SSFF & ASIA 短編小説公募プロジェクト 第12回を迎えたブックショートアワード 大賞は浜矢スバル氏著『物語の生まれる場所』が受賞!

大賞作を含む最終ノミネート7作品をブックショート公式サイトで公開

株式会社パシフィックボイス

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)では、2014年に「二次創作」をテーマに短編小説を公募するブックショートアワードのプロジェクトを始動。これまで、さまざまな企業、自治体とコラボレーションした公募企画や、短編小説を原作にしたショートフィルムの製作、さらに出版も手がけるなど、短編小説を軸に様々な取り組みを行ってまいりました。
 そして10周年を迎えた2024年8月からは【短編小説の「公募」「創作」プロジェクト】から、脚本・漫画にも対象を拡げた 【ショートフィルムの原案「公募」「創作」プロジェクト】に進化しました。

 今回、第12回目となる短編小説公募プロジェクト「ブックショートアワード」には、クリエイターをサポートするオンラインプラットフォーム「LIFE LOG BOX」を通じて932作品もの応募があり、本日その中から浜矢 スバル氏による短編小説『物語の生まれる場所』が大賞作品に選出されたことを発表いたします。
※大賞作を含む最終ノミネート作品の全文は、ブックショート公式サイトにて掲載しています。

■大賞作品発表 URL:https://bookshorts.jp/2025winner

<大賞作品選評> 

岩手県遠野市は、日本古来の民間伝承や妖怪譚が伝わる地ー。まさにこの作品のタイトルにある通り「物語の生まれる場所」です。

本作は、不思議で神秘的な出来事を描きながらも、それ自体を強く主張するのではなく、静かに日常の中へ溶け込ませている点に、日本ならではの奥ゆかしさと美意識すら感じます。

また、会話の運び、比喩表現、情景描写に至る非常に丁寧な構築からは、遠野の空気感すら感じ、まるで一本の映画を観終えたかのような豊かな読後感を残しました。

土地に根ざした信仰や記憶を物語の根幹に据えながら、「老い」「祈り」「継承」といった普遍的なテーマを、一人の老婆とその周囲を通して繊細に描き出した点が高く評価されました。

第12回ブックショートアワード 大賞:「物語の生まれる場所」浜矢 スバル

遠野市の老人ホームで、入居者のハナさんが、「神様を持ってきて欲しい」と嘆願する。 ハナさんと近所付き合いのある職員、紬はハナさんの家の祭壇から、神様の木像を持ってくると、木像は施設内で信仰の対象となる。
月夜の夜勤の際、紬は神様の木像とハナさんとの最後の対話を耳にする。

第12回ブックショート アワード 大賞 受賞者プロフィール

▲受賞者:浜矢 スバル

浜矢 スバル

文筆の経歴
平成二九年 北の文学 七四号、優秀賞(岩手日報社)
平成三〇年 北の文学、七六号、入選(岩手日報社)
平成三〇年、翡翠文学賞、最終選考(糸魚川市)
令和元年 さきがけ文学賞、受賞(秋田魁新報社)
令和元年 第17回 ミステリーズ新人賞 最終選考(東京創元社)
令和二年 岩手県馬事文化賞受賞(岩手県競馬組合)
令和二年 第二回ⅱⅴクリエイターアワード 選考委員奨励賞 受賞(カドカワ)
令和二年 第19回 内田康夫ミステリー文学賞 最終選考(東京都北区)
令和三年 小説「ヘビ、ハチ、ムカデは秘宝を隠す」出版(カドカワ)
令和四年 佐々木喜善賞 小説部門 受賞(遠野市)

第12回ブックショート アワード 最終ノミネート作品 *作品名50音順

「子抱き富士」 森水 陽一郎 
不倫相手との妊娠を知った吉沢美佐は、富士山ふもとの、精進湖のキャンプ場におもむき、今生の別れを電話ごしに告 げる。キャンプ場のオーナー、久司との出会いや、対岸の森の中で仙人のような暮らしをする、息子の勇人と関わりを持つ ことで、美佐は自身が選ぼうとした命の選択に、ゆらぎが生じて…。

「11月3日、ラジオゾンデの追跡」 梅田 夏樹 
ラジオゾンデ。それは気象観測のため、毎日上空に放たれる白い気球。 青年・誠二は、父から教わった技術で、毎年亡き母の命日にラジオゾンデを追う習慣があった。回収率は100%。 しかし、今年は違った。彼は、ピッ…ピッ…と鳴るビーコン音を頼りに険しい霧の山へ踏み込んでいく…。

「ナハトムジーク」 志賀 廣弥 
高校時代、瓜は、留学生としてドイツからやってきたリヒャルトと付き合っていた。彼がドイツに帰ったことで交際は自然消滅となり瓜のなかではよい思い出となっていたが、十七年振りに再会する。当時、よく遊んでいた渋谷の街で二人は会う。あ の頃と変わった街で、変わらないものを瓜は思い出す。


「狭間で」 脚本 太郎 
中学生の霧崎宴は、弟の祭が向かいの家の犬を殺してしまったところに直面する。犬の飼い主である姉妹、凛と蘭から糾 弾と暴行を受けるも、宴は必死に祭を庇い続ける。

「母と旅と」 星宮 ななえ 
僕にとって旅行は日常だったけれど、旅行好きの母と過ごした時間は特別だった。大好きな母との旅は刺激的でとても楽 しい。だけど世間はそれを許してはくれない。母は僕たちのもとを去る。悲しいはずなのにどこかほっとしている僕。僕は母を 忘れない。きらきらした思い出のまま心に残していく。

「まばゆい」 下田 悠子 
引きこもりの母と暮らす17歳の亜紀は、母の世話のためずっと学校に行っていない。生活が苦しくなりスーパーでバイトを 始めるが、自分がいかに「普通じゃない」家で育ったかを思い知ることになる。世界と繋がろうともがく亜紀の姿に、母もまた 小さな小さな一歩を踏み出す。

■最終ノミネート作品発表 URL:https://bookshorts.jp/2025final/

【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026 概要】

■開催期間:

5月25日(月)オープニングセレモニー
5月26日(火)~6月9日(火)東京会場
6月10日(水)アワードセレモニー
※オンライン会場は 5月25日(月)~6月30日(火)
(期間により配信プログラムが異なります。)

■上映会場:MoN Takanawa: The Museum of Narratives
                 (Box1000、Tatami、パークテラス)
                 赤坂インターシティコンファレンス、ユーロライブ、
       WITH HARAJUKU HALL、LIFORK HARAJUKUほか

      ※会場により、期間、プログラムが異なります。

■チケット:

【前売り】一般 1,500円 、大学生 /U29 /シニア/ 障がい者割引 1,200円
     小学生・中学生・高校生 1,000円 小学生未満 無料
【当日券】一般 1,800円、大学生 /U29/シニア/ 障がい者割引 1,500円

     小学生・中学生・高校生 1,300円 小学生未満 無料
 【パスポート】一般 7,000円、学生 /シニア/ 障がい者割引 5,500円
【オンライン会場】2,500円(日本国内)/ 15米ドル(日本国外)
         ※オンライン会場のパスポートは5/25から販売開始

一般からのお問い合わせ先:info@shortshorts.org

■オフィシャルサイト: https://www.shortshorts.org/2026

■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社パシフィックボイス

15フォロワー

RSS
URL
http://www.pacvoice.com/index.php
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-12-8 SSUビル4F
電話番号
03-5474-8201
代表者名
別所哲也
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1994年08月