英語で考え、議論し、表現する―卒業論文につながるアカデミック・ライティング《ENGLISH WRITING 1》
国際学部英米学科の専門教育科目「ENGLISH WRITING 1」では、15年以上にわたりアカデミック・ライティングを指導してきたアンソニー・タウンリー教授のもと、2年次の学生が英語によるアカデミック・エッセイの書き方を学びます。この科目は、全学共通科目として日本語で履修する「ロジカルライティング」と連携して設計されており、英語によるセミナープログラムに参加する学生が、3年次から英語で卒業論文を執筆するために必要なライティングスキルを身につけることを目的としています。ENGLISH WRITING 1では、アンソニー・タウンリー教授との対話や学生同士の英語によるディスカッションを重視し、学生一人ひとりが主体的に考え、自分の意見を口頭および文章で表現する力を養っています。今回の授業では、卒業論文執筆に向けた研究テーマの設定方法を学び、自ら問いを探究し、その考えを英語で表現する力を培いました。

AIに依存しない、自ら思考を深める、実践的な添削指導
前半では、エッセイの構成について振り返りました。学生たちは、“Last year I talked with many foreign students.”という共通の「Topic sentence(主題文)」を用いたショートエッセイをホワイトボードに書き出しました。その一つひとつの文章について、タウンリー教授がその場で丁寧に添削を行っていきます。教授は、同じテーマであっても個々のアイデアによって多様な文章が生まれること、そしてAIに頼り切ることなく自分の頭で考えることがライティングスキル向上に不可欠であると伝えました。以前はライティングに苦手意識があったという学生からは、「教授の添削のおかげで改善点が明確になり、今では自信を持って英語で文章を書けるようになった」「AIを使わず自分の頭で考える姿勢が身についた」という声も聞かれ、学生同士で互いの語学力の向上を認め合う姿も見られました。


広すぎず、狭すぎない、問いを磨く卒業論文への第一歩
後半では、卒業論文の出発点となるテーマの選び方について学びます。研究や執筆に適した、広すぎず狭すぎない、興味深く、重要な問いをどのように立てるか。その難しさに向き合いながら、学生たちはグループで意見を出し合い、抽象的なテーマを具体的な研究課題へと発展させていきます。ディスカッションの中で、学生から「自分事として捉え、なぜこのテーマだと書きづらいのかを考えてみよう」という主体的な提案が出る場面もありました。また、教授から「他の人が読んでも関心を持つ問いになっているか」という投げかけを受け、学生たちはさらに思考を深めながら、問いの設定に向き合いました。
苦手意識が自信へと変わる、「自分の考えを英語で伝える力」の向上を実感!
受講する学生たちからは、自身の変化を感じる声が多く聞かれました。「当初は英語で文章を書くことに苦手意識があったが、主題文から段階的に書き進める手法を学び、心理的ハードルが低くなった」と、ライティングスキルの向上を実感する声。また、「日本語ではなく英語で学ぶことで、英語で理解し、自分の意見を伝えようとする姿勢が身についた」と、英語による学びの成果を語る声も聞かれました。ネイティブ教員による実践的な指導と、仲間と切磋琢磨しながら学ぶ環境の中で、学生たちは卒業論文だけでなく、留学や国際的な仕事の場でも求められる「自分の考えを英語で伝える力」を着実に身につけています。


名古屋商科大学について
1953年の開学以来、世界標準の経営教育を追求しています。国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得している他、PIM(国際経営協会)の会員校。実践的なビジネススキルを習得できる「経営学部」「経済学部」「商学部」「国際学部」「経営管理課程」の5つの学部・課程を設置し、世界63カ国196校の提携校とともに交換留学や国際ボランティアなどを積極的に実施しており、ビジネススクール(経営大学院)は、QSグローバルMBAランキング2025において国内第1位を獲得しました。「THE(Times Higher Education ranking)」の2025年度日本版において、国際性の分野で東海北陸地区で4年連続第1位、国内では第15位にランクインしています。
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