名古屋商科大学 経営管理課程(Global BBA)「ケースライティングセミナー」発表会を開催
Ziplineのドローン配送、ドンキの海外進出など、学生が2年かけて書き上げたビジネスケースを発表
名古屋商科大学の英語による経営管理課程(Global BBA)は、2026年7月23日(木)、「ケースライティングセミナー」発表会を開催しました。学生が自ら実在する企業を取材・分析し、オリジナルのビジネスケースを執筆する本セミナーでは、3年生による中間発表と4年生による最終発表が行われ、ドローン配送サービスのZiplineやドン・キホーテの海外進出を題材としたケースなどが披露されました。
ケースライティングセミナーとは
名古屋商科大学の経営管理課程(Global BBA)では、3年次・4年次に「ケースライティングセミナー」を設置し、学生が自ら実在する企業を取材・分析し、オリジナルのビジネスケースを執筆する取り組みを行っています。特定の企業を選び、実際の授業で使用される教材(ケース)を作成する本取り組みは、卒業論文に代わる卒業要件となっており、3年次・4年次の2年間、4つのセミナーを通して執筆を進めます。
今回の最終発表を行った4年生は、受講者数の増加に伴い、本セミナーで初めて2クラス編成となった学年です。各クラスの代表者1名が登壇し、2年間にわたる執筆の集大成を披露しました。
執筆途中のケースを共有、先輩からのフィードバックも
3年生は執筆中のケースについて中間発表を行い、すでにケースを完成させた4年生や教員からフィードバックを受けました。内容をさらに深めるための貴重な機会となりました。
4年生の最終発表、ZiplineとドンキことPPIHのケースを披露
2名の代表がそれぞれ題材に選んだのは、ドローン配送サービスを展開するZiplineと、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」でした。
Ziplineを題材にしたケースでは、学生自身のボランティア・社会貢献活動での経験を出発点として、同社が医薬品や血液などの供給が滞りがちな地域医療をどう支えてきたかを調査・分析を行いました。発表者は、本ケースが授業で使われる際の問いとして「同じビジネスモデルをアメリカ市場でも展開できるか」を提示しました。この問いを通して、同社がアフリカ市場で事業を拡大できた独自の要因について、議論を深めてほしいという狙いが込められています。
ドン・キホーテを題材にしたケースでは、ハワイでの新規出店を現地で目にした体験をきっかけに、同社を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の海外展開を分析。2024年のハワイ出店を事例に、現地での人材確保や店舗運営の課題を検討し、ブランドの独自性を保ちながら海外展開を進めるための戦略的提言をまとめました。


学年を越えた学び合いの場に
いずれの発表も、学生自身の経験や関心を出発点に、実在する企業や事業を調査・分析し、国際経営や経営戦略の観点から考察を深めたものでした。発表会は、教員や仲間からフィードバックを受ける場であると同時に、学年を越えて互いの取り組みから学び合う機会にもなりました。

名古屋商科大学について
1953年の創立以来、世界標準の経営教育を追求して国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得。現在は5学部10学科2研究科を設置し、世界63カ国189校の提携校と交換留学や国際ボランティアなどを積極的に実施。ビジネススクール(経営大学院)は、世界QSランキングにおいて5年連続で国内第1位を獲得し、Times Higher Education rankingの日本版において、国際性の分野で東海北陸地区で第1位、国内では第15位にランクイン。
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