【岡山・夢二郷土美術館】2024年冬の企画展「松田基コレクションⅩIV:こども学芸員が選ぶ夢二の名品/范曽美術館開館40周年記念 夢二と范曽の詩情」
2024年12月10日(火)~2025年3月9日(日)夢二郷土美術館本館(岡山市)にて開催
夢二郷土美術館本館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信、運営:公益財団法人両備文化振興財団)では、2024年12月10日(火)より、「松田基コレクションⅩIV:こども学芸員が選ぶ夢二の名品/范曽美術館開館40周年記念 夢二と范曽の詩情」と題した企画展を開催いたします。
14回目の開催となる本年は第13期こども学芸員が選んだ作品や、凛とした舞妓の横顔を描いた美人画《早春》などの名品を展示いたします。
「益荒男」を描く范曽、「手弱女」を描く夢二、唯一無二の世界観を持つ二人のコラボレーションをご堪能ください。<夢二郷土美術館 https://yumeji-art-museum.com/>
夢二郷土美術館本館企画展
松田基コレクションⅩIV:こども学芸員が選ぶ夢二の名品/范曽美術館開館40周年記念 夢二と范曽の詩情
会期:2024年12月10日(火)~2025年3月9日(日)
主催:(公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館
会場:夢二郷土美術館本館(岡山県岡山市中区浜2‐1‐32)
詳細はこちらから → https://yumeji-art-museum.com/
作品点数:総点数115点(予定)
竹久夢二作品(屏風作品4点、スケッチ・水彩画等11点、日本画33点、木版画11点、 著作本装幀本18点、楽譜4点、雑誌7点、その他15点)計103点
范曽作品 12点(額装作品11点、折帖1点)
展示概要:
夢二郷土美術館の創設者で初代館長の松田基(もとい)(1921-1998 両備グループ元代表)は「実業家として文化貢献こそが使命である」という信条に基づき竹久夢二(1884-1934)の優れた肉筆作品を中心とする当館のコレクションの礎を築き、また独自の審美眼でその他の美術品も蒐集しました。当館は、松田が1951(昭和26)年に大阪の古書店で竹久夢二の作品に出会い、その詩情あふれる作品に魅了され作品の里帰りを念じて蒐集を始め、1966年に夢二の故郷・岡山に創設されています。
范曽美術館が開館40周年を迎えたことを記念して松田基が交流のもとに作品を蒐集し、美術館設立にいたった中国人画家・范曽の作品を、夢二郷土美術館で特別に公開。書や詩にも通じた三絶の人であり、人物画の鬼才と称された范曽の作品から約10点を夢二の作品とともにご覧いただきます。
また、毎年冬に開催する「松田基コレクション」では、当館で活動するこども学芸員が選んだ夢二作品をこどもたち直筆の解説文とともに展示しています。
企画展関連イベント
【学芸員によるギャラリートーク】
2024年12月15日(日)14:00~14:20
企画展担当学芸員による作品解説です。申込不要。
参加費:無料(※要入館料、ゆめびぃ会員は無料です。)
【黑の助 お庭番ねこ就任8周年記念 黑の助カードプレゼント】
2024年12月24日(火)
お庭番頭ねこの黑の助がみなさまをお出迎えします!
黑の助のお庭番就任から8年を迎えたことを記念して、本館受付にて「黑の助に会いにきました」とお声がけくださった方全員に黑の助カードをプレゼントいたします。
注目作品
范曽《新婚別》
中国の詩人である杜甫の社会詩の代表作とされる「新婚別」の詩を題材とした作品で、画中には詩の一部が添えられています。結婚してすぐに夫を戦争へ送り出す妻の悲しみが表現された本作には、今まさに別れの時を迎える夫婦が描かれています。夫に向ける妻のやわらかくも寂しげなまなざしが印象的な作品です。
竹久夢二《早春》
花かんざしを挿した端正な顔立ちの舞妓と、背景に描かれた梅の枝が印象的な作品。帯の松も早春の華やかさを演出しています。女性の輪郭が柔らかい描線であらわされ、夢二式美人の抒情性を示すとともに、全体の淡い色遣いが春の足音を感じさせます。
当館の礎を築いた松田基が夢二作品の中で特に愛した作品の一点で、自著『リーディングカンパニーに育てる』の表紙として用いています。
夢二郷土美術館本館
所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、12月25日(水)~1月1日(水)
入館料:大人800円、中高大学生400円、小学生300円
※20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引。割引の併用は不可。
※ゆめびぃ会員は入館無料
本館・生家共通イベント
【創設記念日 オリジナル夢二絵はがきプレゼント】
2024年12月20日(金)
先着30名様にオリジナル夢二絵はがきをプレゼントいたします。
本館ではお庭番頭ねこの黑の助がみなさまをお出迎えします!
【夢二郷土美術館のお正月】
2025年1月2日(木)~1月13日(月・祝)
2025年1月2日(木)9:00から新年開館
1月2日ご入館の本館先着30組、別館先着20組に、お年玉として「夢二の開運みくじ」をプレゼント。当館オリジナルカレンダー他素敵な商品やミュージアムショップなどで使える割引券が当たります。
●art café 夢二、椿茶房からのご案内
【art café 夢二】
2025年1月2日(木)~1月13日(月・祝) お正月カフェ限定メニュー
・お正月限定でお抹茶などご用意しております。
【art café 夢二 & 椿茶房】
2025年1月2日(木)~本館と生家にて福袋限定販売
・「夢二郷土美術館福袋」¥3,300円(税込)~
※生誕140年記念トートバッグとグッズセット
※事前予約も承っております。
(Tel. 本館:086-271-1000 生家:0869-22-0622)
●2025年オリジナル夢二カレンダー販売中!
・卓上カレンダー「竹久夢二」2025
・壁掛けカレンダー「竹久夢二作品集」2025
オンラインショップでも販売中!
活動13年目!「こども学芸員」イベント
夢二郷土美術館では小学生から大学生までの「こども学芸員」が活動しています。前年までの「こども夢二新聞」に参加してくださった方の中からもっと夢二や美術について学びたい、というみなさんと一緒にワークショップや作品解説などを体験してもらっています。
中学生以下入館無料「夢二アンバサダー」とめぐるワクワク★夢二郷土美術館
こども学芸員を3年以上経験した「夢二アンバサダー」が夢二郷土美術館の作品やおすすめスポットをご案内します。
日時は公式SNS、ホームページで随時ご案内いたします。
申込み:不要。どなたでもご参加ください。
参加費:無料(中学生までは入館料無料、高校生以上は要入館料、ゆめびぃ会員は無料)
中学生以下入館無料「こども学芸員によるギャラリートーク」
2025年2月22日(土) 11:00~11:30、14:00~14:30
午前・午後の部にわけて当館の第13期こども学芸員が、自ら選んだ作品をその作品の前で解説します。
申込み:不要。どなたでもご参加ください。
参加費:無料(中学生までは入館料無料、高校生以上は要入館料、ゆめびぃ会員は無料)
※状況により予定を変更する場合もございます。
夢二郷土美術館について
■夢二郷土美術館HP(https://yumeji-art-museum.com/)
運営:公益財団法人両備文化振興財団
理事長:小嶋光信(夢二郷土美術館館長)
夢二郷土美術館は公式X、フェイスブック、インスタグラム(夢二郷土美術館、黑の助)、YouTubeチャンネルで様々な情報を配信しています。SNSでも美術館をお楽しみください。
■本件に関するお客様からのお問い合わせ、イベントのお申込みは、下記までお願いいたします。
夢二郷土美術館 本館 〒703-8256 岡山県岡山市中区浜2-1-32
TEL:086-271-1000 Fax:086-271-1730 E-Mail:yumeji@gaea.ocn.ne.jp
※上記イベント等は状況により変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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