川本直のデビュー小説『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が第2回「みんなのつぶやき文学賞」国内篇第1位に決定!
小説愛好家からの圧倒的支持! 初小説で読売文学賞受賞という異例の快挙に続く栄冠
3月13日、第2回「みんなのつぶやき文学賞」が発表され(有効投票数354票)、川本直(かわもと・なお)著『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』(河出書房新社刊)が国内篇第1位に輝きました(得票数36票)。
本作は文芸評論家として活躍してきた川本直氏のデビュー小説。本年2月に発表された第73回読売文学賞小説賞受賞に続き、第9回鮭児文学賞(豊﨑由美氏主宰)とあわせ、今回の受賞で見事三冠達成の快挙となりました。
第2回「みんなのつぶやき文学賞」結果発表会に登壇した文筆家・山本貴光氏は、本作を「フィクションという見かけでなければ、本当にこういう人物が存在したのかもしれないと騙されそうなほど、バックグランドと書き込みが素晴らしい」と評し、同性愛が白眼視された時代に自由を体現し、当時の社会規範とタフにわたり合ったジュリアン・バトラーに「すっかりほれ込んでしまった」と讃辞を贈りました。
発表後には、著者・川本直氏も登壇し、読み巧者によって投票される「前身Twitter文学賞や今のみんなのつぶやき文学賞の受賞作はいつも納得の出来」だったと述べ、「選ばれことは本当に嬉しい、驚いている」と喜びを語った。
投票者からは「物語のスケールを支える緻密さと生々しさ、膨大な知と川本さんの多くの目と耳が産み出した最初から最後まで興奮が続く大傑作。」(なみた・らいくさん)、「すごいものを読んだ…という至福の読書体験でした。」(hysさん)といった絶賛の声が寄せられています。
著者の文学への愛、作家、芸術家たちへの熱い思いに満ちあふれた本作を、是非ご堪能ください。
※第2回「みんなのつぶやき文学賞」結果発表会の様子は下記にてアーカイブをご覧いただけます。
https://youtu.be/pUZkxklv4Is
トルーマン・カポーティ、ゴア・ヴィダル、ノーマン・メイラーと並び称されたアメリカ文学史上に燦然と輝く小説家ジュリアン・バトラー。その生涯は長きにわたって夥しい謎に包まれていた。
しかし、2017年、覆面作家アンソニー・アンダーソンによる回顧録『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が刊行され、遂にその実像が明らかになる——。
大胆不敵に入り乱れる虚実——伝説の作家「ジュリアン・バトラー」を創造することで、「もうひとつの20世紀アメリカ文学史」を描き出した壮大な傑作デビュー長編!
バトラーという虚構を軸にしながら、これだけの歴史を再構築し、参考文献も含めて本当にラストのラストまで楽しめる。「嘘から出たまこと」という言葉はこの作品の為にあるのではないかとさえ思える。
──阿久津武信氏(くまざわ書店錦糸町店)
待ってた! 久々に乗っていける不良文学〈ロックンロール〉パーティ! 愛するってこういうこと!?
──伊藤傑氏(丸善 お茶の水店)
「男らしく」という言葉もある意味では腐臭を放ちつつある昨今、主人公がそうであったようにジュリアン・バトラーは感受性豊かな読者人の「秘密の友」として生き続けることでしょう。
──小西功氏(紀伊國屋書店新宿本店)
この他にも本書へは多くの推薦文、書評・紹介記事が寄せられています。
詳しくは下記リリースをご参照下さい。
・異例の快挙達成! 川本直がデビュー小説『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』で読売文学賞を受賞!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000388.000012754.html
参加者は投票期間内にTwitterのタイムライン上にハッシュタグを付け、「その年に刊行された中で、最も面白かった小説のタイトル」を1作品だけ、ツイートで投票。期間内のツイート数を集計し、順位を決定する。
賞の発表後には、全国の協力書店にてフェアが展開される。
昨年の第1回(2020年)「みんなのつぶやき文学賞」は、国内篇第1位に柴崎友香『百年と一日』(筑摩書房)、海外篇第1位に劉慈欣『三体 黒暗森林(上・下)』大森望/立原透耶/上原かおり/泊功訳(早川書房)が輝いた。
・第2回「みんなのつぶやき文学賞」
【投票期間】2022年1月29日(土)~2月6日(日)
【結果発表】2022年3月13日(日)16:30~19:50 Youtubeにて配信
・「みんなのつぶやき文学賞」公式サイト
https://tbaward.jp/
この機会に是非ご覧下さい。
Kindle
https://www.amazon.co.jp/dp/B09TF93W6V/
楽天Kobo
https://books.rakuten.co.jp/rk/34592e2b719f3509a5aede71443f32ad/
紀伊國屋Kinoppy
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-1149036
honto
https://honto.jp/ebook/pd_31532619.html/
※試し読み増量版は一定期間経過後、配信を終了致します。予めご了承下さい。
※オウンドメディア「Web河出」でも公開中です。併せてご利用下さい。
https://web.kawade.co.jp/bungei/32295/
【著者紹介】
川本直(かわもと・なお)
1980年、東京生まれ。2011年「ゴア・ヴィダル会見記」(「新潮」)を発表しデビュー。文芸評論とノンフィクションを手掛ける。著書に『「男の娘」たち』(河出書房新社)、共編著に『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル)がある。本書が初の小説となる。
【書誌情報】
書名:ジュリアン・バトラーの真実の生涯
著者:川本直
仕様:46変型判/仮フランス装/400⾴
発売⽇:2021年9⽉28⽇
定価:2,475円(本体2,250円)
ISBN:978-4-309-02983-2
装画:TANAKA AZUSA
装幀:坂野公一+吉田友美+島﨑肇則(welle design)
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029832/
本作は文芸評論家として活躍してきた川本直氏のデビュー小説。本年2月に発表された第73回読売文学賞小説賞受賞に続き、第9回鮭児文学賞(豊﨑由美氏主宰)とあわせ、今回の受賞で見事三冠達成の快挙となりました。
第2回「みんなのつぶやき文学賞」結果発表会に登壇した文筆家・山本貴光氏は、本作を「フィクションという見かけでなければ、本当にこういう人物が存在したのかもしれないと騙されそうなほど、バックグランドと書き込みが素晴らしい」と評し、同性愛が白眼視された時代に自由を体現し、当時の社会規範とタフにわたり合ったジュリアン・バトラーに「すっかりほれ込んでしまった」と讃辞を贈りました。
発表後には、著者・川本直氏も登壇し、読み巧者によって投票される「前身Twitter文学賞や今のみんなのつぶやき文学賞の受賞作はいつも納得の出来」だったと述べ、「選ばれことは本当に嬉しい、驚いている」と喜びを語った。
投票者からは「物語のスケールを支える緻密さと生々しさ、膨大な知と川本さんの多くの目と耳が産み出した最初から最後まで興奮が続く大傑作。」(なみた・らいくさん)、「すごいものを読んだ…という至福の読書体験でした。」(hysさん)といった絶賛の声が寄せられています。
著者の文学への愛、作家、芸術家たちへの熱い思いに満ちあふれた本作を、是非ご堪能ください。
※第2回「みんなのつぶやき文学賞」結果発表会の様子は下記にてアーカイブをご覧いただけます。
https://youtu.be/pUZkxklv4Is
- 『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』とは
トルーマン・カポーティ、ゴア・ヴィダル、ノーマン・メイラーと並び称されたアメリカ文学史上に燦然と輝く小説家ジュリアン・バトラー。その生涯は長きにわたって夥しい謎に包まれていた。
しかし、2017年、覆面作家アンソニー・アンダーソンによる回顧録『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が刊行され、遂にその実像が明らかになる——。
大胆不敵に入り乱れる虚実——伝説の作家「ジュリアン・バトラー」を創造することで、「もうひとつの20世紀アメリカ文学史」を描き出した壮大な傑作デビュー長編!
- 書店員様からも絶賛・感動の声が続々!!
バトラーという虚構を軸にしながら、これだけの歴史を再構築し、参考文献も含めて本当にラストのラストまで楽しめる。「嘘から出たまこと」という言葉はこの作品の為にあるのではないかとさえ思える。
──阿久津武信氏(くまざわ書店錦糸町店)
待ってた! 久々に乗っていける不良文学〈ロックンロール〉パーティ! 愛するってこういうこと!?
──伊藤傑氏(丸善 お茶の水店)
「男らしく」という言葉もある意味では腐臭を放ちつつある昨今、主人公がそうであったようにジュリアン・バトラーは感受性豊かな読者人の「秘密の友」として生き続けることでしょう。
──小西功氏(紀伊國屋書店新宿本店)
この他にも本書へは多くの推薦文、書評・紹介記事が寄せられています。
詳しくは下記リリースをご参照下さい。
・異例の快挙達成! 川本直がデビュー小説『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』で読売文学賞を受賞!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000388.000012754.html
- みんなのつぶやき文学賞について
参加者は投票期間内にTwitterのタイムライン上にハッシュタグを付け、「その年に刊行された中で、最も面白かった小説のタイトル」を1作品だけ、ツイートで投票。期間内のツイート数を集計し、順位を決定する。
賞の発表後には、全国の協力書店にてフェアが展開される。
昨年の第1回(2020年)「みんなのつぶやき文学賞」は、国内篇第1位に柴崎友香『百年と一日』(筑摩書房)、海外篇第1位に劉慈欣『三体 黒暗森林(上・下)』大森望/立原透耶/上原かおり/泊功訳(早川書房)が輝いた。
・第2回「みんなのつぶやき文学賞」
【投票期間】2022年1月29日(土)~2月6日(日)
【結果発表】2022年3月13日(日)16:30~19:50 Youtubeにて配信
・「みんなのつぶやき文学賞」公式サイト
https://tbaward.jp/
- 試し読み増量版を配信中!
この機会に是非ご覧下さい。
・取扱ストア(一部抜粋)
Kindle
https://www.amazon.co.jp/dp/B09TF93W6V/
楽天Kobo
https://books.rakuten.co.jp/rk/34592e2b719f3509a5aede71443f32ad/
紀伊國屋Kinoppy
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-1149036
honto
https://honto.jp/ebook/pd_31532619.html/
※試し読み増量版は一定期間経過後、配信を終了致します。予めご了承下さい。
※オウンドメディア「Web河出」でも公開中です。併せてご利用下さい。
https://web.kawade.co.jp/bungei/32295/
【著者紹介】
川本直(かわもと・なお)
1980年、東京生まれ。2011年「ゴア・ヴィダル会見記」(「新潮」)を発表しデビュー。文芸評論とノンフィクションを手掛ける。著書に『「男の娘」たち』(河出書房新社)、共編著に『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル)がある。本書が初の小説となる。
【書誌情報】
書名:ジュリアン・バトラーの真実の生涯
著者:川本直
仕様:46変型判/仮フランス装/400⾴
発売⽇:2021年9⽉28⽇
定価:2,475円(本体2,250円)
ISBN:978-4-309-02983-2
装画:TANAKA AZUSA
装幀:坂野公一+吉田友美+島﨑肇則(welle design)
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029832/
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