朝日新聞好評連載 神足裕司「コータリンは要介護5」待望の書籍化!
神足裕司「コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日」3月7日(水)発売
朝日新聞出版(本社・東京都中央区、代表取締役・青木康晋)は3月7日(水)、神足裕司著「コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日」を刊行します。2011年9月3日、仕事先の広島から東京に戻る飛行機の中で、コータリンさんは倒れた。くも膜下出血だった。2度にわたる手術の末、奇跡的に一命はとりとめたものの、左半身には麻痺が残った。これまでの暮らしは一変し、リハビリと車椅子の生活が始まった――。朝日新聞Reライフ面の好評連載、待望の書籍化。 https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19826
ボクの頭はどうにかしている。「覚えていない」。それを自覚できたのは数年前のことだ。忘れていることも忘れているので以前はのんきなものだった。「今日はどんなリハビリしたの?」。そう聞かれて首を横に振る。「リハビリなんてしてない」。そういう意思表示だ。「そうなんだ……」。家人はそういって話は終わろうとしている。「あれ?ってことは、もしかしてリハビリしてボクが覚えてないってこと?」。そんな疑問を持ち始めたのだ。(はじめにより)
1カ月、生死をさまよった/記憶のパズル、穴ポツポツ/災害発生、車椅子で避難?
友の力こそ最強のリハビリ/結婚や恋愛、悪くなかったよ/奥さんに、また恋してる
「みんな一緒」違う気がする/本当につらい時、人は笑う/避難を想像、途方にくれる
「必要とされる」が嬉しい /ボクは投票して責任果たす/将来を考え、初の一票を
結婚相手、親が選ぶ時代!?/信用のない入院中のボク/老いも若きも散歩にGO
「また今度」簡単に言ってたな ほか、2016年4月4日から2017年12月25日掲載分を収録
【特別収録】
・現代の肖像 書くことは、生きること(「AERA」2017年8月7日号から)
・平成夫婦善哉 神足裕司・明子夫妻インタビュー(「週刊朝日」2017年7月21日号から)
・鍼灸マッサージ師・機能訓練指導員 牧野高大さんインタビュー
【商品概要】
「コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日」(神足裕司 著)
定価1,512円(税込)/四六判・208ページ
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19826
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