川西北小6年生の手で自由な海を作る!かわにしまるごと水族館 / 兵庫県川西市
市出身の水中写真家 鍵井靖章さんの作品を出身校の子どもたちと設置するワークショップ
兵庫県川西市では、2月27日、市制70周年を記念し「かわにしまるごと水族館」として川西能勢口駅構内などに設置していた作品の一部を、本事業を監修した鍵井靖章(かぎい やすあき)さんの出身校である川西北小学校に設置するワークショップを実施。
同日、在校生へトークイベントも実施されました。
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市制70周年記念事業の一環として令和6年8月に、本市出身の水中写真家 鍵井靖章さんが撮影した海の生き物による装飾を川西能勢口駅やその周辺施設に設置する「かわにしまるごと水族館」を実施しました。
その川西能勢口駅前南広場に設置されていた作品の一部を、鍵井さんの出身校である市立川西北小学校の6年生が鍵井さん本人と一緒に、自分たちの学校に「自由な海を作る」ワークショップを2月27日に開催しました。
これは、世界で活躍する鍵井さんと交流し、今回の経験を通じて、子どもたち自身の将来やミライに向けた目標の気づきに繋げる取り組みとすることを目的としています。
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まず同校内なかよしホールにて、6年生らとのトークイベントを開催。
児童らは鍵井さんの撮影した国内外の海の写真とお話しに魅了され、さかんに質疑応答がなされていました。
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その後、大小様々な作品を、児童らが思い思いに自分たちで考えて、鍵井さんと相談しながら校舎内のフェンスに配置。
チンアナゴがフェンスの上から逆転してのぞいているなど、ワークショップならではのデザインとなりました。
ワークショップ後は、「かわにしまるごと水族館」となったフェンスを前に6年生の代表からお礼の言葉と、サプライズのプレゼントも。
卒業式でも練習している、ロックバンド RADWIMPSの「正解」を合唱し、鍵井さんは児童らから送られた歌の贈り物にじっくりと聴き入っていました。
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参加した児童らは「初めての経験でワクワクしたし、みんなでできた最後のいい思い出になったと思います。いろんな生き物を知ることができ、鍵井さんと話しながら考えて設置したのもとても楽しかったです」などと話しました。
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イベント終了後、鍵井さんは「すごく素敵な空間ができました。子どもたちが楽しんで卒業までの思い出を一つ作れたことはすごくよかったんじゃないかなと思います。私が卒業した小学校の子どもたちと今回触れ合いましたが、彼らが通う学校にこういう空間を作れたことは非常にうれしいです」などと話しました。
今回設置された作品は、川西北小学校在校生や近隣住民の方々に愛される新たなシンボルとなるよう、永続的に設置を続ける予定です。
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