「Project:Sports X」の一環として睡眠計測デバイス「ブレインスリープコイン」を活用したラグビー選手の睡眠改善サポートを検証開始

東日本電信電話株式会社

浦安D-Rocksを運営する株式会社NTT Sports X (代表取締役社長 下沖正博、本社:東京都千代田区、以下「NTT Sports X」)、東日本電信電話株式会社(代表取締役社長 澁谷直樹、本社:東京都新宿区、以下「NTT東日本」)および株式会社NTT DXパートナー(代表取締役社長 遠藤玉樹、本社:東京都新宿区、以下「NTT DXパートナー」)、株式会社ブレインスリープ(代表取締役社長 道端孝助、本社:東京都千代田区、以下「ブレインスリープ」)は4社共同で、NTT Sports Xが運営し、NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONEのディビジョン2に所属するラグビーチーム「浦安D-Rocks」に所属するラグビー選手を対象として、コイン型の睡眠計測デバイス「ブレインスリープ コイン」を活用した、選手のパフォーマンス向上を目的とした睡眠サポートプロジェクトを2022年11月より本格開始いたします。
2022年11月1日より選手の睡眠計測を開始し、2022-2023リーグが開始する12月までの2か月間に渡ってデータを取得いたします。期間中は取得する睡眠データの分析を継続的に実施し、選手の体調変化とパフォーマンスについて、リアルタイムでの把握を実施します。

検証と並行して、本取り組み期間中においても、選手およびトレーナー等のチーム関係者へ正しい睡眠知識を提供します。そして、さまざまな睡眠の要素の中で選手のコンディションおよびパフォーマンスに与える影響の大きい要因を抽出することよって、効率的にパフォーマンスを向上させる精緻な睡眠改善プログラムを構築してまいります。

1. 取り組みの背景
アスリートは、自身のパフォーマンスを最大限に引き出すため、日々のトレーニングのみならず、栄養面・精神面・身体面のコンディショニングおよび管理を行っていますが、近年では特に休息や疲労回復の重要性が注目されています。睡眠は、休息・疲労回復において非常に重要な役割を果たしており、アスリートのパフォーマンスと睡眠の関係についても徐々に認識されつつあります。

さまざまなスポーツ競技の中でも特にラグビーは、身体的な接触・衝突も多く、日々のトレーニングや競技中の消耗も激しいため、とりわけ効率的な回復の必要性が高い競技と言えます。加えて、トップアスリートはさまざまなストレスにさらされているため、メンタルヘルスもパフォーマンスに大きく影響します。睡眠は身体的な損傷の修復だけでなく、精神面・感情面の回復にも効果があるため、適切な睡眠時間を確保し、睡眠の質を高めることがアスリートのパフォーマンスにとって非常に重要となっています。

本取り組みでは、アスリートの睡眠とパフォーマンスの関係性の解明および睡眠の質の改善によるパフォーマンス向上を目的としています。最先端の睡眠研究を基にしたプロダクトの開発や睡眠に特化した企業への睡眠コンサルティング事業を実施しているブレインスリープの協力の元、基本的な睡眠データの取得をファーストステップとして、2023年度を目処に、選手のパフォーマンス向上のために必要な睡眠改善プログラムの構築をめざします。
また、NTTSportsXでは、チームや取り巻くステークホルダのさまざまな課題をスポーツ×○○で解決する取り組みを【Project:Sports X】と題し、革新的なチャレンジを通じて、会社、社会、地域に多面的な価値を提供することをめざしています。

2. 取り組みの概要
本取り組みでは、浦安D-Rocksに所属するプロラグビー選手の毎日の睡眠状態を把握するために、ブレインスリープが開発した睡眠計測デバイス「ブレインスリープ コイン」と、問診ベースの睡眠の可視化サービスである「睡眠偏差値®for Biz」を活用し、睡眠を定量化・分析することで、睡眠の観点からパフォーマンス向上に向けたサポートを行います。

 1  選手の睡眠状態を、「睡眠偏差値® for Biz」および睡眠計測デバイス「ブレインスリープ コイン」を用い
   て可視化
 2  選手の日々の睡眠データを分析し、体調変化を早期に発見
 3  選手のコンディションに関わる睡眠以外のデータとの統合的な分析を行い、身体的・精神的な不調と睡眠と
   の関係性を検証
 4  選手に正しい睡眠の知識を提供し、選手の睡眠改善行動を促進

本取り組みの事前準備として、選手に「睡眠偏差値® for Biz」を実施いただき、現在の睡眠状態を把握することを試みました。その結果、選手の睡眠に関する偏差値は日本全国偏差より高かったものの、日中の眠気や生産性についての数値が低く、睡眠の問題が選手のパフォーマンスに影響を与えている可能性が示唆されました。本取り組みにおいては、このような評価の項目に特に注目していきたいと考えています。     

3. 目的と役割


4. 今後の展望
今回の取り組みでアスリートのパフォーマンスと睡眠の関係性を明確化し、得られた知見をラグビーのみならず、他のスポーツ競技へも展開する予定です。また、トップアスリートのみではなく、日本のスポーツ産業の更なる躍進に向け、学生やシニアなどのアマチュアアスリート向けに幅広く展開できるよう、睡眠関連メソッドの構築やサービスの提供をめざしてまいります。

左から、D-Rocks 内山,NTT東日本 尾形,ブレインスリープ 中島
 

ブレインスリープ コイン:今回の睡眠測定に利用するデバイスとアプリケーション
 

ブレインスリープ ピロー:ブレインスリープ社が開発した脳を冷やす枕

5. NTT東日本グループのスリープテック事業概要
事業概要:日本の社会課題である「睡眠」に対しICTを活用しながら睡眠改善のためのサービスの開発や企業および自治体の従業員ならびに職員の睡眠改善を実施。睡眠改善を通じた健康増進および生産性向上を実施することによる地域社会の更なる発展を目指してまいります。
スリープテック事業HP:https://business.ntt-east.co.jp/content/sleeptech/
各種サービスページ:https://service.nttdxpn.co.jp/sleeptech-pf
Sleep Network Hub「ZAKONE」:https://zakone.jp/

 


6. 本件に関するお客さまからの問い合わせ先
◆NTT東日本およびNTT DXパートナー スリープテック事業チーム


HP: https://business.ntt-east.co.jp/content/sleeptech/
Mail: ps-healthcare-ml@east.ntt.co.jp

     


 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

東日本電信電話株式会社

51フォロワー

RSS
URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿 3-19-2
電話番号
-
代表者名
澁谷 直樹
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1999年07月