食品、飲料企業5社の段ボール原紙の共同調達に参加
~サプライチェーン全体の生産効率化及び環境負荷の軽減を目指す~
■共同調達の経緯やスキーム
食品や飲料の商品を保護し、保管、輸送する重要な役割を担う段ボール箱は、昨今の環境意識の高まりにより、リサイクル率の高い包装資材として注目されています。一方で、エネルギー価格の高騰や働き手の不足により、リサイクルシステムの維持が喫緊の課題となっています。
Glicoグループはこのたび、キリンホールディングス、サントリーホールディングス、永谷園、日清食品ホールディングス、ハウス食品グループ本社の5社が実施している、段ボール原紙の共同調達スキームに参加いたします。
当社グループは段ボール原紙の共同調達を始めるにあたり、段ボール原紙の仕様変更、VMI(Vendor Managed Inventory)倉庫の活用による物流効率向上など、様々な取り組みを進めてきました。段ボール原紙を共同調達することにより調達領域を拡大、段ボール原紙の運搬効率化など、効率的なサプライチェーンの実現及び環境負荷の低減を目指します。
当社グループは「Glicoグループ環境ビジョン2050」において、「持続可能な容器包装資源の活用」について中長期の定量的な目標を掲げており、今回の共同調達スキームは、目標の実現に寄与する取り組みとなります。
お客様への価値創造に向け、今回の段ボール原紙の取り組みにとどまらず、原材料における持続可能な取り組みを加速させてまいります。
<ご参考>
Glicoグループの物流分野における環境負荷の低減、物流の生産性向上に向けた主な取り組み
・「チルド販売物流における三者一体での協働効率化」
~物流危機を乗り切る AI 配車を活用した適正化モデルの実現~
・「川上から川下までのトータル物流効率化による、環境・労働負荷軽減と持続性向上」
~首都圏のオフィスグリコ、マザーセンター設置による B to B 配送網効率化~
また、サプライチェーンをめぐる外部環境が変化するなか、Glicoグループは中長期の環境方針を定めた「環境ビジョン2050」において、重要課題(マテリアリティ)のひとつに「持続可能な容器包装資源の活用」を掲げ、容器・包装の機能を追求しながら、減量化なども組み合わせて環境負荷の低減に取り組んでいます。環境負荷の低減とお客様へのサービス向上を推進するとともに、さらなる持続可能な社会の構築を目指して企業活動を推進します。
<ご参考>
「Glicoグループ環境ビジョン2050」(2021年3月策定)
「気候変動への対応・温室効果ガスの削減」「持続可能な水資源の活用」「持続可能な容器包装資源の活用」「食品廃棄物の削減」の4つの領域で中長期の目標を設定しており、これらの取り組みを通じ、資源循環社会の実現に向け、企業市民としての責務を果たしてまいります。
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