【在宅医療における「テープ選び」と「かぶれ」に関する実態調査】患者・家族の2人に1人が「種類が多すぎて選べない」選択迷子に 訪問看護師の8割が在宅ケア時に家族が用意したテープでの皮ふトラブル経験あり
皮ふトラブルを防ぐ正しいテープの貼り方・はがし方を紹介
ニチバン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高津敏明)は、9月9日の「救急の日」および「救急医療月間」にあわせて、在宅医療に関わる訪問看護師および在宅医療を受ける患者・家族を対象に、医療用テープ(サージカルテープ)の利用に関する実態調査を実施しました。
在宅患者訪問診療の算定患者数が100万人を超える中、自宅での医療ケアに関する悩みが増加しています。本調査から、患者・家族が適切な医療用テープ選びに迷っている実態や、皮ふトラブルが訪問看護師の負担となっている現状が明らかになりました。
調査サマリー
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在宅ケアのテープ選びで重視するのは「かぶれや痛みの少なさ」。一方、ドラッグストア等では「種類が多すぎて選べない(50.0%)」「病院と同じテープがわからない(38.5%)」と“選択迷子”が発生。
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訪問看護師の80.0%が、家族が用意したテープによる「皮ふトラブル(かぶれ・剥離など)」の処置に負担を感じている。
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病院で使用されている品質のテープが身近なドラッグストアで買えるようになれば、訪問看護師の96.4%が「家族へ推奨しやすくなる」と回答。
テープ購入時、2人に1人が「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
在宅医療を受ける患者・家族104名に医療用テープを選ぶ際に重視するポイントを聞いたところ、「皮ふのかぶれや、剥がす時に痛みが少ないこと」(86.5%)が圧倒的に多い結果となりました。

しかし、実際にドラッグストア等でテープを購入する際に困ったことを聞くと、「価格が高い(58.7%)」に次いで「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」が50.0%、「病院で処置してもらった時と『同じテープ』がどれなのかわからない」が38.5%という回答が上位となりました。多くの方が店頭で判断基準を持てず、最適な製品を選べない状況にあることが伺えます。

家族が用意したテープによる皮ふトラブル。訪問看護師の8割が処置に負担
不適切なテープ選びは、患者の皮ふトラブルに直結します。
在宅医療を行う訪問看護師110名に対し、家族が用意したテープによる皮ふトラブル(かぶれ・はく離など)の処置に負担を感じるか聞いたところ、「頻繁にある(9.1%)」「たまにある(70.9%)」を合わせると、80%が負担を感じていることがわかりました。
適切なテープが選ばれないことで起こるかぶれやかゆみは、在宅療養中の患者にとって大きなストレスとなるだけでなく、本来不要な処置に時間を取られるなど、ケアを提供する看護師の負担も増大します。

「医療現場で使われている×ドラッグストアで買える」ことが患者と看護師、双方の負担を軽減
訪問看護師に「病院で使用されている品質」かつ「近くのドラッグストアで手軽に買える」テープがあれば、家族への推奨しやすさは変化するか質問すると、「非常にしやすくなる(70.9%)」「ややしやすくなる(25.5%)」と、あわせて96.4%が推奨しやすくなると回答しました。病院と同じ品質のテープを身近に購入できることが患者と看護師、双方の負担を減らすことができます。

■調査概要
調査期間:2026年4月15日~4月19日
調査方法:インターネット
調査会社:ディアケア株式会社
調査対象者:在宅医療に関わる訪問看護師110名、在宅医療を受ける患者・家族104名
皮膚科医に聞く、テープによるかぶれ予防法と選び方
在宅ケアで日常的に使うテープによる皮ふトラブルを防ぐ方法について、新百合ヶ丘総合病院 皮膚科部長の秋山真志先生に伺いました。
何度も貼り直すと本人もケアする側もストレスに!
医療用テープは、ガーゼやチューブの固定で使う機会が多く、テープで皮ふがかぶれることもあります。原因は、粘着剤や素材による刺激、剥がすときの皮ふへの障害、汗の刺激や蒸れによる負担などです。もともと肌が弱い人や、同じ場所に繰り返し貼る人は注意が必要です。また、テープがうまく付かないと何度も貼り直す手間が増え、本人もケアする側もストレスになります。
テープを貼る前に
①手指や貼る部位を清潔に洗う:汚れた状態でテープを貼ると、皮ふトラブルが起こりやすくなります。
②濡れていたら水分を拭き取る:濡れているとテープがつきにくくなります。
③乾燥していたら保湿を!:乾燥している皮ふはトラブルが起こりやすいため、保湿後は十分に乾いたことを確認してから貼りましょう。
④テープを貼る部位に赤みや傷はないか確認:炎症がある部位に貼ると、状態が悪化する可能性があります。
テープの貼り方
あらかじめ必要な長さに切ったテープを引っ張らずに、中央からそっと貼ります。テープを引っ張って貼ると、テープの端に元に戻ろうとする力がかかり、赤みや水ぶくれの原因になります。
テープを指の腹で10秒間やさしく押さえてください。粘着剤が皮ふの凹凸になじみ、はがれにくくなります。

テープのはがし方
テープの端を少しめくり、皮ふを指でやさしく押さえながら、体毛の流れにそってゆっくりはがしましょう。
テープだけを引っ張ってはがすと皮ふが一緒に持ち上がり、痛みにつながります。

※テープがはがしにくい場合は、ぬるま湯で濡らしたガーゼなどでテープの端を濡らすか、専用のはがし液を使用してください。
※文房具などのモノに貼るテープは皮ふを傷める原因となります。絶対に皮ふに貼らないでください。
参考:在宅ケアでの医療用テープ使い方ガイドブック~知っておきたい!テープの基礎知識~
https://www.nichiban.co.jp/learn_enjoy/homecare-tape/
秋山真志(あきやま・まさし)先生
新百合ヶ丘総合病院(神奈川県川崎市)皮膚科部長/皮膚疾患研究所所長。
慶應義塾大学医学部卒業。北海道大学を経て、2010年より名古屋大学大学院医学系研究科 皮膚科学分野 教授を15年半務め、2026年3月に退任。
2026年4月より現職。専門は皮膚科一般、遺伝性皮膚疾患、とくに遺伝性角化症。

ドラッグストアで手軽に買える!病院で使われている医療用テープ
ニチバンの「スキナゲート(TM)」は、病院でも使用されている医療用テープです。ムレが少なくかぶれにくいので、お子様や肌の敏感な方にも適しています。
製品特長
①肌にやさしい低刺激設計
皮ふに優しい粘着力とムレにくい構造で角質を保護し、剥がすときの痛みも軽減します。
②柔軟性の高いテープ素材
テープ基材に柔軟性の高いポリオレフィン系フィルム※を採用しています。小さい力でもよく伸びるため、皮ふの小さな動きにも追従します。
※紙おむつの防水材にも使用されている、赤ちゃんの敏感肌でも蒸れにくい素材です。
③高い透湿性
粘着剤、テープ基材とも高い透湿性があるので、ムレを防ぎ、かぶれにくいです。
④安定した固定力
高い透湿性がムレを防ぐことで、テープと皮ふの間に汗が溜まりにくく、長時間貼ってもしっかり付着します。

スキナゲート(TM)製品ページ
https://www.nichiban.co.jp/general/health/wound_care/tape/skinergate/
(TMは商標です)
◆会社概要
社名:ニチバン株式会社
本社所在地:〒102-8811 東京都千代田区麹町5丁目1番地
創業:1918(大正7)年1月
代表取締役社長:高津敏明
HP:https://www.nichiban.co.jp/corp/
~この件に関するお問い合わせは、下記連絡先までお願いいたします。~
【消費者の方からのお問い合わせ】
ニチバン株式会社 お客様相談室Tel:0120-377-218
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