【新刊情報】「地域ねこ」を通じて、命の大切さを考える、実話をもとにした絵童話『ななちゃんは、みんなのねこ』(今西乃子・作/ひろみちいと・絵)発売!
児童書出版社、 株式会社岩崎書店(代表取締役社長 小松崎敬子、本社:東京都文京区)は『ななちゃんは、みんなのねこ』を2025年5月30日に配本しました。

「地域ねこ」って知っていますか? その地域に住んでいる人たちから世話をしてもらい、かわいがられている、飼い主のいない、ねこのことです。
飼い主のいないねこを、かわいがることは、とてもよいことですが、かわいがるだけでなく、最後まで責任をもってお世話をしなければなりません。ごはんやトイレの片付け、病気になったとき、年老いたとき、だれが面倒をみるのか、「地域ねこ」には、様々な問題点もあります。
この物語のみんなのねこ、「ななちゃん」は、「地域ねこ」として、20人ほどの人に公園でお世話をされていましたが……。
「捨て犬・未来&きらら」シリーズの今西乃子がおくる、実話を元にした物語。
命あるものを最後まで慈しむ心を伝えます。
◆内容紹介
公園に住み、近所の人々が世話をする「みんなのねこ」ななちゃん。
年老いたななちゃんは、ある日、公園を出ました。



そして、ある「おじさん」と出会ったのです。
「どうしたの? 飼い主さんはいないの?」
声をかけながら、おじさんが歩き出すと、ねこは後をついてきます。
このまま放っておくことができず、おじさんは、ななちゃんを家に連れて帰ることにしたのですが……。
全ページにイラストが入り、低学年のお子さんもよみやすい絵童話になっています。
命はかがやく!さいごまで。 命あるものを最後まで慈しむ心を伝える、実話を元にした物語。
※巻末には、「地域ねこ」について、問題点やルールなど、わかりやすくまとめたテキストがあります。
「地域ねこ」ってなあに——?
・飼い主さんのいないねこをふやさないために
・ごはんのこと
・トイレのこと
・健康状態
・ねこがおじいちゃん、おばあちゃんになったら
◆書誌情報

書名:ななちゃんは、みんなのねこ
今西乃子・作
ひろみちいと・絵
出版社:株式会社岩崎書店
定価:1,320円(本体1,200円+税)
判型:A5判 96ページ
配本日:2025年5月30日
岩崎書店商品ページ:https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10133603.html
商品紹介動画:https://www.youtube.com/shorts/pohQkz_P6i0?feature=share
◆著者紹介
作者 今西乃子(いまにし・のりこ)
児童書のノンフィクションを手がけるかたわら、愛犬・未来をテーマに小・中学校を中心に「命の授業」を全国で展開。その数、2024年には300箇所を超える。主な著書に『犬たちをおくる日』(金の星社)、『かがやけいのち!みらいちゃん』『命のバトンタッチ』『さようなら、捨て犬・未来』(岩崎書店)など他多数。(一社)日本児童文学者協会会員、(公財)日本動物愛護協会常任理事。
画家 ひろみちいと
1971年、三重県生まれ。
Academy of Art University 大学院イラストレーション科を卒業。在学中にMark English氏やサノカズヒコ氏の講義を受ける。帰国後、イラストレーターの木内達朗氏に師事。一般社団法人東京イラストレーターズ・ソサエティ会員。
コンセプトは、「グッとくる絵」。
※商品の店着状況により店舗ごとに発売開始日が異なります。
販売場所:全国書店、ネット書店 ほか
紀伊國屋書店:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784265840595
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