【VMG HOTELS & UNIQUE VENUES】「ザガットサーベイ」で神戸エリア料理部門で4年連続1位を獲得したグランシェフ石井之悠が主催する「エコールアルチザン」の活動について初公開

次世代の料理人育成に向けて、毎月テーマに沿った料理の立案・制作・プレゼンに対してフィードバック

バリューマネジメント株式会社

2023年10月30日 13時00分

バリューマネジメント株式会社（本社：大阪府大阪市、代表：他力野淳、以下当社とする。）が展開するグループブランド「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」は、グランシェフの石井が「料理人の自己研鑽」を目的とする「エコールアルチザン」を当社内のシェフ向けに実施しています。今回初めてエコールアルチザンの内容を公開いたしました。

エコールアルチザンとは

フランス語で「エコール」は「学校」、「アルチザン」は「職人」を意味する言葉です。毎月1回実施し、毎回テーマが設けられ、参加した料理人は各々でメニューの立案・制作・プレゼンをし、試食後はフィードバックをし合います。日本各地から参加するため食材は地産地消で、その土地の魅力を感じられる内容になっています。過去には、合鴨、サーモン、乳酸発酵、エゾジカなどがテーマとなりました。

このエコールアルチザンを通して、料理をつくるスキルが上がるだけではなく、顧客に届ける（＝プレゼン）スキルの向上も目指しています。

8月30日（水）に当社が運営する神戸迎賓館にて、初めて全国のエコールアルチザンメンバーが集まり、地産地消のオリジナルメニューの提供とサービス・プレゼンを実施した美食会イベントを実施いたしました。当社に在籍するスタッフに日々の活動報告や料理人としての想いをシェアする場となりました。

開催の背景

グランシェフの石井は、料理人は熟練された的確な技術があってこそ、伝統技術の保持も斬新な革新も実現できると考えています。料理人は芸術家ではありません。食べた方にしか分からない感動を作る技術と食材をリスペクトするマインドが必要不可欠であり、スキルよりマインドの重要性を感じていることからエコールアルチザンを主催しております。

当社では今後も「感動する料理」を届けるため、料理人の成長機会の提供に取り組んでまいります。

参加メンバーからの声

NIPPONIA HOTEL 函館キッチンスタッフ

どんなに身近な食材でも、真剣に向き合うことで新たな発見ができます。他のメンバーからのアウトプットにより自分でも気づけなかったことをインプットできます。料理を考えるだけではなく、これからの料理人に必要なプレゼン力も身につくため、参加しています。

全国からくるお客様に、プレゼン力や知識を駆使して北海道の魅力とニッポニアホテルの料理をアピールしていきたいと思っています。

ザ・ヒルサイド神戸キッチンスタッフ

食材に対する理解を重点的に深められる時間を確保するため参加しています。「アウトプットを前提としたインプットの習慣化」により、自身にプレッシャーをかけながら、効果的に料理観が深まっていることを実感しています。

エコールアルチザンを通して料理人としての「説得力」が増し、顧客満足度の向上にもつなげたいと考えています。また、自身がスキルアップすることでキッチンの組織力の向上にも関わっていきたいと考えています。

VMG HOTELS & UNIQUE VENUESについて

「日本の文化を紡ぐ」をビジョンに掲げるバリューマネジメントでは、重要伝統的建造物群保存地区に残る建造物や文化財、城、史跡、名勝といった文化の象徴である歴史的価値の高い数々の文化財を「観る対象」から「利用する対象」へと拓くことで、これまでにない歴史、文化体験を提供しています。

歴史的建築物はすべてがユニークベニューであり、それぞれに歴史とストーリーがあります。人々の想いによって紡がれてきた場所に触れ、記憶に残る非日常を体験することで、心が豊かになる時間を過ごしていただきたい。そうした想いからホテルとユニークべニューのブランド「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」を立ち上げ、「まだ見ぬ時と出会う場所」というコンセプトを掲げて、全国で22の会場運営を手掛けています。

VMG WEDDINGについて

VMG HOTELS & UNIQUE VENUESでは「“時”を結ぶ結婚式」をコンセプトに掲げ、日本全国のそこにしかない特別なユニークベニューを舞台にしたウェディングをプロデュースしています。

結婚式は生涯を通して大切な人たちとの心を結ぶ「時」であるからこそ、悠久の時を刻み続ける特別な建物が、そのかけがえのない瞬間に彩りと重みを添えてくれます。お二人の絆を深めた思い出の会場は、時代を超えて後世に受け継がれる文化財として、また家族の時を紡ぐアニバーサリーレストランとして、その後もお二人の人生に寄り添い続けます。