今の時代に求められる＜教養＞とは？　各界で賞賛されている話題の新書『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』（集英社新書）、重版決定！！

株式会社集英社（本社：東京都千代田区）は、『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』（レジ―・著）の重版を決定しました。本書は、2022年9月16日の発売直後から爆発的に売り上げを伸ばし、「読売新聞」、「週刊東洋経済」、「中央公論」、「Voice」、「NewsPicks」、「リアル・サウンド・ブックス」をはじめとしたメディアで紹介され、各界からも数多くの賞賛のコメントが届いています。

 

• 各界からの推薦コメントを一部ご紹介！　

 

※以下、あいうえお順
●宇野維正 氏（映画・音楽ジャーナリスト）
‟今何かを広く発信しようとするのであれば、目の前にある現実にある程度アジャストして、その内側から徐々に変えていこうっていうところに帰着せざるを得ない。
それこそ、『ファスト教養』だってもしかしたら一部ではファスト教養的に読まれているのかもしれないけれど、それでもそこには小さくない意義がある。”


●黒沢 薫 氏（ゴスペラーズ）
‟レジーさんの筆致は穏やかでファスト教養に頼らざるを得ない若者への視線は優しくて。ファスト教養への処方箋となるべき書籍も紹介してくれている。素敵な本です。”


●内藤正典 氏（同志社大学大学院教授）
‟日常生活で、何か不安があって、誰かとつながりたいと感じている人は、まず、本書を読むことをお勧めする。
自己啓発をして成功したいとか、秒速で大金持ちになりたいとか、そういう気持ちにかられると、人はとんでもない大金をつぎ込む。不安を餌にあなたに迫る「教養」は霊感商法の「壺」と同じである。この本は1,056円で、その不安を鎮めてくれるのだから安いものだ。”

●三宅香帆 氏（書評家）
‟タイトルだけ見てファスト教養を切り捨てる本だと思い込んでいると、むしろ痛い目に遭う。インターネットにもサラリーマン社会にも精通している人だからこそ見えている、この国の知識をめぐる分断と時間のなさをとらえた一冊。”
 

• 書籍『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』について

＜概要＞
教養＝ビジネスの役に立つ!？「手っ取り早く学びたい」欲望に潜む危険とは―――。
「独学」「教養」と冠したビジネス書がブームになり、「教養系」YouTuberとして中田敦彦氏やひろゆき氏が視聴者を集めている昨今。ここに共通しているのは「手っ取り早く役に立つ知識を仕入れ、自分の市場価値を上げ、仕事で成功を収めよう」という「教養論」である。一般企業に勤めながら執筆活動をする著者はその状況を「ファスト教養」と名付けた。「ファスト教養」の歴史を辿りながら、日本社会の息苦しさの正体を明らかにする。

＜書籍情報＞
書名：『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』
著者：レジー
発売日：2022年9月16日（金）発売
定価：1,056円（10%税込）
ページ数：256P
体裁：新書判　
ISBN：978-4-08-721233-4
集英社新書 (https://shinsho.shueisha.co.jp/)

＜著者略歴＞　レジー
1981年生まれ。一般企業でマーケティング戦略・事業戦略に従事する傍ら、日本のポップカルチャーに関する論考を各種媒体で発信。著書に『増補版　夏フェス革命―音楽が変わる、社会が変わる―』（blueprint刊）、『日本代表とMr.Children』（ソル・メディア刊、宇野維正との共著）。twitter : @regista13。