高槻市ゆかりの平安歌人 伊勢・能因にまつわる企画展をしろあと歴史館で開催

伊勢・能因にまつわる品や王朝文化をモチーフにした美術工芸品などを紹介

高槻市

高槻市立しろあと歴史館の企画展「平安歌人のおもかげ-伊勢・能因と歌枕の地-」が令和6年7月13日(土曜日)に開幕。9月8日までの会期で、高槻市ゆかりの平安歌人「伊勢」「能因」にまつわる品、古くから和歌に詠まれた名所(歌枕)を紹介するとともに、王朝文化を題材にした絵画や工芸品などを展示します。

「伊勢」は平安中期の歌人で優美な歌風が特徴。「古今和歌集」には22首が選ばれ、三十六歌仙の一人でもあるなど、当時を代表する歌人です。

「能因」は平安末期の歌人で、早くから和歌を学び、26歳頃に出家しました。そして、諸国を旅して歌作する一方、朝廷の歌合などにも参加しました。伊勢は晩年、古曽部(高槻市)に隠棲したとも伝えられます。一方、能因は古曽部に居を構えて歌道に専念しました。ともに高槻ゆかりの歌人として江戸時代以降、顕彰されるようになりました。この企画展では、伊勢・能因にまつわる品々とともに、平安文化のおもかげを伝える資料を展示します。企画展は3章構成となっています。第1章「歌人 伊勢・能因の伝承」では、伊勢の旧居跡とされる伊勢寺(奥天神町)に伝わる伊勢・能因ゆかりの品と、彼らの顕彰に関する資料、伝承地にちなむ作品を紹介。第2章「王朝文化への憧れ」では、平安時代に花ひらいた王朝文化が、後世の文化・芸術に大きな影響を与えた一例として、江戸時代末に奉納された三十六歌仙額の一部や、平安時代の文学・人物を題材にした出版物や絵画・工芸品を紹介。第3章「語り継がれる歌枕の地」では、古くから和歌に詠まれた地名である歌枕のうち、高槻市域とされるものを取り上げ、江戸時代の名所を案内する刊行物などから紹介します。

また、企画展にあわせ、平安時代のくらしを伝える出土品などを紹介するトピック展「発掘された平安時代の高槻」を開催するほか、講演会、体験教室(いずれも事前申込が必要)、今城塚古代歴史館と同館をめぐって集めるスタンプラリー(台紙には限りあり)なども実施。ぜひ同館へお越しください。


【企画展「平安歌人のおもかげ-伊勢・能因と歌枕の地-」概要】

開催期間:7月13日(土曜日)から9月8日(日曜日)まで

場所:しろあと歴史館 企画展示室

内容:高槻ゆかりの平安歌人にまつわる品の展示、和歌に詠まれた名所(歌枕)の紹介、王朝文化をモチーフにした絵画や工芸品の展示など


【関連ホームページ】

しろあと歴史館 第51回企画展「平安歌人のおもかげー伊勢・能因と歌枕の地ー」高槻市ホームページ(https://www.city.takatsuki.osaka.jp/site/history/124768.html


【トピック展示「発掘された平安時代の高槻」】

開催期間:7月13日(土曜日)から9月8日(日曜日)

場所:しろあと歴史館1階 展示室

内容:平安時代の高槻のくらしを伝える出土品や遺構の写真などを展示します。

観覧料:無料


【しろあと歴史館概要】

住所:高槻市城内町1-7

開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

 休館日:月曜日(祝日は開館)、祝日の翌平日、年末年始(12月28日から1月3日まで)

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URL
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
大阪府高槻市桃園町2番1号
電話番号
072-674-7111
代表者名
濱田 剛史
上場
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資本金
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設立
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