観客の投票によるオーディエンスアワードと最も視聴されたMost Viewed Awardを発表
“マネキンの脚を愛する夫”を描いた話題作『おっとのあし』が視聴数トップ 闇バイトの逃避行からOCD(強迫性障害)を描いたアニメまで、観客の心を震わせた受賞作が決定
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル & アジア (SSFF &ASIA)は、6月30日で映画祭オンライングランドシアターも閉幕し、2026年の映画祭を大成功のうちに終了。 このたび、5月25日~スタートした東京会場、および6月30日まで展開したオンライングランドシアターでの観客投票および、オンライングランドシアターで最も視聴されたショートフィルムとして、Most Viewed Awardが決定いたしました。
観客の熱い支持によってライブアクション、ノンフィクション、アニメーションの各部門から選ばれる「オーディエンスアワード(観客賞)」には、 無気力な女性が名声の呪いに翻弄されるアルゼンチンの悲喜劇『ザラの波乱な人生』、内なる目覚めを繊細に紡いだインドの『うずき』、 闇バイトに手を染めた若者たちの緊迫した逃避行を描く日本のスリラー『shady』、元ギャングが父親として、ダンサーとして葛藤する現在 に迫る中国のドキュメンタリー『ブレイクフリー』、強迫性障害の経験をタロットと交えて描くオーストラリア・イギリスのアニメーション『トレーディ ングカード』と、ショートフィルムならではの多様性とエモーショナルな人間模様が光る5作品が選出されました。
また、オンライン配信期間中に最も多くのアクセスと注目を集めた「Most Viewed Award(最多視聴賞)」には、日本の『おっとのあ し』が輝きました。本作はマネキンの脚を異常に愛する夫と妻の冷え切った関係を描く異色のヒューマンサスペンス。その強烈な世界観と 予測不能な展開が多くの視聴者を釘付けにしました。
各受賞作品は秋の国際短編映画祭で上映予定です。
https://www.shortshorts.org/2026/awards/

オーディエンスアワード ライブアクション部門 インターナショナル

『ザラの波乱な人生』
監督名:Brian Kazez/20:06/ アルゼンチン、フランス、スペイン、アメリカ/ コメディ / 2024
電気店で働く無気力なザラ。ある有名俳優との不運な出来事をきっかけに突如セレブとなるが、その名声と富はやがて呪いとなる。駆け上がるように訪れる栄光は、すぐに没落するものだ。
オーディエンスアワード ライブアクション部門 アジア インターナショナル

『うずき』
監督名:Vaidaangi Sharma/20:11/ インド/ ドラマ / 2025
誕生日の朝、あるティーンエイジャーの少女は思いがけず快楽を知ることとなる。その出来事は、一見保守的なインドの家庭に潜む語 られぬ欲望の世界を揺り動かし、彼女と母を思いがけない道へと導 いていく。
オーディエンスアワード ライブアクション部門 ジャパン

『shady』
監督名:山田日貴/16:35/ 日本/ スリラー / 2025
廃墟にいる正志と光は「闇バイト」として4人組で空き巣を遂行していたが、犯行は失敗。電話でボスのタケダに助けを求めるも音信不通。拠り所を失った2人は廃墟に逃げ込んでいた。そんな中、光はある企てを正志に持ちかける。
オーディエンスアワード ノンフィクション部門

『ブレイクフリー』
監督名:Simeon Hu & Charles Xiuzhi Dong/16:24/ 中国、アメリカ/ ノンフィクション / 2025
中国・恵州。元ギャングで、現在は400人の生徒と幼い息子を持つブレイクダンサー、B-Boy Fist6。次世代の育成を続けるのか、それともすべてを懸けて世界の舞台で戦うという自身の夢を追うのか、彼は大きな決断を迫られる。
オーディエンスアワード アニメーション部門

『トレーディングカード』
監督名:Radheya Jegatheva/14:59/ オーストラリア、イギリス/ アニメーション / 2026
謎に包まれた男が過去へと旅し、幼い頃の自分と向き合う。それは一見、トレーディングカードに夢中だった懐かしい日々を辿る旅のように見える。本作は、アイデンティティやメンタルヘルス、そして失われゆく子ども時代の純真さを描くダークファンタジーで、強迫性障害とともに生きる姿を静かに映し出している。
Most Viewed Award

『おっとのあし』
監督名:八幡貴美/24:32/ 日本/ スリラー / 2026
夫がマネキンの脚に名前をつけた。"カズミ"への愛情は常軌を逸し、いつしか妻の存在をも超えはじめる。冷え切った夫婦生活に持ち込まれた“異形”が、ふたりの関係性を暴いてゆくヒューマンサスペンス。

【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】
米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本 に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィ ルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。
また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生。現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。
2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワー ド」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、また、2019年の映画祭より、ライブアクション部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンの各カテゴリー)およびノンフィクション部門の各優秀賞4作品が、2022年からはアニメーション部門の優秀賞を含む5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。
【公式ウェブサイト】 https://www.shortshorts.org
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