SHE、「酷暑時代の女性の働き方白書」を公開。働く女性の9割が酷暑による働きづらさに直面、4人に1人が「酷暑退職」を検討することが判明

調査結果を元に、40℃が当たり前になった未来の働き方を大予測

SHE

学ぶから働くまでを支援する女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」を運営するSHE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO/CCO:福田恵里、以下SHE)は、近年深刻化する暑さが女性のキャリアや働き方に与える影響をまとめた「酷暑時代の女性の働き方白書」を公開しました。

本白書は、女性235名を対象に実施した実態調査をはじめ、以下の3部構成で展開しています。

【第1部】「酷暑と女性の働き方」実態調査

働く女性の91.9%が夏の暑さに「働きづらさ」を感じ、9割がパフォーマンス低下を自覚。さらに4人に1人が暑さを理由とした退職・転職を考えたことがある、または身近で見聞きした経験があることも明らかとなり、「酷暑退職」が身近なものになりつつある切実な実態を可視化しました。

【第2部】「40℃時代」の働き方予測

海外の働き方に関する事例をヒントに、日本で40℃級の猛暑が当たり前になった未来を予測。「コクハラ(酷暑ハラスメント)」の誕生や「地下オフィス街」ブームなど、5つの未来予測を提示します。

【第3部】酷暑時代の働き方実践例と「環境適応スキル」

暑さに合わせて働き方を工夫する女性たちの実例を紹介。気候変動時代において、働く場所や時間を柔軟に選択できる「環境適応スキル」の重要性を提言します。


【第1部】「酷暑と女性の働き方」の実態調査

■ 調査背景

日本の夏は年々過酷さを増し、「危険な暑さ」が当たり前になりつつあります。気候変動はもはや環境問題にとどまらず、私たちの暮らしや働き方にも影響を及ぼし始めています。一方で、夏の暑さによる働きづらさは、いまだ個人の工夫や我慢によって乗り越えるものとして捉えられることも少なくありません。今後さらに暑さが厳しさを増すことが予測される中、暑さを前提とした働き方や職場環境について考える必要性が高まっています。そこで、働く女性が夏の暑さをどのように捉え、仕事や働き方にどのような影響を感じているのかを把握するため、本調査を実施しました。

■ 調査概要

調査目的:夏の暑さが働き方に及ぼす影響と、酷暑時代に求められる働き方や企業の支援のあり方を明らかにするため

調査方法:SHE受講生向けアンケート調査

調査対象:SHE受講生 女性 (20代 23.4%, 30代 52.8%, 40代 19.6%, 50代 3.4%, 60代 0.9%)

有効回答数:n=235名
調査期間:2026年6月29(月)〜7月1日(水)

※調査結果は小数点以下第2位を四捨五入し、合計が100%となるよう一部数値を調整しています。

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【SHE株式会社 調べ】とご明記ください。

■ 調査サマリー

働く女性の91.9%が夏の暑さによる「働きづらさ」を感じており、その影響は仕事にも及んでいます。実際に約9割が仕事のパフォーマンス低下を実感しており、夏の暑さは単なる季節の不快感ではなく、日々の業務パフォーマンスにも影響を及ぼす「働き方の課題」となっている実態が浮き彫りとなりました。また、「疲れやすさ」「通勤のつらさ」が仕事の困りごとの上位となり、通勤時の疲労や体調への影響が勤務中まで続くことで、業務パフォーマンスへ継続的な影響を及ぼしている実態が判明しました。

さらに、4人に1人が暑さを理由とした退職・転職を考えたことがある、または身近で見聞きした経験があると回答。一方で、勤務先に暑さへのサポートが「ない」「あるが十分ではない」と回答した人は約7割という結果に。暑さによる働きづらさが退職・転職にも影響を及ぼし始めているものの、企業側の対応は十分とは言えず、個人の工夫だけに委ねない暑さ対策や職場環境の整備が求められている実態が明らかとなりました。

また、約7割の女性が夏の暑さによる働きづらさに改善意向を示した一方で、「働き方や環境を変えたい」と回答した人は約3人に1人にとどまりました。夏季限定で実現したい働き方では「フルリモート勤務」が最多となり、暑さに応じて自分で働く場所を選べる環境へのニーズの高さもが見て取れます。これらの結果から、酷暑時代に備えて、暑さを前提とした柔軟な働き方や職場環境の整備が、今後ますます必要であることが示されました。

■ 調査結果

◆ 働く女性の9割以上が「夏の暑さによる働きづらさ」を実感。
──仕事のパフォーマンスにも影響し、“暑いだけ”では済まされない夏に

働く女性の91.9%が、夏の暑さによる「働きづらさ」を感じていることが明らかになりました。また、約9割が仕事のパフォーマンス低下を実感しており、夏の暑さが単なる季節の不快感ではなく、日々の業務パフォーマンスにも影響を及ぼしている実態が浮き彫りとなりました。

◆ 夏の仕事の困りごと上位は「疲れやすさ」「通勤のつらさ」。
──通勤中に熱中症のような症状や、汗冷えによる体調不良を経験した声も。暑さに合わせた働き方の工夫が求められている。

仕事で困ることとして、「疲れやすい」「通勤がつらい」が上位となりました。実際に自由回答では、「職場に着く頃には体力が残っていない」「日傘やハンディファンなどで荷物が重くなる」といった通勤時の負担に対する声が寄せられました。また、「汗をかいた状態で冷えたオフィスで具合が悪くなった経験や、汗疹によって仕事に集中できなくなったといった回答も。通勤時の疲労や体調への影響は勤務中まで持ち越され、業務パフォーマンスへ継続的な影響を及ぼしている実態が明らかになりました。

◆ 4人に1人が、“酷暑退職”を考えた、または身近で見聞きした経験があると回答。
──暑さが退職理由になる一方、職場の暑さへの対応は十分とは言えない実態も。

4人に1人が、暑さを理由とした退職・転職を考えたことがある、または身近で見聞きした経験があることが明らかになりました。一方で、勤務先に暑さへのサポートや制度が「ない」と回答した人は57.7%にのぼり、働く女性が暑さによる負担を感じる一方で、企業側の対応は十分とは言えない実態が浮き彫りとなりました。こうした結果から、酷暑による働きづらさを個人の工夫だけに委ねるのではなく、企業側も働き方や職場環境を見直す視点が、今後より重要になると考えられます。

◆ 約7割の女性が、夏の暑さによる働きづらさに改善意向。
────夏季限定で実現したい働き方1位は「フルリモート勤務」に。

夏の働きづらさについて、「改善したい」と考える人は約7割に達した一方で、「実際に働き方や環境を変えたい」と回答した人は約3人に1人にとどまる結果に。改善を望みながらも、現実的なハードルを感じている人が少なくない実態が浮き彫りとなりました。また、夏季限定で実現したい働き方では「フルリモート勤務」が最多となり、暑さに応じて自分で働く場所を選べる環境へのニーズの高さも明らかになりました。


【第2部】「40℃時代」の働き方予測

日本の夏は年々過酷さを増し、危険な暑さが当たり前になりつつあります。もし、日本で40℃級の猛暑が日常となったら、私たちの働き方はどのように変わるのでしょうか。SHEでは、海外の制度や取り組みをヒントに、「40℃時代」の日本の働き方を予測しました。

※本章には、海外事例を参考にした内容に加え、SHEが独自に考察した未来予測を含みます。

①気温シフト制社会へ。昼間に副業をする人が続出

UAEやカタールでは、夏季の日中に屋外作業を制限する制度が導入されるなど、「暑い時間帯は働かせない」という考え方が広がっています。日本でも40℃級の暑さが当たり前になれば、気温と企業の就業時間が連動し、7:00〜11:00、16:00〜20:00をコアタイムとする「気温シフト制」が広がる可能性もあります。日中の暑さを避けるために生まれた昼間の空き時間を、副業やスキル習得に充てる人が増え、「朝夕は本業、昼は副業」というライフスタイルを選ぶ人が現れるかもしれません。

② 夏季限定で働く場所を変える「避暑地ワーク」が普及

オーストリアのチロル地方では、自然豊かなリゾート地で働くワーケーションが、地域の新たな観光資源として提案されています。日本でも、夏季限定で自然の多い比較的涼しい地域で働く「避暑地ワーク」が新たな選択肢になるかもしれません。企業が夏季限定の「サマーオフィス」を開設したり、自治体が企業向けの避暑地ワークプランを整備したりする動きが広がると考えられます。

③ 「暑さ手当」が福利厚生の新定番に

オランダでは、在宅勤務に伴う光熱費などを補助する制度が整備されています。日本で酷暑が日常となれば、在宅勤務時の冷房代補助や冷感グッズの支給、避暑地ワーク補助など、「暑さ手当」が福利厚生の新定番になる可能性があります。働く人の企業選びも、給与や勤務地に加え、「企業の暑さに向き合う姿勢」が判断軸の一つになるかもしれません。

④ 「コクハラ(酷暑ハラスメント)」という言葉が誕生

⑤「地下オフィス街」ブームが到来

酷暑が日常となる中、これまでオフィス選びで重視されてきた「駅から徒歩○分」や「日当たり良好」に代わり、地下直結や空調効率の高いオフィスが、新たな選択肢になるかもしれません。地下オフィスの集積が進み、「地下オフィス街」が新たに形成される可能性も。飲食店などのテナントも出店することで、出勤から退勤まで地上に出ずに過ごせる環境が整い、夏でも快適に働ける新たなビジネスエリアが誕生する日が来るかもしれません。


【第3部】酷暑時代の働き方実践例と「環境適応スキル」

◆ 酷暑時代の働き方を実践する女性たち

第1部の調査では、夏の暑さに合わせて働き方を工夫している女性たちの声も寄せられました。自由回答を分析したところ、その工夫は大きく「①フリーランスで自由な働き方」「②リモートワーク・ハイブリッド勤務」「③涼しい時間帯へのシフト」の3つに分類されました。

(1)自由度の高い働き方(フリーランスなど)

働く時間や場所を自分で調整できる環境を選ぶことで、暑さによる負担を軽減しているケース。

<実際の声>
「フリーランスになり、自分の体調などに合わせたリモートワークができるようになった」
「夕方から夜にかけて活動している」

(2)リモートワーク・ハイブリッド勤務

通勤による暑さを避け、自分に合った環境で働く工夫を実践しているケース。

<実際の声>
「在宅勤務ができる部署に異動となり、リモートワークができるようになった。おかげで自分に合った環境で快適にリモートワークができるようになった」
「リモートと通勤を混合して気分転換するようにしている。どちらかだけよりも気持ちが楽です」

(3)涼しい時間帯に出勤

フレックスタイムなどを活用し、暑さのピークを避けて移動するケース。

<実際の声>

「出社する際は、なるべく朝早めの涼しい時間に出社するようにしていました」
「フレックスを使い、朝早めに出社することで、まだ日差しが本格的ではない時間に外を歩くようにしている」

◆ 酷暑時代に求められるのは、環境に左右されない「環境適応スキル」

これらの工夫は一見すると異なるように見えますが、共通しているのは、暑さを我慢するのではなく、自分に合った働き方を選択することで外部環境の変化に対応していることです。SHEでは、このように環境の変化に応じて、自分に合った働き方を選択できる力を「環境適応スキル」と定義します。

今後、夏の暑さがさらに厳しくなることが予測される中、環境に応じて自分に合った働き方を選択できる力は、これからの時代にますます重要になると考えられます。日中の暑さを避け、夜の涼しい時間をスキルアップや自己投資に充てることは、未来の働き方につながる新たな時間の使い方の一つです。

「環境に左右されず、自分らしい働き方を選択できる力」を育む場の一つが、女性向けキャリアスクールSHElikesです。Webデザインやマーケティング、ライティングなど、PC一台で働ける50以上の職種スキルを学ぶことで、リモートワークが可能な環境への転職や、フリーランス、副業など、自分に合った働き方の選択肢を広げることができます。

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■ 「SHElikes(シーライクス)」について

SHElikesは、時間や場所にとらわれずに働ける50以上の職種スキルが定額で学び放題の女性のためのキャリアスクールです。Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなど、パソコンひとつで働けるデジタルスキルやクリエイティブスキルを幅広く学べ、私らしい働き方の実現を支援します。

パソコンやスマートフォンなどオンラインで視聴できるコース動画、コーチングやティーチング、同じ目標や趣味嗜好で集まれるコミュニティ、SHElikes内で挑戦できるお仕事案件を提供し、学び続けるための手厚いサポートと学びをすぐに仕事として活かせる仕組みが特徴です。

また、「SHElikesレギュラープラン」は、経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助対象です。キャリアチェンジ(転職)を目指す女性を対象に、還元条件を満たす方は全員が受講料の最大70%還元を受けられます。

SHElikesについて: https://x.gd/AJktw

SHElikesオウンドメディア「SHEshares」:https://shares.shelikes.jp

■ SHE株式会社について

SHE株式会社は、「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を創る」をビジョンに据え、2017年に創業。主要事業である「SHElikes(シーライクス)」は、誰もが自分らしい働き方を叶えられるよう、WEBデザインやWEBマーケティングなどの50職種以上のスキルが学び放題。レッスン以外にもコーチングプログラム、仕事機会を提供し、累計登録者数は25万名以上に。2021年に理想のキャリアや人生の実現のために不可欠なお金の知識の獲得を目指すサービス「SHEmoney」、2023年にSHEで学んだ方と即戦力を求める企業をマッチングする転職サービス「SHE WORKS」を提供開始。

【SHElikes 公式SNS】

SHElikes公式Instagram:https://www.instagram.com/she_officials/

SHElikes公式X(旧Twitter):https://twitter.com/she_officials

SHElikes公式YouTube「シーライクスTV」:https://www.youtube.com/@sheofficial0411

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会社概要

SHE株式会社

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https://she-inc.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山3丁目7−21
電話番号
-
代表者名
福田 恵里
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年04月