレイド(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:倉橋 健太)が共同開発し、トリドールHDが推進する経営思想「心的資本経営」のもと株式会社丸亀製麺の全国約900店舗で運用されている店舗向けダッシュボード「ハピカンダッシュボード」が、このたび2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

「ハピカンダッシュボード」グッドデザイン賞詳細ページ

https://www.g-mark.org/gallery/winners/35511

ハピカンダッシュボード概要

トリドールHDが推進する心的資本経営とは、「従業員の“心”の幸せ」と「お客さまの“心”の感動」を共に重要な資本ととらえ、どちらの“心”も満たし続けることで持続的な事業成長を実現する新たな経営思想です。心的資本経営のもと、従業員の幸福感(ハピネス)とお客さまの感動(カンドウ)が店舗の繁盛につながる実践モデル「ハピカン繁盛サイクル」を支えるために、ハピカンダッシュボードは開発されました。経営理念が現場の行動変容に結びつきにくいという課題に対し、従業員一人ひとりが自身の仕事やお客さまとのつながりを実感できる仕組みとして導入されています。

ハピカンダッシュボードは、従業員の心の満足度を計る「ハピネススコア」、お客さまの食事体験後の感情を計る「感動スコア」、店舗の売上などを計る「繁盛スコア」を一つの画面に集約・可視化します。お客さまから寄せられた声もすぐに確認できるため、自分たちの仕事がお客さまの感動につながっていることを実感でき、一人ひとりの内発的動機を高める機会にもなっています。

今回、ハピカンダッシュボードが評価されたのは、数値管理のための業務ツールではなく、能動的に関わりたいと思える体験として設計した点です。数値やデータを確認する行為そのものを「感情的に意味のある体験」へと転換し、一人ひとりの内発的動機を引き出した点が高く評価され、2026年度グッドデザイン賞の受賞に至りました。運用開始から約10か月、90%以上(※1)が継続的に活用。お客さまから寄せられた声を現場で共有しながら改善活動に活かしたり、店舗の状況を振り返ったりするなど「ハピカン繁盛サイクル」を支える仕組みとして活用されています。

ハピカンダッシュボードはトリドールHDとプレイドが共同開発し、tacto株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:板倉 隼、以下、tacto)がそのビジュアルアイデンティティとUI/UXデザインの設計・制作を担当しました。

※1:2026年9月5日~10月2日の期間「ハピカンダッシュボード」利用者アンケート(丸亀製麺実施、従業員888名対象)

プレイドが担った役割

プレイドは2024年4月より、丸亀製麺における顧客の「感動スコア」のリアルタイム可視化と店舗フィードバックの仕組み構築を支援してきました。ハピカンダッシュボードの開発では、そこで得た現場の理解をもとに、プレイドのプロフェッショナルサービス「PLAID ALPHA」が体験設計・UI/UX構築からデータ連携・機能開発までを一気通貫で担っています。

内発的動機を促すEX設計とUI/UX構築

PLAID ALPHAは、顧客体験の設計で用いてきた方法論を従業員体験に適用し、従業員が日々の業務のなかで自ら開いて使うことを前提にダッシュボードを設計しました。感動スコアとハピネススコアは、tactoが3Dのモチーフとして視覚化しています。

ハピカンダッシュボードには、従業員を称え、支える役割のAIエージェントを搭載されています。AIエージェントは、日々の業務から得られた気づきや次の行動の提案を従業員に届け、従業員が能動的に関わりたいと思えるようになることを目指しています。また、提案をきっかけに店舗内で称賛や会話が生まれ、それが次の行動につながるところまでを体験設計の範囲に含めています。

店舗の従業員の方々からは「全国順位でやる気が出る」「ポップなデザインで心理的負荷なく閲覧できる」「特定の貢献を褒めやすい」といった声が寄せられています。

「ハピカン繁盛サイクル」を支えるデータ統合と技術実装

「ハピネススコア」「感動スコア」「繁盛スコア」は、取得経路も更新頻度も異なるデータです。

PLAID ALPHAは、KARTEシリーズをはじめとするプレイドのプロダクト群を活用して3つのスコアを一つの基盤に集約し、その上にダッシュボードを構築しました。運用開始後も機能を追加しており、2026年3月には従業員一人ひとりの心の状態を可視化する「チームダッシュボード」と顧客属性や来店頻度を理解する「リピートダッシュボード」を、2026年8月には店舗イベントや地域活動に参加したお客さまの声を可視化する「丸亀ファンスコア」を実装しています。

審査委員からのコメント

株式会社丸亀製麺の思想「ハピネス、感動、繁盛」が体現されたダッシュボードである点が高く評価された。パーパスとビジネスを切り分けずに、ひとつにつなぐシステムにした新しい挑戦。従業員の内発的動機づけやハピネスにAIエージェントを使っている点にオリジナリティがある。 UIも、従業員、顧客、ビジネスの3つを可視化し、アクションを提示する、という設計がきちんとされており、また、色々なインターフェースに対応していて完成度が高く、わかりやすく使いやすい。

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、1957年創設の、⽇本で唯⼀の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026 年度は第70 回の節⽬にあたります。

https://www.g-mark.org/

株式会社トリドールホールディングスについて

「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに掲げ、さまざまな業態の飲食チェーンを展開し、味覚だけでなく五感が揺さぶられる、本能が歓ぶほどの感動を探求し続けています。トリドールグループは「心的資本経営」を原動力に、従業員の“心の幸せ”とお客さまの“心の感動”を生み出し、持続的な事業成長を目指しています。今後も「食の感動体験」をどこまでも追求し、世界中で唯一無二の日本発グローバルフードカンパニーを目指して、予測不能な進化を遂げるため、国内のみならず海外での展開を積極的に推進してまいります。

https://www.toridoll.com/

tacto株式会社について

tactoはストーリーのある体験をつくるエクスペリエンスデザインファームです。ブランドやサービスが何のために存在し、人の生活や社会をどう変えるのかを言説化・可視化し、プロジェクトに明確な意志を宿らせる。それを軸に、プロダクトやOMOのUI/UX、アプリやWEBサイトの企画制作、ブランドコミュニケーション開発などをトータルでサポートしています。凝り固まった視点をほどき、あらゆる行きづまりや閉塞感を乗りこえること。それがtactoの存在意義です。日本のデザインを変え、世界における日本のデザインの立ち位置を高めていくことを目指しています。

https://tacto-inc.com/

株式会社プレイドについて

プレイドは「データによって人の価値を最大化する」をミッションに、データを起点に企業価値の最大化を支援する企業です。膨大な顧客行動をリアルタイムに解析するデータ基盤とその文脈(コンテクスト)までを構造化する技術をもとに、データ×AIのプロダクト群と専門人材による伴走を提供しています。企業の顧客中心経営の実現を支えることで、持続的な事業成長とその先にいる生活者一人ひとりへの価値創出に貢献します。

https://plaid.co.jp/

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会社概要

株式会社プレイド

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URL
https://plaid.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 10F
電話番号
-
代表者名
倉橋健太
上場
マザーズ
資本金
26億8947万円
設立
2011年10月