スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」、事業者が元従業員に向けて求人を限定公開できる新機能を12月下旬より提供開始
〜年末年始の繁忙期に向け、即戦力となる元従業員(OBOG)とのつながりを継続し、店舗横断で人手不足を解消できる仕組みを提供〜
株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」にて、各店舗で過去に勤務経験がある方(以下、OBOG)を「メルカリ ハロ」のクルーとして招待し、求人を限定公開できる新機能を12月下旬より提供開始することをお知らせいたします。
パートナーは「メルカリ ハロ」で出会った働き手(以下、クルー)とのつながりにとどまらず、「メルカリ ハロ」以外で蓄積してきたOBOGとのつながりを、アルバイトやパートの退職後にも継続できるようになります。また、自店舗だけでなく、同一事業者内の他店舗のクルーにも、求人を限定公開できるようになります。
これにより、年末年始をはじめとする人手不足が深刻な時期でも、最短即日で、即戦力かつ信頼のおけるOBOGとマッチングすることが可能になります。
■背景
「人手不足倒産」の件数が過去最多を記録する(※1)など、人手不足は企業の経営を圧迫する深刻な課題となっています。帝国データバンクが実施した「2024年度の業績見通しに関する調査(※2)」によると、「人手不足の深刻化」が業績の下振れ要因のトップの要因にもなっています。
※1: 帝国データバンク「人手不足倒産の動向調査(2024 年度上半期)」
※2: 帝国データバンク「2024年度の業績見通しに関する調査」
特に年末は、メルカリが実施した調査(※3)で、業界を問わず繁忙期であるにも関わらず、事業者の73.5%が「103万円の壁」などの年収の壁に起因する従業員の「働き控え」を経験しており、その結果、85.2%の事業者が年末年始に「人手不足の課題を感じたことがある」ことが明らかになりました。
※3: 「メルカリ ハロ」パートナー向けアンケート(2024年12月5日〜12月7日、n=223)
繁忙期は、業務内容を教える人材や時間も逼迫しているため、即戦力としてスキルや経験があるOBOGを採用したいニーズが特に高まりやすい時期とも言えます。人手不足の深刻さが増す年末を迎えるにあたり、より多くの事業者の人手不足課題を解消する一助となり、さらに働き手にとっても、今まで培ってきたスキルや経験を必要としてくれる事業者とつながり続けられる機会を増やしたいと考え、新機能の提供を開始いたします。
■概要
①OBOGを「メルカリ ハロ」に招待
パートナーは、各店舗で過去に勤務経験があるOBOGに対し、「メルカリ ハロ」を通じた勤務経験を問わず、各店舗の「メルカリ ハロ」のグループに招待できるようになります。OBOGは、パートナーから送付(※4)される専用URLまたはQRコードから招待を任意で受け取り、簡単にグループ参加することができます。
※4: パートナーからの招待は、「メルカリ ハロ」を通じてではなく、メールやその他の連絡手段で送付します
②店舗を横断して、求人を限定公開できるように
パートナーは、自店舗で勤務・招待したクルーだけでなく、同一事業者内にある他店舗のクルーに対しても、求人を限定公開できるようになります。急な欠員や、繁閑期のシフト調整の際に、他店舗まで対象を広げて募集することができます(※5)。「メルカリ ハロ」経由で採用決定した場合、勤務時間の確認や給与の支払いは「メルカリ ハロ」上で行われるため、事業者の事務手続きに関わる工数や負担を削減することができ、最短即日で採用できます。
※5: 求人募集の段階では、他店舗からクルーに関する個人情報は確認できない仕様になっています
■パートナーからのコメント
株式会社B&V カラオケ館 直営チェーン本部 第一営業本部
マネージャー 河村 統吾様、新宿中央口店店長 諸岡 雄太様
私たちが運営する「カラオケ館」では、従業員の多くが学生やフリーターで、一定の周期で退職者が発生しているため、OBOGが全国各地に多数いらっしゃいます。これまでも人手が足りないときには、OBOGに連絡をとり、短期間だけ働いてもらったり、連絡をきっかけにOBOGが再びカラオケ館で働くといったケースもありました。
しかし、これまでのやり方では、OBOGが「現在、仕事をしたいか」や「仕事ができる状況にあるのか」が分からないまま連絡を取らなければならず、OBOGにとっても突然の連絡が負担になる可能性があると考えていました。そのため、「お互いにとってより良い仕組みはないか」と長い間、解決策を探していました。
特に年末は、忘年会シーズンで繁忙期を迎えるため、人手の確保が急務となります。OBOGは業務内容を理解しているため、即戦力として活躍してくれ、店舗としてもシフトの余裕を確保し、安心して業務を任せることができます。また「メルカリ ハロ」を経由しての応募・採用であれば、最短その日から勤務を始められるので、一日でも早く人手が欲しいときには特に助かります。
今回の新機能で、もともとつながりがあるOBOGだけでなく、他店舗の経験者にも簡単に募集をかけられるようになると聞き、シフト調整や人員不足の解消に大いに役立ちそうだと期待しています。OBOGの活用には大きな可能性を感じており、今後はOBOGとのつながりを「メルカリ ハロ」を通じて積極的に増やしていきたいと考えています。
メルカリはグループミッションに「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」を掲げております。「メルカリ ハロ」を通じ、「働く」をより気軽なものにして、一人ひとりが持つ時間やスキルを価値として循環させることで、それぞれの好きなことや、やりたいことの実現の後押しを、今後も進めてまいります。
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