全共闘をはじめとする若者の運動が国内外で最高潮に達した「1968年」。あの叛乱は何をもたらしたのか。<論敵>の批評家同士による最初で最後の「対話」。集英社新書『対論 1968』、12月16日発売!
全共闘に代表される若者たちの社会変革の運動が、国内のみならず世界で最高潮に達した「1968年」。あれから現在に至るまで、国内ではいまだに当時を超える規模の若者の叛乱は出現していない。そもそも、あの叛乱は何だったのか。そして現在の日本に何をもたらしたのか。メディアに流布される「1968年」の物語の外側から、その意義を洞察してきた笠井潔と絓秀実。同世代の批評家同士であり、かつ時に互いを批判し合ったこともある二人。この論敵同士による、最初で最後の「対話」の行方は――。聞き手は外山恒――。
◆目次◆
序章 対話の前に
第一章 1968
第二章 1968以後
終章 国家と運動のこれから
◆書籍情報◆
書名:対論 1968
発売日:2022年12月16日(金)
著者:笠井潔、絓秀実
定価:1,100円(10%税込)
体裁:新書判
ISBN:978-4-08-721244-0
集英社新書 https://shinsho.shueisha.co.jp/
◆著者プロフィール◆
笠井 潔(かさい きよし)
1948年東京都生まれ。小説家、文芸評論家。日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞(小説、評論・研究部門)などを受賞。著書に『テロルの現象学』(作品社)、『3.11後の叛乱』(集英社新書)、『例外状態の道化師』(南雲堂)、『煉獄の時』(文藝春秋)ほか多数。
絓 秀実(すが ひでみ)
1949年新潟県生まれ。文芸評論家。「日本読書新聞」編集長、近畿大学国際人文科学研究所教授などを務めた。著書に『革命的な、あまりに革命的な』(作品社)、『1968年』(ちくま新書)、『反原発の思想史』(筑摩選書)、『天皇制の隠語』(航思社)ほか多数。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像