【産業分析】台湾ドローンの輸出額が3 億ドル突破へ急成長。「最後のピース」となる日本の素材技術と参入の好機を紐解く最新レポートを公開
「脱中国製」需要と民生品メーカーの量産力が牽引する市場拡大の裏側と、2027年に向けた供給網再構築において日系企業が担うべき役割を解説
台湾のビジネス・市場動向調査に精通するワイズコンサルティンググループ(本社:中華民国台北市)傘下のワイズリサーチは、最新インサイトレポート『台湾ドローンを担う「民生品メーカー」 ~「最後のピース」は日本の素材技術~』を公開いたしました。
2024年の441万ドルから、2026年(1〜9月)には3億702万ドルへと劇的な急成長を遂げている台湾のドローン輸出市場。本レポートでは、この成長を支える民生品メーカーの実態と、供給網における「中国産素材への依存」という最後の壁を、日本の素材技術がいかに突破できるのか、独自のデータに基づき解説しています。
■ レポートのハイライト(台湾ドローン産業急成長の背景と課題)
1.米中対立が生んだ「脱中国製」需要と民生品メーカーの躍進
急拡大するドローン輸出の主な担い手は軍需企業ではなく、ラジコン模型や車載カメラ、EV用モーターなどを手掛ける民生品メーカーです。米中対立を機に「中国製でないドローン」の需要が高まり、安定した品質で大量生産できる民生品メーカーの量産力が、米国防衛調達での受注などに直結しています。

2.政府主導の連盟が海外進出を後押し
経済部が2024年9月に設立を推進した「台湾卓越無人機海外商機聯盟(TEDIBOA)」は、設立時の約50社から2026年1月時点で260社超へと拡大しています。防衛分野に不慣れな民生品メーカーに対し、米国調達に必要な認証取得や、欧州バイヤーとのマッチング支援を行っています。
3.ドローン供給網に残された最後の壁は「素材」
台湾製ドローンにおける部品の国産化率は、小型機で約7割、大型機では約3割にとどまります。とくに遅れているのが電池とモーターに使われる素材であり、現状は主に中国からの調達に依存しています。「中国製でないこと」を最大の強みとする台湾ドローンにとって、この素材供給網の脱中国化が最大の壁となっています。
■ 経営へのヒント:「最後のピース」を日本の技術で埋める
台湾政府は2027年までに中国製の部品を含まない供給網の構築を目指しており、素材の切り替えはこの1〜2年が勝負となります。 電池材料や中国産レアアースに依存しない磁石など、日本企業が長く蓄積してきた素材技術は、まさに台湾ドローン産業が求める「最後のピース」です。とくに高価格・大型の機体ほど台湾製部品でまかなえる割合が小さいため、台湾に拠点を持つ日系素材メーカーにとって、現地での生産・供給能力を武器に参入する絶好の好機であると提言しています。
▼本分析レポートの全文はこちら
https://www.ys-consulting.com.tw/column/131310.html
【台湾の市場調査・リサーチに関するご相談・お問い合わせ】
ワイズリサーチ(威志総研)
e-mail:research@ys-consulting.com
TEL:+886-2-2381-9711(日本時間10:00~19:00)
【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース配信
・市場調査・業界調査・顧客調査
・クラウドサービスの販売
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- 国際情報・国際サービスマーケティング・リサーチ
- ダウンロード
- プレスリリース素材
このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます
