RelicとSales Markerが共同開発、成功確度の高い新規事業アイデアの創出から主力事業化までを支援する「アイディエーションマーカー」の提供を開始
~大手トップ企業が採用する”顧客インテント”ドリブンな事業成長戦略を共同推進~
事業共創カンパニーである株式会社Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 北嶋 貴朗、以下「Relic」)は、国内初(※1)「顧客起点」で営業やマーケティング活動を戦略的に自動化していく新しい成長モデル「インテントセールス」を推進する株式会社Sales Marker(本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:小笠原 羽恭、以下「Sales Marker」)と事業提携し、成功確度の高い新規事業アイデアの創出から主力事業化までを支援する「アイディエーションマーカー」の提供を開始したことをお知らせします。
なお、Relicは2023年7月にSales Markerへの出資を実施し、資本業務提携を締結しています。両社はこれまでの関係性をもとに強固な連携体制を構築し、このたびの新たな共同ソリューションの提供に至りました。
本提携では、Sales Markerが開発・提供する、顧客や市場の”インテント”(意思・関心・行動)を起点にAIが自動で適切なアプローチを行う複数のプロダクトと、Relicが提供する、新規事業開発の成功確率を高めるインキュベーションテックを組み合わせることにより、ニーズ検証済みの成功確度の高い事業アイデアの創出から、事業化・レベニューグロースまでを支援することで、企業の持続可能なビジネス成長を後押ししてまいります。

◾️背景
近年、技術革新や市場環境の変化が加速し、10年前には市場になかったビジネスや技術が次々と生まれる一方で、既存事業の短命化が進んでいます。このような状況下において、企業が競争優位性を維持し、中長期的な成長を遂げるために、事業の柱となる新規ビジネスの種をいかに早く見つけ、検証・育成し、再現性のある形で主力事業へと昇華できるかが最重要テーマになっています。
顧客ニーズの多様化・複雑化や市場変化の不確実性を背景に、過去の成功体験や属人的なアイデアに頼った新規事業開発プロセスは限界を迎えつつあります。また、AIエージェントが急速に普及する中、顧客起点でアイデア選定をしていかなければ、自社の提供価値が確立できず、顧客に選ばれる事業を作ることは難しいのが現状です。
このような環境下、市場のインテント(意思・関心・行動)を精緻に捉え、データに基づき有望な事業機会を見出す力と、それを確度高く事業化するための専門的な知見・手法の両立が、企業にとって不可欠になっています。
そこで、国内初となる「インテントセールス」を推進してきたSales Markerと、新規事業開発支援領域で国内シェアNo.1(※2)の実績を誇る事業共創カンパニーRelicが提携しました。Sales Markerの「インテントAI」による適切な訴求軸でのマルチチャネルアプローチ力と、Relicのタイムマシン型アイデア創出サービス「IDEATION Cloud」の強みを融合し、「顧客起点」のアイデア創出から、検証・育成、事業成長までを一気通貫で支援する新たな共同ソリューション「アイディエーションマーカー」の開発に至りました。
両社は本提携を通じて、特に日本企業の7割を占めるBtoB領域において、企業の持続的成長とイノベーション創出を強力に後押しし、日本経済全体の活性化にも貢献していきます。
◾️提携概要
Relicの事業アイデアを創出することに特化し制作した100万件以上の資金調達済み海外スタートアップデータベースをもとに、企業の戦略や方針に応じた事業・プロダクトのアイデアを創出します。そこへ、Sales Markerの”顧客インテント”を把握できる仕組みを取り入れることで、マーケットの可視化や事業の実現可能性をスコアリングします。
日本国内にまだ存在せず、自社の方針やアセットに合わせた、市場ニーズがあるアイデアのみに厳選して事業プランへと昇華させ、実現可能かつ成功確度の高い事業開発として推進します。
サービスローンチ後は、Sales Markerを活用したインテントセールス実践により、早期の売上創出に繋げていき、事業開発におけるPMF(プロダクト・マーケット・フィット)までのリードタイムを短縮します。合わせて、必要な人材の採用支援や組織構築の支援を行うことで、事業のスケールを目指し伴走してまいります。
2社が提供するプロダクトを活用しながら、新規事業開発経験が豊富なRelicの事業プロデューサーおよび、インテントを起点とした営業・マーケティング活動、採用支援が豊富なSales Markerのコンサルタントが伴走することで、新規事業の早期グロースを後押しします。
新規事業の創出から主力事業化までのプロセスを再現性高く実現することで、企業の全社戦略の推進やビジネス成長に寄与していく考えです。

◾️イベント開催のお知らせ
<概要>
名 称 :【主力事業→新規事業開発のベストプラクティス】成功確度を高める新規事業のアイデアとは?
日 時 :2025年7月29日(火)12:00〜14:00 ※参加者同士の懇親会も予定しております
登壇者 :株式会社Relic 取締役COO 兼 CMO 倉田 丈寛
株式会社Sales Marker 代表取締役CEO 小笠原 羽恭 氏
会 場 :恵比寿ガーデンプレイスタワー
参加費用:無料(事前登録制)
お申込み:https://sales-marker.jp/seminar/250702
<トークテーマ> ※内容は変更になる可能性があります
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成熟企業が直面する「次の柱」づくりの難しさ
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仮説起点から”顧客インテント起点”へのシフト
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再現性ある新規事業創出と主力事業化とは?
<登壇者プロフィール>

倉田 丈寛
株式会社Relic 取締役COO 兼 CMO
リクルートにて幅広い法人営業に従事。その後独立し、マーケティング支援事業やメディア事業等、さまざまな事業を展開し売却。その後、経営コンサルティングファームに参画し、売上1,000億以上の企業を中心にマーケティング/営業戦略の立案から実行支援や、マーケティング専門のコンサルティングファームにて、ECやBtoBマーケティングにおける戦略立案〜実行や、MA・SFAツールの導入までを支援し、成長に大きく貢献。
2018年、株式会社Relicに参画後、全事業の成長・拡大を担うグロース責任者として「4年連続アジア太平洋地域における急成長企業ランキングの選出」等の推進や実績を残しつつ短期間での急成長を実現。

小笠原 羽恭 氏
株式会社Sales Marker 代表取締役CEO
新卒で野村総合研究所に入社後、基幹システムの開発・PM・先端技術R&D・新規事業開発に従事。その後コンサルティングファームへ移り、経営コンサルタントとして、新規事業戦略の立案・営業戦略の立案・AIを活用したDXなどのプロジェクトに携わる。
2021年、グローバル規模での市場動向調査・営業戦略立案・事業戦略立案をデータとAIで効率化・高度化することを目指してCrossBorder株式会社(現:株式会社Sales Marker)を創業。インテントセールスの第一人者。
■「インテントセールス」とは

企業の検索行動からわかるニーズ(インテント)に基づき、顧客起点で営業やマーケティング活動を戦略的に自動化していく新しい成長モデルです。「インテントセールス」を実践することで、持続的な事業成長が可能です。
インテントシグナル(顧客の興味関心)を正確かつタイムリーに捉えることで、インテントを軸にした部門横断型の意思決定や、再現性のある営業プロセス、そしてやりがいや楽しさを感じられる営業体験を実現。さらに、適切なメッセージを、最適なチャネルを通じて、的確な部署・人物に届けることが可能になり、売上向上はもちろん企業全体の持続的な成長を支える仕組みを構築できます。こうした「インテントセールス」を日本で初めて実現したのが、『Sales Marker』です。
▶詳細はこちら:https://sales-marker.jp/intent-sales
■インテントセールスを実現する『Sales Marker』とは
『Sales Marker』は、520万件を超える法人データベースと企業のインテントデータを組み合わせる事によって、今まさに自社のサービスを求めている企業を見つけ出し、キーマンに直接アプローチすることができるマルチAIエージェントです。
ニーズが顕在化している企業を見つけて、マルチチャネルアプローチを行うことで、顧客に感謝される営業活動に変革します。また、SalesforceやHubSpotをはじめとしたSFA/CRM/MAツールとも連携可能で、総合的でシームレスな営業・マーケティングプロセスを実現します。不動産業界、金融業界などの大手企業から急成長スタートアップ企業まで、500社を超える幅広い企業に活用いただき、売上230%UPや成約率200%UPなど高い成果を創出しています。今後は、マルチAIエージェントが営業活動のあらゆる意思決定を支援することによって、誰もが迷わず、確実に成果を出せる世界の実現を目指します。
▶『Sales Marker』サービスページ:https://sales-marker.jp/
■ IDEATION Cloudについて

IDEATION Cloudは、事業アイデアを創出することに特化し制作した100万件以上の資金調達済み海外スタートアップデータベースから、日本市場未導入の革新的な新規事業アイデアを抽出・提供します。有力な海外VCが投資した少なくとも海外では成功の芽が出ている事業アイデアを起点に、Relicの新規事業開発の知見を活用して日本・各社に合わせたアイデアを検討することで、成功率の高いアイデアを効率的に創出します。
IDEATION Cloud サービスサイト:https://relic.co.jp/services/ideation/
■株式会社Sales Markerについて
社名:株式会社Sales Marker
設⽴:2021年7⽉29⽇
代表者:代表取締役 CEO 小笠原 羽恭
所在地:東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー32F
URL:https://sales-marker.jp/corporate/
株式会社Sales Markerは「全ての人と企業が、既存の枠を越えて挑戦できる世界を創る」をパーパスに掲げ、最新のテクノロジーやデータを活用することでビジネスにおける最適で素早い意思決定を可能にするスタートアップ企業です。顧客の「興味関心(インテント)」を捉え、インテントAIが自動で適切なアプローチを行うプロダクトを複数提供しており、営業やマーケティング・新規事業開発、採用領域における課題解決を実現します。

株式会社Relic
会社名:株式会社Relic
代表者:代表取締役CEO 北嶋 貴朗
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
設立:2015年8月
事業内容:インキュベーションテック事業、事業プロデュース/新規事業開発支援事業、オープンイノベーション事業、イノベーター人材育成支援、地方創生・地域イノベーション事業、イノベーション・ワークプレイス事業
コーポレートサイト:https://relic.co.jp
事業内容:https://relic.co.jp/services/
Relicは、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」として、 世界でも類を見ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、 総合的かつ一気通貫で新規事業やイノベーション創出を支援する「事業プロデュース/新規事業開発支援事業」、スタートアップ企業への投資や大企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開しています。
新規事業開発業界において国内シェアNo.1(※2)を誇り、これまで4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績も含め、新規事業やイノベーションの共創や⽀援の分野において唯⼀無⼆の価値と意義、そして業界トップクラスの規模や成⻑を実現しています。
<支援の一例>
共同印刷株式会社様の事例「全社参加型イノベーションを実現!Throttleが切り拓く新規事業コンテストの未来」
https://relic.co.jp/services/throttle/post/case-study/53422/
株式会社NTTドコモ様の事例「技術×デザインで革新 NTTドコモ「MetaMe」が生み出す新たなメタコミュニケーション体験にBizDev伴走」
https://relic.co.jp/dis_cases/case05/
※1:2025年4月1日〜2025年4月30日 自社における「インテントセールス」でのリサーチ結果より
※2:2024年,「新規事業開発におけるブティックコンサルティング市場調査」,株式会社Relic・株式会社デジタルインファクト,https://relic.co.jp/press-release/54696/
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