【大阪・岸和田】息を呑む大迫力の「やりまわし」を至近距離で体感！岸和田だんじり祭ビューイングシート（観覧席）発売決定！

株式会社TryHard Japan

2025年6月12日 13時00分

株式会社 TryHard Japan（所在地:大阪市中央区）は、2025年9月12日(金)、13日(土)、14日(日)に大阪府岸和田市にて開催される「岸和田だんじり祭」のビューイングシート（観覧席）を発売いたします。

公式サイト：https://www.tryhardjapanevent.com/kishiwada-danjiri

320年以上の歴史を持ち、日本を代表する伝統的な祭事として名高い岸和田だんじり祭。だんじりが勢いよく角を曲がる豪快な「やりまわし」を大迫力で観覧できる「カンカン場」に、安心・安全にゆっくりと着席して祭を堪能できるビューイングシート（観覧席）を設けます。例年、この瞬間を一目見ようと世界中から40万人もの人々が観覧に訪れます。ここでしか味わえない熱気溢れる臨場感をぜひお楽しみください！

ビューイングシートについて

9月12日(金)から14日(日)までの3日間（試験曳き、宵宮、本宮）、「カンカン場」に面する山側（コープ岸和田店駐車場）と海側（カンカンベイサイドモール）の2会場にて、特設ビューイングシート（観覧席）を設置します。本番前日ならではの緊張感を間近で味わえる「試験曳き」、本番当日にだんじりが各町に繰り出す決定的な瞬間が観られる「曳き出し」、全だんじりが一挙に集結する「パレード」、そして祭りの盛り上がりが増す「午後」の時間帯まで、バリエーション豊かな席種をご用意します！山側には、より近くで観覧可能なS席を新設するほか、今年も一部時間帯をA・B・Cの3つのエリアに分けて販売し、海側にはソファーVIP席を設置します。さらに今年は、ご家族やグループでのご利用にお得な「団体割引チケット」も新たに導入します。毎年大混雑必至の岸和田だんじり祭を、特別観覧席でゆったりとお楽しみください。

※券売開始は6月20日(金)予定です。

●岸和田だんじり祭の歴史

320年以上の歴史と伝統を誇る「岸和田だんじり祭」は、元禄16年（1703年）、時の岸和田藩主岡部長泰公が、京都伏見稲荷を城内三の丸に勧請し、米や麦、豆、あわやひえなどの5つの穀物がたくさん取れるように（五穀豊穣）祈願して行った稲荷祭がその始まりと伝えられています。

●岸和田だんじり祭のみどころ

だんじりは「曳き手」「鳴り物」「大工方」「前梃子」「後梃子」、合わせて500〜1,000人ほどで曳行します。重さ4tにもなる巨大なだんじりをスムーズに動かすために人々が一丸となる姿は、祭りの見どころの一つです。勢いよく走りながら、直角にだんじりの向きを変える豪快な「やりまわし」は最大の見どころと言えるでしょう。彼らは長期間にわたる練習や準備を通じて絆を深め、曳行にあたっての体力を作り、危険な場面を突破する勇気を鍛えます。そして、全員の呼吸が合って初めて「やりまわし」が成功します。地域一致団結の力が岸和田祭りを300年間支えていることが伝わる迫力の場面です。巨大なだんじりの曳行には危険も伴い、痛ましい事故も歴史に刻まれていますが、それでも岸和田市民の熱い思いは変わりません。祭囃子が聞こえれば、祭りに繰り出さずにはいられないのです。だんじり祭りは、岸和田市民にとっての誇りであり、人々の絆であるからです。こうしてだんじり祭りの伝統は、親から子へ、子から孫へと受け継がれています。

●地車（だんじり）について

「岸和田だんじり祭」で使われるだんじりは、「下地車（しもだんじり）」または「岸和田型」と呼ばれます。地車は、高さ約4m、幅約2.5m、長さ約4.5m、重さ約4トンで、部材のほとんどにケヤキが用いられています。それぞれの町が所有し、運用は各町の祭礼団体によって行われます。新調にかかる費用はすべて町民の寄付によるもので、岸和田市民の「だんじり愛」あってこその伝統伝承であることがうかがえます。