AIヘルプ搭載で操作やエラーの疑問をその場で解決 RPAツールWinActor Ver.7.7.0を販売開始
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊東 匡)はRPAツールWinActor®の最新バージョンVer.7.7.0(以下:本バージョン)を2026年9月1日から販売開始します。
本バージョンでは、生成AIと連携したサポート機能および開発・運用支援機能を強化し、導入後の「安定運用」に焦点をあてた進化を実現しました。
これまでもWinActorは、生成AIとの連携により非定型業務へ適用範囲を拡大してきました。今回のアップデートでは、「操作方法やエラー対応の確認に時間がかかる」「利用環境の変化に応じて既存ライブラリを使い続けることが難しい」といった課題に対し、より実務に即した機能強化を行いました。
具体的には、
(1)シナリオ作成などの操作方法やエラー対応の疑問をその場で解決する「AIヘルプ」
(2)利用環境変化や技術進化に対応し、長期的に使い続けられる仕組み
・ 既存のVBScript(VBS)ライブラリのPython移行に対するAIの支援
・ 独自ライブラリの登録・一括最新化への対応
・ Microsoft 365環境で活用しやすいOutlook操作ライブラリの追加
などを提供します。
これにより、担当者が操作方法・エラー対応を確認する手間や、利用環境の変化への対応にかかる負担を大幅に削減し、現場担当者が継続的に業務改善を進めやすい環境を提供します。
また、今後も安心して継続的にご利用いただける製品・サービスの提供に取組んでまいります。
1. 背景
RPAは、定型業務の効率化手段として多くの企業で活用が進み、業務部門の担当者が自ら業務を自動化する手段として定着してきました。
一方で、生成AIやAIエージェントなどの新たな技術をRPAと組み合わせた活用については、実務への適用方法や運用面での課題から、現場での本格活用に向けた環境整備が必要です。
AIとRPAを組み合わせた業務自動化の現場での継続的な活用には、操作方法の確認やエラー発生時の原因調査の容易化に加え、利用環境や技術の変化に対して、これまで作成してきたシナリオやライブラリを活かせる環境の整備が重要です。特に、業務部門が主体となって活用を進める場合、専門知識を持つ担当者に頼らずとも、現場で疑問を解決しながら運用を続けられる仕組みが必要です。
2. 本バージョンの主な強化ポイント
上記の背景を踏まえ、本バージョンでは、AIとRPAを組み合わせた活用を現場で本格的かつ継続的に進めやすくするため、生成AIを活用した自己解決支援に加え、これまで作成・利用してきたシナリオやVBSライブラリを継続的に活用しやすくする機能を強化しました。
(1)疑問やトラブルをその場で解決し、業務改善を加速
① 【全ライセンス対象】シナリオ作成などの操作方法やエラー対応の疑問をその場で解決する「AIヘルプ」
WinActorの操作方法やエラー対応に関する疑問をチャット形式で入力すると、生成AIを活用した「AIヘルプ」が適切な回答を提示します。
利用中に発生した疑問やトラブルに対して、その場で回答を得られるため、作業の中断を最小限に抑えながら業務を進めることができます。また、画像やログを添付して疑問やトラブル状況を入力すれば、具体的な状況にもとづいた回答を得ることもできます。
これにより、はじめてシナリオの作成・運用に取組む場合などでも、業務改善を円滑に進められる環境を提供します。
さらに、「AIヘルプ」は継続的な知識の拡充により、回答精度の向上と対応範囲の拡大を進めてまいります。

(2)利用環境変化に対応しつつ、保守・開発負担を削減し、既存のライブラリを活かした運用
① 【AI連携ライセンス対象】 既存のVBSライブラリのPython移行を支援
担当者が独自に作成したVBSライブラリを対象に、生成AIを活用したPythonライブラリへの移行を支援します。
生成AIが作成したPythonコードの内容確認・動作検証・保存・利用が可能であり、既存のライブラリを段階的に移行できます。
これにより、これまで作成したVBSライブラリを活かしながら、利用環境や技術の変化に対応し、安定した運用を支援します。
なお、同梱ライブラリのPython化はVer.7.6.0で対応済みです。
また、WinActor公式サイトで提供している他のライブラリについても順次Python化を進めており、2026年9月末までに完了予定です。

② 【全ライセンス対象】 独自ライブラリの登録・一括最新化により、更新作業を効率化
シナリオで利用している独自ライブラリを、同梱ライブラリと同様に、シナリオ単位で一括して最新化できる仕組みを提供します。
これにより、ライブラリ更新時の作業負担や更新漏れを削減し、継続的な運用管理を支援します。
また、ライブラリ管理を標準化することで、担当者ごとの管理方法のばらつきを抑え、チームでの保守・運用を円滑に進められるようにします。
③ 【全ライセンス対象】 Microsoft 365環境でのOutlook業務の自動化を支援
Microsoft Graphへの対応により、Outlookのメールや予定をクラウド経由で操作できるライブラリを提供します。
これにより、Microsoft 365を利用する環境や、テレワークなどクラウドサービスを前提とした業務環境においても、WinActorによるOutlook関連業務の自動化をより容易に活用できるようになります。

3. 販売開始
2026年9月1日
4. 販売価格
(1)ノードロックライセンス
フル機能版:メーカー希望小売価格 1,098,680円(税込)
実行版:メーカー希望小売価格 300,080円(税込)
(2)フローティングライセンス
フル機能版:オープン価格
実行版:オープン価格
管理実行版:オープン価格
(3)AI連携ライセンス
フル機能版:メーカー希望小売価格 2,197,800円(税込)
実行版:メーカー希望小売価格 600,600円(税込)
5. WinActorについて
WinActorは、2010年にNTT研究所で開発された技術をベースに、NTT-ATが2014年に製品化したRPAツールです。
プログラミングスキルがなくても業務部門の担当者が利用しやすい「現場フレンドリー」な操作性を特長とし、2026年6月末時点で導入社数8,800社を突破しています。
WinActorは、業務部門の担当者が扱いやすいRPAとして、現場の実務作業の自動化を支援してきました。Ver.7.5以降は生成AI連携機能を搭載・強化し、シナリオ作成支援、画像認識AIとの連携、帳票操作の簡単化など、AIを活用した業務自動化の領域を広げています。
また、WinActor Manager on Cloud Ver.4.0以降では、MCPサーバー機能により、AIエージェントからの指示をもとにWinActorシナリオを実行できる仕組みを提供しています。
NTT-ATは今後も、WinActorの「現場フレンドリー」な操作性をさらに磨くとともに、生成AIやさまざまなAIエージェントとの連携を進め、AIとWinActorそれぞれの強みを活かし、効率的に実行できる環境を整備することで、現場主導の業務改善を支援してまいります。
これにより、AIの進化にも柔軟に適応しながら、企業のAX(AIトランスフォーメーション)・DX(デジタルトランスフォーメーション)に貢献してまいります。

※WinActorはNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
※本文中に記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
※掲載のデータは発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。
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