【新国立劇場】Google Arts & Culture にて新国立劇場所蔵の舞台関連資料をオンライン公開！
新国立劇場内展示空間「初台アート・ロフト」でご紹介した舞台衣裳・小道具をはじめ、1997年の開場までの史料や劇場ゆかりの品々をオンラインでお楽しみください！
新国立劇場（東京・渋谷区）はこの度、Google Arts & Culture において、劇場が所有する舞台関係資料のオンライン公開を開始いたしました。
Google Arts & Cultureは、2011年からGoogleが非営利で提供を開始した、2,000を超える世界各地の美術館や博物館等が所蔵する作品や文化遺産を鑑賞できるサービスです。
これまで同プラットフォームには、日本国内から100館を超える文化施設がパートナーとして参画していますが、劇場施設の参加は、新国立劇場が初となります。
新国立劇場は、Google Arts & Cultureを通じて、舞台鑑賞だけではない劇場の楽しみ方、あるいはさらに観劇をお楽しみ頂けるコンテンツをご提供いたします。
- 新国立劇場 × Google Arts & Culture ページ： https://artsandculture.google.com/partner/new-national-theatre-tokyo
１．オペラ・バレエ作品の舞台衣裳&小道具のオンライン展示
オペラ『椿姫』ヴィオレッタ役衣裳
これまでの企画展の中から50点を超える作品を、今度はバーチャル「初台アート・ロフト」としてオンラインでご鑑賞いただけます。
高解像度の画像コンテンツにより、肉眼では見えにくい細かい装飾や素材の質感なども存分にお楽しみ下さい。
２．25年前の新国立劇場開場まで、そして今日までの貴重な劇場史料をストーリーで
開場にあたって天皇皇后両陛下（当時）より下賜されたベートーヴェンの生家の壁石
舞台芸術関係者・愛好家をはじめとした多くの方々の悲願であった、我が国を代表する舞台芸術の殿堂の開場までの道のり、そして劇場史に残るイベントの数々を写真と共にご紹介しております。
３．ストリートビューで新国立劇場をバーチャル散歩！
当劇場は、舞台を鑑賞する「劇場」という文化施設としての機能だけには留まりません。日本の近現代建築を代表する建築物としても高い芸術性を擁しており、歩いているだけで非日常を味わえる空間です。
コロナ禍の昨今、なかなか新国立劇場まで足を運びづらい方もぜひバーチャルで、普段とは違った景色のお散歩をしてみてはいかがでしょうか。
Google Arts & Cultureでの展示作品は順次追加予定です。ふらりと展覧会に訪れるように、あるいは束の間の気分転換に、新国立劇場への”ご来場”をオンラインでお待ちしております。
- Google Arts & Culture について
ウェブサイトやスマートフォンのアプリからアクセスすることで、600万点を超える芸術作品や歴史的資料にアクセスすることが可能です。
Google Arts & Culture Webサイト：https://artsandculture.google.com/
- 初台アート・ロフトについて
どなたでも散策できるオープン・スペースを活用し、舞台衣裳や小道具といった舞台関連の品々を展示公開しております。
2021年12月からは、舞台衣裳展示「生命の木展」を開催中。過去に新国立劇場で上演したオペラ・バレエ公演の中で登場した動物や妖精、精霊たちの舞台衣裳を展示しております。
Google Arts & Cultureでは、現在「初台アート・ロフト」において今まで開催された企画展にて展示された作品の数々をオンラインで公開しております。
詳細はこちらから：https://www.nntt.jac.go.jp/centre/news/detail/210212_019506.html
- 新国立劇場について
新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。
1997年2月竣工
1997年10月新国立劇場開場
建設設計：柳澤孝彦＋TAK建築研究所
公式Webサイト：https://www.nntt.jac.go.jp/
英語サイト：https://www.nntt.jac.go.jp/english/
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