AOSデータ社、データコマースDataMart.jpに国際オープンデータを公開

~Data to AI®仕事術で国際分野の生産性向上~

AOSデータ株式会社

企業データとAIの利活用カンパニー、AOSデータ株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長 吉田 宣也 以下 AOS データ社)は、国際分野の研究者、政策立案者、企業におけるビジネスリーダーが、国際市場の機会を特定し、リスクを管理し、効率的な運営を行うためのデータ駆動型のアプローチが可能とすることに貢献をする重要な国際オープンデータを、AI学習用データコマースプラットフォーム「DataMart.jp」( https://datamart.jp/ )で公開したことをお知らせします。

■国際データの高まり
現代社会において、国際分野のオープンデータの重要性が高まっています。グローバル化の進展、政策の透明性向上、持続可能な開発目標の達成など、多様な課題が複雑に絡み合いながら、データの共有と活用が求められています。こうした背景から、国際分野でのオープンデータがなぜ重要視されるのか、その主要な理由を掘り下げてみましょう。

これらの要因により、国際分野のオープンデータはますます重要な役割を担うようになり、多くの国と国際機関がデータの公開と利用を積極的に進めています。

■国際データとは
国際分野のオープンデータは、グローバルな課題への理解を深め、国際的な協力を促進する上で極めて重要です。経済、健康、教育から文化、政治、法律に至るまで、さまざまな分野のデータが公開されており、政策立案、学術研究、ビジネス戦略の基盤となっています。以下に、国際オープンデータの具体的なカテゴリとデータ項目を示します。

1. 国際貿易データ
- 輸出入の商品やサービスの種類
- 取引国ごとの貿易額
- 貿易バランス(輸出額と輸入額の差)
- 主要輸出入商品の価格変動
- 貿易規制や関税の情報
2. 国際金融データ
- 各国の通貨レート
- 国際投資フロー(直接投資とポートフォリオ投資)
- 世界の株価指数
- 国際金融市場の動向
- 各国の金融政策と金利情報
3. 国際開発データ
- 開発援助の流れ(出所と行先)
- 開発プロジェクトの成果と進行状況
- 受援国の社会経済的インパクト
- 人道的援助の量と分布
- 持続可能な開発目標(SDGs)の達成状況
4. 国際健康データ
- 伝染病の発生と拡散状況
- 世界各国の健康指標(寿命、病死率)
- 国際保健政策と取り組み
- ワクチン接種率と健康プログラムの効果
- 世界保健機関(WHO)の健康報告
5. 国際環境データ
- 各国のCO2排出量と温室効果ガス統計
- 国際的な気候変動対策と合意
- 生物多様性と絶滅危惧種の状況
- 自然災害の頻度と影響
- 環境保護政策とその成果
6. 国際教育データ
- 世界の教育水準とアクセス率
- 国際的な学力試験の結果
- 教育への国際援助の流れ
- 留学生の流れと国際的な教育交流
- 教育技術の普及状況
7. 国際人口データ
- 世界の人口動態(出生率、死亡率、平均寿命)
- 国際移民の流れと統計
- 都市化率と主要都市の成長
- 人口密度と分布
- 各国の民族構成と言語多様性
8. 国際労働データ
- 世界の雇用率と失業率
- 国際労働機関(ILO)の労働基準
- 跨国的な労働市場の動向
- 労働移動の統計
- 労働条件と労働者権利の国際比較
9. 国際エネルギーデータ
- エネルギー生産と消費の国際統計
- 再生可能エネルギーの利用状況
- 各国のエネルギー政策と影響
- エネルギー市場のグローバルなトレンド
- エネルギーセキュリティと供給源
10. 国際治安データ
- 国際犯罪の統計とトレンド
- 対テロ政策とその効果
- 各国の法執行機関のデータ
- 国際的な治安対策の協力
- 犯罪発生率と犯罪種別の分析
11. 国際文化データ
- 各国の文化遺産の数と種類
- 国際文化イベントの開催情報と参加統計
- 世界遺産のリストと保護状況
- 各国の文化政策とその影響
- 文化的交流プログラムとその参加者数
12. 国際科学技術データ
- 国際共同研究プロジェクトの数と成果
- 各国の研究開発支出
- 科学技術に関する国際特許申請数
- 技術移転の国際統計
- 主要国の科学者数と国際的影響力
13. 国際政治データ
- 国際会議とサミットの開催データ
- 各国の外交ミッションの数と位置
- 国際的な政治協定とその履行状況
- 政治的緊張と紛争の統計
- 国際組織の会員国とその活動
14. 国際法律データ
- 国際法と条約の締結状況
- 国際裁判所の判例と裁判統計
- 人権関連の国際法令
- 環境保護のための国際的合意
- 商標や著作権の国際的保護状況
15. 国際社会問題データ
- 難民の流れと受け入れ国統計
- 国際的な貧困と不平等のデータ
- 人権侵害の報告と国際的な対応
- 性別平等の進展状況
- 児童労働と人身取引の統計
16. 国際情報通信データ
- インターネット普及率とアクセス性
- 国際的なデジタルギャップの状況
- サイバーセキュリティインシデントの国際統計
- 国際通信ネットワークのインフラ状況
- デジタルコンテンツの国際流通データ

これらのデータは、各国が自国だけでなく、国際社会全体の動向を把握し、対応策を検討するための重要な情報源となっています。また、グローバルな課題に対する協力や、政策の効果を評価するためにも利用されています。

■国際データの特性
国際分野のオープンデータは、世界中の重要な課題に対する理解と対策を深めるための基盤として機能しています。グローバルなデータは、その特性により、さまざまな利用者にとって価値があり、多岐にわたる影響を持つ情報源です。国際分野のオープンデータにはいくつかの特徴があります。データがどのように収集、整理、共有されるかに影響を与え、研究者、政策立案者、ビジネスリーダーなどがどのようにこれらのデータを活用するかを説明します。

これらの特性により、国際分野のオープンデータは、グローバルな視点での研究や政策の形成、戦略的な意思決定の強力なツールとなっています。

■ユーザーは国際データの品質をどのように評価できるか?
国際分野で利用可能なオープンデータの品質を正確に評価することは、データに基づく意思決定プロセスにおいて非常に重要です。以下の手順では、データの品質を評価し、そのデータの信頼性が高く、関連性があり、具体的な課題に適切に対応できるかを確認する方法を紹介します。これにより、データを最大限に活用し、効果的な結果を導くための基盤が築かれます。

国際分野のオープンデータの品質を評価するためには、以下の三つの手順に従うことが効果的です。これらの手順は、データの正確性、信頼性、および適用性を確保するために重要です。

1. データセットのサンプリング
国際分野のデータセットの品質を評価する最初のステップは、データをサンプリングしてその代表性を検証することです。具体的には、ランダムまたは戦略的に選ばれたデータのサブセットを抽出し、それを詳細に分析してデータセット全体の正確さと完全性をチェックします。このプロセスは、データが集められた背景や条件を理解するのにも役立ちます。
2. データ収集方法の確認
データセットの信頼性を評価するためには、その収集方法を検証することが不可欠です。データがどのようにして集められたのか、どのようなツールや手法が使用されたのか、そしてそれが科学的な基準や業界のベストプラクティスに沿っているかどうかを調査します。データソース、収集時期、参加者の選択基準なども重要なチェックポイントです。
3. データの属性の評価
最後に、データの属性を評価し、それが研究課題や政策決定、ビジネス戦略に関連していることを確認します。データの具体的な属性—例えば、経済指標、人口統計、健康状態など—を検討し、それらが利用目的に対して意味を成し、有用であるかどうかを判断します。データの時系列性、完整性、一貫性もこの段階で評価します。

これらのステップを通じて、国際分野のオープンデータの品質を系統的に評価し、特定のニーズや目的に適しているかどうかを判断することができます。データの品質評価は、データを活用するすべての段階において重要な役割を果たします。

AI学習用データコマースプラットフォーム「DataMart.jp」とData to AI仕事術
国際分野でのオープンデータの活用は、組織のグローバルな戦略を形成し、実行する上で欠かせないツールとなっています。市場の機会を特定し、リスクを管理し、効率的な運営を行うためのデータ駆動型のアプローチが可能になります。以下に、国際分野のオープンデータを用いた具体的な仕事術を紹介します。各項目では、どのようなデータが使用され、それがどのように役立つかを詳しく説明し、データの活用がどれほど効果的であるかを示しています。

1. グローバル市場進出戦略
- 使用データ: GDP成長率、消費者支出、インターネット普及率、法規制環境、言語分布
- 効果: 新興市場のポテンシャル評価と戦略的な市場進出計画の策定
2. 国際マーケティングキャンペーン
- 使用データ: ソーシャルメディア利用統計、人口構造、文化嗜好、地域別消費傾向、デジタルアクセス
- 効果: ターゲット市場の消費者行動に基づいたカスタマイズされたマーケティング戦略の展開
3. 輸出入ビジネスの最適化
- 使用データ: 貿易関税情報、物流コスト、国際貿易協定、市場アクセス制限、為替レート
- 効果: 輸出入プロセスのコスト削減と効率化
4. 国際投資分析
- 使用データ: 政治的安定性、経済成長率、外国直接投資フロー、金融市場のパフォーマンス、労働市場の動向
- 効果: 投資リスクの評価と高リターンの機会の特定
5. 人材獲得戦略
- 使用データ: 労働力質、教育水準、技術習得率、言語能力、移民政策
- 効果: グローバルな才能の確保と最適な人材配置
6. サプライチェーンリスク管理
- 使用データ: 自然災害リスク、政治的リスク、供給元の信頼性、貿易障壁、国際物流データ
- 効果: サプライチェーンの安定性強化とコスト削減
7. 国際法規遵守
- 使用データ: 国際法規制、貿易規約、環境基準、労働法、知的財産権
- 効果: 法的リスクの軽減と国際事業の法規遵守
8. 環境サステナビリティ分析
- 使用データ: CO2排出量、エネルギー使用量、再生可能エネルギー利用率、水資源使用、廃棄物管理
- 効果: 環境影響評価と持続可能な事業戦略の開発。
9. 国際プロジェクト評価
- 使用データ: プロジェクト成果、市場応答、文化的適応性、技術移転成功率、ローカルパートナーシップ
- 効果: 国際プロジェクトのROI向上と戦略的改善提案
10. 国際健康情報管理
- 使用データ: 疾病発生率、医療資源配布、ヘルスケアポリシー、人口健康指標、医療技術進歩
- 効果: 国際保健プログラムの効率向上と健康リスク管理
11. 文化適応性分析
- 使用データ: 言語使用状況、宗教慣習、社会規範、教育習慣、消費者行動
- 効果: 文化的障壁の克服とローカル市場での製品適応
12. 国際教育プログラム開発
- 使用データ: 教育水準、学生流動性、国際協力プログラム、教育技術の採用、学習成果
- 効果: 教育質の向上と国際的な学生交流の促進
13. 国際販売戦略
- 使用データ: 製品需要、競合分析、価格感受性、マーケットトレンド、消費者ロイヤルティ
- 効果: 売上の最大化と市場シェアの拡大
14. 国際危機管理
- 使用データ: 政治的緊張データ、経済危機指標、社会不安情報、自然災害発生統計、緊急対応能力
- 効果: 危機発生時の迅速な対応とリスク最小化

■データの共有・活用から、資産として売買されるDXの推進へ
AOSデータは、『Data to AI® 』というキャッチフレーズを掲げ、AI・DX時代のAI&データドリブン経営のためのデータワンストップサービスを展開しています。具体的には、紙などのアナログ情報をデジタル化するプラットフォーム「aipapyrus.com」、企業内のデータを安全に共有・集積するプラットフォーム「aosidx.jp」、損失したデータを復旧するデータリカバリーセンター「data119.jp」、データを活用するためのAIデータ加工センター(データアノテーションサービス) 「aidata.jp」など、データのライフサイクル全体を一気通貫で管理するための各種ソリューションを、ワンストップで運営および提供しています。

「DataMart.jp」は、データ化、データ共有と保存、データ活用のデータライフサイクルの次に位置付けられる、企業間のデータ売買マーケットプレイスであり、企業データが資産として売買されるDXを推進いたします。

■AI学習用データコマース「DataMart.jp」を支える各賞受賞実績の技術
「DataMart.jp」は、経済産業大臣賞に輝くAOSグループのリーガルテックの技術、ITreview Grid Awardの3部門で連続受賞、2020年11月ITreview Customer Voice Leaders受賞の「AOSBOX」のクラウドバックアップ技術、BCN AWARD システムメンテナンスソフト部門最優秀賞を15年連続受賞したデータ管理技術、経済産業大臣賞を受賞したグループ企業のリーガルテック社のVDR技術を融合し、安全なデータのやりとりと共有および保管システムを基盤とするインテリジェントなDXソリューション「AOS IDX」を支えるソリューションとして開発されました。

■AI学習用データコマース「DataMart.jp」概要 ( https://datamart.jp/ )

・目的:

ビッグデータ、オープンデータ、マイデータを蓄積しAI学習用データの加工を支援。AI学習用データの収集の効率を上げAIシステムの構築に専念できるよう、各企業のAIシステム開発の生産性向上をサポートします。
・対象データ:

位置データ、財務データ、eコマースデータ、会社データ、企業統計データ、技術データ、シンセテイックデータなどオープンデータ(法人のビッグデータ、個人のマイデータを購入、販売、取引が可能)
・DataMart.jpのメリット:
(1)データ販売者自社で蓄積したデータをマネタイズし、更新データ提供などを通して継続的なロイヤリティの獲得
(2)データ利用者必要なデータを手間をかけずに入手でき、購入後すぐ活用できるよう加工された高付加価値データを自社のAIに効果的な学習用データとして提供できる
・DataMart.jpの特徴:
マッチング表示登録情報や希望条件にマッチするデータセット を優先して表示
メッセージ機能データセット提供者と直接コンタクトし、データに関する質問などスピーディに情報交換可能
いいね機能興味のあるデータセットに「いいね!」をしておくと、該当データセットの最新の状況を常に確認できる
・DataMart.jpの利用料金:
販売者様からの手数料10% 
購入者様からの手数料データ販売額の0% *オープンデータの場合無償

■国際データプロバイダーの募集
近年、国際ビジネス界は、グローバル化の進展、デジタルトランスフォーメーションの加速、および国際的な健康危機の影響を受けて大きく変化しています。これらの変化に対応し、効果的な戦略を立てるためには、正確で包括的な国際データが不可欠です。DataMart.jpでは、これらの新たな課題に対応するため、革新的なデータコマースプラットフォームの構築を目指しています。その一環として、国際分野のデータを提供していただけるデータプロバイダーを広く募集しております。共に国際ビジネスの未来を築くパートナーとして協力をしていきたいと考えています。

【AOSデータ株式会社について】
名 称:AOSデータ株式会社 代表者:吉田 宣也
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:1億円(資本準備金15億2500万円) 
URL: https://www.aosdata.co.jp/

AOSデータ株式会社は、クラウドバックアップのAOSBOXを初めとしたソフトウェアの導入からパソコンやスマートフォンの廃棄まで、ライフサイクルに合わせた様々な製品を提供し、2020年8月に「リーガルデータ事業」をグループ会社から事業承継しました。これにより、下記のラインナップで「データ管理」の製品とサービスをご提供しております。
・データトラブル予防対策の「クラウドバックアップ」
・データメンテナンスの「データ復元」「データ抹消」「データ移行」
・データトラブル事後対策の「データ復旧サービス」
・データをトラブルから守る「データセキュリティ」
・証拠データの復元調査や証拠データ作成を行う「リーガルデータサービス」
さらに2021年4月よりAOSグループのAI・DX事業部門を「データアセット マネジメント」ソリューションと融合し、産業DXのキーになるデータの利活用、特にAIのためのデータ利活用を最大にするデータプラットフォームの会社へと進化して参ります。




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会社概要

AOSデータ株式会社

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URL
https://www.aosdata.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町4F
電話番号
03-6809-2578
代表者名
佐々木 隆仁
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2015年04月