日本財団が子ども向け体験型展示イベント「海をたすけるすいぞくかん」を開催!~瀬戸内海の海洋ごみ削減プロジェクト~
春休みは“瀬戸内海おたすけの書“を持って、ももたろうと一緒にごみ退治ミッションをクリアしよう!2024年3月18日(月)~3月27日(水)/ 四国水族館
※画像はイメージです。
瀬戸内海は閉鎖性海域で外海からの海洋ごみの流入が少ないため、瀬戸内海で発生するごみの大半は街から流出したものであるという課題があります。一方で海洋ごみ対策に応じた成果が可視化しやすく、当事者意識を伴う対策が取りやすくなっているエリアであることから日本財団は、2020年に瀬戸内4県(岡山県・広島県・香川県・愛媛県)とともに「瀬戸内オーシャンズX」を発足。2025年までに瀬戸内海への新たなごみの流入を70%減らし、回収量を10%以上増やすことを目標としています。その一環として、子どもたちに自分たちが住む街のごみを減らせば、海洋ごみが減ることにつながることを理解してもらうために、2023年に絵本「海をたすけるももたろう」を作成し、2024年2月から瀬戸内地域(岡山県・広島県・香川県・愛媛県)の小学校41校を対象に、絵本を活用した本年度の活動の第一弾「海をたすける学校」の特別授業を実施しています。そして今回はこの活動の第二弾として四国水族館での展示イベント「海をたすけるすいぞくかん」を行います。
「海をたすけるすいぞくかん」は、現在放映中のCMでもおなじみの「海をたすけるももたろう」のキャラクターが絵本の世界から飛び出し、海洋ごみについて解説をしています。子どもたちは、館内各所にある6つのスポットを巡り、隠れたキーワードを見つけることで、海洋ごみについて主体的に楽しく学び、理解を深める内容となっています。水族館中に隠れたキーワードを見つけて謎解きミッションクリアした参加者には、ノベルティとして海をイメージした青色のクーピー6色セットをお渡しします。本イベントは春休み期間中の開催となるため、ぜひお子さまと四国水族館にお越しいただければと思います。
開催概要
■名称:「海をたすけるすいぞくかん」
■日程:2024年3月18日(月)~3月27日(水)
■時間:9:00~18:00
■場所:四国水族館(〒769-0201 香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4)
■主催:公益財団法人日本財団
■参加料:無料※別途入館料が必要
■参加方法:イルカ棟1階 海豚ホール内イベント特設ブースで参加受付をいたします。
■特設サイト:https://momotaro-setouchi.tnfportal.jp/suizokukan/
6つのスポット詳細
ごみ退治をして、海をたすけるももたろうが豊かな瀬戸内海を守り続けるために作った「瀬戸内海おたすけの書」の完成を目指して、館内各所にある6つのスポットで海洋ごみ問題を学びながら、キーワードを見つけてまわるイベントです。
1「海をたすけるももたろう」導入ムービー
「海をたすけるももたろう」の導入ムービーを観て、このイベントへの参加を呼び掛けるスポット。
2 “海のごみの現状を知ろう”
海にどのようなごみが捨てられているのかという現状と、これからどんな海を目指していきたいかをイラストを見て学べるスポット。
3 “海を守るためにできることを学ぼう”
パネルをくるくる回転させて隠れているキーワードを探す中で、海を守るために「今すぐできるアイデア」を楽しい仕掛けを通して学べるスポット。
4 “海を守るためにできることを学ぼう”
川に流れるごみに隠れているキーワードを探す中で、海を守るために「今すぐできるアイデア」を楽しい仕掛けを通して学べるスポット。
5 “瀬戸内海を守ろう”
瀬戸内海の海洋ごみ問題の現状を、数値的な観点から学べるスポット。
6 ももたろうからのメッセージ
参加した子どもたちに、瀬戸内海をきれいに保つためのメッセージを呼びかけるスポット。
※画像は全てイメージです。
プロジェクトアンバサダー
「海をたすけるももたろうプロジェクト」(後述)のアンバサダーとしてSTU48のメンバーが就任いたしました。本イベント初日(一般非公開)には、福田 朱里さん(香川県出身)・中村 舞さんが来場。近隣の小学校を招き、こどもたちに絵本の読み聞かせやトークセッションを行います。
<STU48>について
STU48は国内6番目のAKB 48姉妹グループとして2017年3月に誕生し、「瀬戸内」エリアを本拠地とし、「1つの海、7つの県」を中心に活動するAKBグループ初の広域アイドルグループ。瀬戸内(Se To Uchi)の頭文字からSTU48(エスティーユー フォーティエイト)と命名。
ノベルティ
「瀬戸内海おたすけの書」を完成させた参加者の方には、本イベント限定ぬりえ用クーピーをノベルティとしてプレゼント。海をイメージした青色の6色セットになります。また1日先着10名様にSTU48の直筆サイン入りのポストカードをプレゼントいたします。
※クーピーのプレゼントについては数に限りがございますので、先着順となります。
街から止めよう、ごみのどんぶらこ 「海をたすけるももたろうプロジェクト」
日本財団の「瀬戸内オーシャンズX」は、2023年に瀬戸内海の海洋ごみ問題の啓蒙のため「海をたすけるももたろう」という絵本を制作し、瀬戸内の幼稚園や小学校で配布を行いました。
2024年2月より、「海をたすける学校」として、瀬戸内地域(岡山県・広島県・香川県・愛媛県)の小学校41校を対象に海洋ごみ問題についてのカルタやクイズを通して楽しみながら学べる教材キットを配布し、「海洋ごみ問題に関する知識を学ぶ座学」と「ももたろうに変身して通学路のごみ退治をする課外授業」を各小学校にて実施しています。今後もこのプロジェクトのもと、様々な活動を展開していくことで、より多くの人に豊かな瀬戸内海を守る担い手となっていただきたいと考えています。
瀬戸内オーシャンズXについて
瀬戸内海に面した瀬戸内4県(岡山県、広島県、香川県、愛媛県)と日本財団は、自治体を越えた広域の連携体制のもと、閉鎖性海域である瀬戸内地域での海洋ごみ対策を進めるとともに、循環型社会を見据えた“瀬戸内モデル”を世界に発信していくことを目指し2020年12月、協定を締結し、包括的海洋ごみ対策事業「瀬戸内オーシャンズX」を発足。
瀬戸内オーシャンズXは、2025年までに瀬戸内海への新たなごみの流入を70%減らし、回収量を10%以上増やすことを目標とし、瀬戸内海の海洋ごみの全体量を減少傾向に転じて問題解決へ繋げていくことを目指します。
瀬戸内オーシャンズX 公式HP:https://setouchi-oceansx.jp/
日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
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