亘理町・NTTグループ・通信各社等の合同防災実動訓練を実施　～全国初となる通信事業者間の電源救済連携など～

亘理町（町長：山田周伸、以下亘理町）は、東日本電信電話株式会社宮城事業部（執行役員 宮城事業部長：滝澤正宏、以下NTT東日本）及びNTTグループ・通信各社などと合同により、災害時の迅速な対応、地域に寄り添った通信の確保に向けた防災実動訓練を実施いたします。
円滑な通信の確保に向けた更なる復旧技術の向上と自治体、通信各社などとの連携強化を図り、指定公共機関としての迅速かつ適切な災害対策活動を推進してまいります。

1. 実施背景と目的
２０１１年の東日本大震災、２０１９年の台風１９号及び２０２２年の東北豪雨災害などの経験を通じ、被災地域における迅速な通信の確保・設備復旧はもとより、地域・お客さまに寄り添った対応の実現、更なる自治体、通信各社などとの連携強化が不可欠と考え、今回、合同訓練を実施することといたしました。

2. 「NTTグループ各社及び亘理町合同防災実動訓練」実施概要
　　日時：　２０２２年１１月９日（水）１０：００～１２：００（予定）
　　場所：　亘理町役場庁舎前敷地　　（宮城県亘理郡亘理町字悠里1番地）

3．参加団体
　・亘理町
　・NTTグループ（NTT東日本・NTT-ME・NTTアノードエナジー・NTTドコモ東北）
　・携帯事業者各社（KDDI・ソフトバンク・楽天モバイル）
　・東北総合通信局

4．主な訓練内容
　（1） 訓練実施挨拶（NTT東日本 執行役員 宮城事業部長・亘理町長・東北総合通信局長）
　（2） NTT災害対策本部、及び亘理町災害対策本部における情報連携
　（3） 衛星装置、及び無線装置などによる各種通信の確保
   　　  ・固定電話、インターネット、Wi-Fi通信の確保　など
　（4） 亘理町との連携による避難所運営（システムを活用した効率的避難所運営など）
　（5） ドローンを活用した災害復旧（被災映像配信、建物屋内点検、復旧資材通線）
　（6） 東北総合通信局、携帯事業者各社を含めたリエゾン連携と携帯通信の確保
　（7） 宮城県総合防災情報システム（MIDORI）を活用した災害時の情報連携
　（8） 全国で初となる通信事業者間の電源救済連携（移動電源車による相互電源救済連携）

【訓練実施イメージ】