2,700人が回答！7割強が「親に運転免許証を自主返納してほしい」。高齢の親に運転免許証の自主返納をどう促すのか

株式会社インタースペース

2023年9月19日 11時00分

インターネット広告・メディア運営事業の株式会社インタースペース（所在地：東京都新宿区、代表取締役社長：河端伸一郎、証券コード：2122、以下インタースペース）が運営する、日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」（URL: http://mamastar.jp/）。今回は情報発信メディア「ママスタセレクト」において、高齢になった親の「運転免許証の自主返納」についてどう考えるかを問うアンケートを実施しました。

選択肢には「自主返納してほしい」「自主返納してほしくない」「どちらともいえない」「すでに自主返納している」の４つを設定、2,700人を超える回答が寄せられました。

「自主返納してほしい」と回答した人がもっとも多く、全体の73.5％にのぼりました。「事故の加害者になる前に返納してほしい」という理由が大半。“できれば自主返納してほしい”ではなく、“絶対に自主返納してほしい”と強い意志を持つ人も少なくありませんでした。

次いで多かったのは「どちらともいえない」を選んだ20.8％。「バスも電車もなく、自家用車のみがライフライン」「農家で軽トラックが運転できないと出荷もできない。生活がかかっている」と、親の生活を考えると一概に返納をすすめられないと迷う気持ちがあるようでした。

「返納してほしくない」人は1.6％、「すでにしている」と回答した人は4.1％といずれも少数に留まりました。自主返納したきっかけには「70歳を迎えた母が交通事故を起こした」「免許更新の試験の点数が悪かった」などが挙げられ、本人の気持ちよりも外的要因によって決断した人が多い印象です。

7割以上の人が「親に自主返納を勧めたい」と答えた今回のアンケート。公共交通機関の整っていない地域で、どう推進していくのかがひとつの鍵となりそうです。同時に「今の生活を変えたくない」と考える高齢者が自主返納を決断するのは、子どもが思っている以上にハードルが高いのかもしれません。地方在住や都心部在住に関わらず、運転免許証を返納させたい子どもと返納したくない親との間に亀裂が生じない方法を模索していく必要がありそうです。

【アンケート概要】

総回答数：2,725票

調査方法：インターネット

調査月：2023年8月

調査・分析：ママスタセレクト編集部

【連載特集ページ】

https://select.mamastar.jp/878025

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