【イベントレポート】Gallery 舞台裏にて、歴史学者・藤原辰史氏×アーティスト・森夕香氏による特別対談イベントを開催。YouTubeにてトーク動画を公開
食に着目した新作を展示した森氏が、大きな影響を受けた藤原氏との対談イベントを開催。当日は展示にちなみリンゴをテーマにした特製のドリンクとフードもご用意しました。

株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、当社が運営する「Gallery 舞台裏」(麻布台ヒルズ内)で、2026年6月26日(金)に森夕香個展「ほどけるギフト」内のイベントとして、歴史学者の藤原辰史氏(京都大学人文科学研究所教授)とアーティストの森夕香氏による特別対談イベントを開催いたしました。
また、本イベントのトーク動画を公式YouTubeチャンネルにて公開いたしましたのでぜひご覧ください。
*森夕香個展「ほどけるギフト」は2026年7月5日(日)で会期終了いたしました。


イベント開催の背景と当日の様子
森夕香はこれまで「身体性」をテーマに作品を制作しており、本展ではキッチンスペースを備えたGallery 舞台裏の空間に注目し、食べるという行為や身体に対する考察を散りばめた新作が展示されました。そんな森が食べるという行為について考察する中で大きな影響を受けたのが、20世紀の食と農の歴史から社会を見つめてきた歴史学者・藤原辰史氏の一連の著作でした。
当日の対談では森の作品に囲まれる中、アーティストと歴史学者のそれぞれの視点から「食べる行為」や「身体性」を紐解くトークが行われました。
また会場では、展覧会にちなんでリンゴをテーマにした小川呂美シェフ(アートかビーフンか白厨)による本展限定メニューの特製ドリンクおよびフードが提供されました。



【登壇者】藤原辰史(歴史学者、京都大学人文科学研究所教授)

藤原辰史 / Tatsushi Fujiwara
1976年、北海道旭川市生まれ、島根県横田町(現奥出雲町)出身。1995年、島根県立横田高校卒業。1999年、京都大学総合人間学部卒業。2002年、京都大学人間・環境学研究科中退、同年、京都大学人文科学研究所助手(2002.11-2009.5)、東京大学農学生命科学研究科講師(2009.6-2013.3)、京都大学人文科学研究所准教授(2009.4-2025.3)を経て、現在、京都大学人文科学研究所教授。博士(人間・環境学)。
2005年、第1回日本ドイツ学会奨励賞(『ナチス・ドイツの有機農業』)、2013年、第1回河合隼雄学芸賞(『ナチスのキッチン』)、2019年、第10回辻静雄食文化賞(『給食の歴史』)、第41回サントリー学芸賞受賞(『分解の哲学』)、ならびに第15回日本学術振興会賞を受賞(これまでのナチスに関する研究に対して)。2026年には、第9回井上靖記念文化賞受賞(これまでの食をめぐる歴史・社会経済研究に対して)。
【登壇者】森夕香 (本展出品アーティスト)

森夕香 / Yuka Mori
略歴
森夕香は1991 年滋賀県出⾝。現在は京都を拠点に活動。⽇本画の顔料と⽀持体を基盤に、⼈と植物という⼆つの⼤きな主題を描く。⾝体への⾼い関⼼と、⼈と⾃然の境界に対する森の考察は、⼈と⼈、⼈と植物、あるいは植物同⼠が繋がり融合する、臓器的な感覚を帯びた連続体のイメージとして可視化されている。ほかに「⽣命体としての建物」という視座から、窓を介した内と外の循環を描く試みや、植物の写⽣、および網の⽬のような有機的かつ混沌とした植物の形態を主題とする「メッシュ」シリーズがある。
近年の主な展覧会に、「霧露」(Yutaka Kikutake Gallery Kyobashi、2026 年)、 「Ghost-likeHover」(ATLA、ロサンゼルス、2025 年)、 「個展-Intertwined -戯れるメッシュ」(Gallery crossing、岐⾩、2025 年)、「Materiality in Progress: Exploring New Materialism in Contemporary Art」(Nina Johnson Gallery, マイアミ、2025 年)、「森⼣⾹/⼭⽥哲平 ⼆⼈展『境界⾏為』」(LOKO gallery、東京、2024 年)、「森の芸術祭 晴れの国・岡⼭」(岡⼭、2024 年)、 「森⼣⾹個展」(滔々 toutou gallery、岡⼭、2023 年)、 「個展-⾬中の肖像」(同時代ギャラリー、京都、2021 年)、 「⽇本画新展 2020」(美術館「えき」KYOTO /ホテルグランヴィア、2020 年)、 「個展-蔓延る脈」(GALLERY SUJIN、京都、2019 年)など。2015 年パリ国⽴⾼等美術学校派遣交換留学、2022 年アーティストインレジデンス(artbiotop 那須)参加。主な受賞歴に、「Pommery Prize Kyoto 2024」 (2024 年)最優秀賞受賞
Instagram( @mori1227 )
展覧会概要
森夕香個展「ほどけるギフト」
会期
2026年6月5日(金)〜7月5日(日)
アーティスト
森夕香
営業時間
11:00〜18:00
定休日
月曜日 ※月が祝日の場合は翌日が定休日となります。
観覧料
無料
会場
Gallery 舞台裏
住所
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-8-1
麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1F
アクセス
・東京メトロ日比谷線神谷町駅5番出口より、駅直結 徒歩1分
・エレベーターあり、バリアフリー
・車椅子、ベビーカーの入場可能
主催
ArtSticker(運営:The Chain Museum)
協力
Yutaka Kikutake Gallery
展覧会詳細
https://artsticker.app/events/133520
会場:Gallery 舞台裏

「Gallery 舞台裏」は、ArtStickerを運営する(株)The Chain Museumがプロデュースするアートギャラリーです。舞台の余韻が残る中で演者と観客が舞台裏で親密に語り合うように、作品鑑賞だけではなく、人々の交流を内包する空間として設計されました。グローバルに美術史を織りなすベテランから、熱い視線を集める新進気鋭の若手アーティストまで、ときには食体験やパフォーマンスの要素も取り入れて企画します。
この空間を構成するのは、スチールパイプで組まれたフレームとそこに掛けられた仮設的な展示壁のみです。26坪という決して広くはないスペースですが、床の高低差、照明の明るさや色温度、仕上げの違いを使い分けることで、2つの異なる雰囲気を与えています。ユニークな空間づくりによって、オモテとウラをシームレスに味わえる場を目指しました。あらゆる隙間から視線や気配が入り混じる相互干渉を、新しい鑑賞体験として提案しています。
▽Instagramアカウント
https://www.instagram.com/butaiura_artsticker/
ArtSticker(アートスティッカー)について

株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。
また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。
▽ArtSticker Webサイト
▽ArtSticker ダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049
株式会社The Chain Museum概要
社名 :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地 :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者 :代表取締役 遠山 正道
▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト
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