リアルタイム・シミュレーションソフトウェア 「Creo Simulation Live」販売開始のお知らせ

3D CADソフトウェアCreo®の画面上で、構造／流体解析の結果をすばやく表示！設計作業を中断することなく3Dモデルの性能を繰り返し予測できるため、開発リードタイムの大幅削減や品質向上に貢献します。

サイバネットシステム株式会社（本社：東京都、代表取締役 社長執行役員：安江 令子、以下「サイバネット」）は、PTCジャパン株式会社（ピーティーシー・ジャパン、本社：東京都、以下「PTCジャパン社」）と日本における販売代理店契約を締結し、米PTC（ピーティーシー、本社：米国 マサチューセッツ州、以下「PTC社」）が開発するリアルタイム・シミュレーションソフトウェア「Creo Simulation Live（クリオ・シミュレーション・ライブ）」の販売および技術サポートを、2020年12月18日から開始することをお知らせします。

 

=======================
◆ 製品開発の上流工程からCAEを取り入れる「設計者CAE」が求められている背景
=======================
近年、製造業のグローバル化による市場の競争激化を背景に、開発期間の短縮、コスト削減、品質向上の要求はますます厳しくなっています。その対策として、試作品による実験のかわりにモデルを利用してシミュレーションおよび分析を行うCAE（Computer Aided Engineering）を製品開発工程の上流で活用することは、設計課題を早期に発見し、設計変更や実験の繰り返しによる手戻りの大幅な削減を可能とすることから非常に有効です。 

しかし、CAEは形状の準備、メッシュ分割、境界条件設定、解析実行など高度な専門知識と解析特有の工程を必要とすることから、多くの場合詳細設計後に解析専任者よって利用されてきました。納期に追われる設計者が新たな知識やワークフローを習得することは難しく、設計初期段階におけるCAE活用は浸透していないのが現状です。 

このたび取扱いを開始する「Creo Simulation Live」は、設計者が利用し慣れた3D CADソフトウェア「Creo」上でリアルタイム・シミュレーションを可能とするソフトウェアです。普段から利用している3D CAD と同一のユーザーインターフェースで、モデル作成作業の流れの中で簡単に構造解析や流体解析などを実行し、リアルタイムにモデルの性能を評価することが可能です。設計アイデアを探求するのに必要十分な解析機能を網羅しているため、製品開発のスピードアップや、より品質の高い製品の早期市場投入を実現します。 

Creo Simulation Liveを活用した製品開発プロセス

=======================
◆ Creo Simulation Liveの特長
=======================
■ Creoと同一のユーザーインターフェースで利用できるため、短時間で操作習得が可能
CreoのCAD環境と同一のユーザーインターフェースで解析が可能です。解析用にモデルを簡略化する「モデルのクリーンナップ」や、数値解析を実施するための「メッシュ分割」といった解析特有の作業を行うことなく、忙しい設計者でも簡単に操作方法を習得できます。 

Creo Simulation Liveの操作画面

■ 設計中のCADモデルの性能をリアルタイムにフィードバック
解析の結果がリアルタイムに表示されます。満足する性能が得られるまでCAD モデルの形状に変更を加えながら、ストレスを感じることなく何度でも解析できます。設計作業を中断せずに解析できるため、早期に設計課題を抽出することが可能になり、後工程での実験コストや手戻りの削減につながります。 

CADモデルの性能をリアルタイムに表示

※画像提供：PTC社

■ 豊富な解析機能で設計品質を大幅に向上
構造、流体、伝熱解析など設計アイデアを探求するのに必要十分な機能を網羅しています。これらの解析機能を活用することで様々な角度から設計案を評価でき、設計品質を向上させることが可能です。 

（左から）　ブラケットの強度解析、　電子機器の熱流体解析、　建物周辺の外部流れ解析

画像提供：PTC社

=======================
◆ 価格
=======================
別途お問い合わせください。

=======================
◆ オンラインセミナー「Creo Simulation Live紹介セミナー」
=======================
豊富なデモンストレーションを交えながらCreo Simulation Liveをご紹介するセミナーを、オンライン形式で開催します。多くの方の参加をお待ちしています。

　～CADモデルの形状と性能を同時に評価！設計品質の向上を実現～
　Creo Simulation Live紹介セミナー 

日　程	2021年1月22日（金）13：30～14：00
会　場	Zoomを用いたWebセミナー形式
対象者	設計者CAEにご興味のある方
主　催	サイバネットシステム株式会社
参加費	無料（事前登録制）
定　員	150名
参加申込　 および詳細	https://www.cybernet.co.jp/ansys/seminar_event/special/creosimulation.html

 

Creo Simulation Liveの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/ansys/product/lineup/creosimulationlive/ 

-------------------------------------------------------------
PTC社について
PTCは、企業の製品とサービスの差別化、優れた運用性の向上および従業員の生産性の向上を可能にする、市場実績の高いソリューション群を提供し、インダストリアル・イノベーションを推進します。PTCとそのパートナー・エコシステムを活用することで、製造業は現在の新技術の可能性を活かし、デジタル・イノベーションを推進できます。
PTC社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.ptc.com/ 
-------------------------------------------------------------
PTCジャパン社について
米PTCの日本法人（本社：東京都新宿区）。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、IoTアプリケーション開発プラットフォーム、拡張現実（AR）オーサリングソリューションの各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoTアプリケーション開発プラットフォームのThingWorx、拡張現実（AR）オーサリングソリューションのVuforia、産業用接続プラットフォームのKepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。 1992年3月設立。国内4事業拠点。
PTCジャパン社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。 
http://www.ptc-jp.com

※PTCの社名、ロゴマーク、Creo、およびすべてのPTC製品の名称は、PTC Inc.（米国および他国の子会社を含む）の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 
-------------------------------------------------------------
サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、CAEのリーディングカンパニーとして、30年以上にわたり製造業の研究開発・設計関係部門、大学・政府の研究機関等へ、ソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティングを提供しています。またICT分野では、最新のセキュリティソリューションのみならず、企業のセキュリティ向上に欠かせないIT資産管理ツールやIT運用管理ツールを提供しています。近年では、IoTやデジタルツイン、ビッグデータ分析、AI領域で、当社の得意とするCAEやAR/VR技術と組み合わせたソリューションを提案しています。
ブランドメッセージは「つくる情熱を、支える情熱」。日々、多様化・複雑化する技術課題に向き合うお客様に、「まずはサイバネットに聞いてみよう」と思っていただける企業を目指しています。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/ 

---------------------------------------------------------------
本件に関するお問い合わせ先：サイバネットシステム株式会社
---------------------------------------------------------------
■ 内容について
CAE第1事業部／氣仙
E-MAIL： [e-mail]

■ 報道の方は
コーポレートマーケティング部／新留
E-MAIL： [e-mail]

■投資家の方は
IR室／目黒
E-MAIL： [e-mail]
----------------------------------------------------------
※記載されている会社名および製品名は、各社の商標および登録商標です。