NTT-AT、オンプレミス向けのAI活用基盤「AI Palette」(仮称)を参考展示

~企業や自治体の環境を活かした安全かつ柔軟なAI活用の仕組みを提案~

NTTアドバンステクノロジ株式会社

NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊東 匡)は、企業や自治体のオンプレミス環境にて、AIを安全かつ柔軟に利用できるAI活用基盤「AI Palette(エーアイパレット)」(仮称)の開発を進めており、10月21日(水)~10月23日(金)に幕張メッセで開催される「Japan DX & AX Week 2026」に参考展示します。

本展示を通じて、企業や自治体における実践的なAI活用の新たな選択肢を提案します。

1. 背景

近年、生成AIやAIエージェントの進展により、企業や自治体においてAI活用への期待が高まっています。一方で、クラウドサービスへの機密情報や個人情報のデータ送信に対する懸念や、業務ごとに異なるシステムへのAIの個別導入・運用に対する負担などの課題から、AI活用が一部の業務にとどまるケースも少なくありません。

NTT-ATは、こうした課題の解決に向けて、業務データを安全に利用できるオンプレミス環境にて、既存の業務環境に合わせて生成AIをはじめとするさまざまなAIを柔軟に追加できる仕組みの実現が重要であると考えています。

2. 「AI Palette」の概要

「AI Palette」は、企業や自治体のオンプレミス環境で安全かつ柔軟にAIを活用するためのAI活用基盤です。インターネットに接続しないため、機密情報や個人情報を含む業務データを外部へ持ち出すことなく安全にAIを利用することが可能です。また、生成AIをはじめとするさまざまなAIと既存システムを連携し、業務環境に応じたAI活用を実現します。

さらに、新たなAIを継続的に追加できる拡張性を備え、企業や自治体におけるAI活用の推進と発展を支えます。

3. 「AI Palette」の特長

(1)オンプレミス環境でのAI活用

AIサーバーによる提供形態を採用することで、インターネットに接続しないオンプレミス環境でのAI利用が可能です。また、業務データを外部環境へ送信することなく処理できるため、機密情報や個人情報を含むデータを扱う業務においても、安全性に配慮しながらAIを活用することができます。

このことから、製造業・社会インフラ・金融機関・官公庁・自治体など、高いセキュリティ要件が求められる環境での利用を想定しています。

(2)既存システムを活かしたAI導入 

APIを介して既存システムと連携し、現在の業務プロセスを大きく変えることなくAIの導入が可能です。したがって、新たなシステムへの全面移行ではなく、既存の資産を活かしながらAIを活用できます。

さらに、APIを介して「ワークフローエンジン」やNTT-ATのRPAツール「WinActor」と連携させ、AIを組み込んだワークフロー構築や既存システムへのデータ入力の自動化などが可能です。

そして、このAIの追加・拡張ができるアーキテクチャにより、業務課題や利用目的に応じて段階的に活用範囲を拡大できます。

(3)生成AIをはじめ業務に役立つAIを提供 

業務用途や業務課題に応じて、さまざまなAIを組み合わせて柔軟に利用できます。生成AI・画像解析AI・AI-OCR・分析AI・音声解析AIなど業務に役立つAIを提供します。

生成AIは、純国産の「tsuzumi」*1の利用が可能です。「tsuzumi」は、オンプレミス環境で利用できる日本語処理性能に優れた軽量な大規模言語モデルであり、社内文書や業務データなど機密性の高い情報を安全に利用することができます。また、その他の生成AIにも対応します。

① 生成AI

・ 文書生成

・ 要約

・ 検索・回答

・ 情報抽出

② 画像解析AI

・ 画像・映像データの解析

・ 人物・物体・状態の検出

・ 監視カメラを活用した安全管理

・ 設備監視や異常検知

③ AI-OCR

・ 請求書や申請書のデータ化

・ 点検記録のデジタル化

・ 帳票の文字認識

・ 構造化データへの変換

④ その他

・ 音声認識

・ データ分析

・ 異常検知

・ 業務特化型AI

4. 主な機能構成

「AI Palette」は、AIを安全に運用するための「基盤」と、業務用途に応じたAIを提供する「カセット」から構成されます。「基盤」は、API連携、認証・権限管理、運用管理などの共通機能を提供し、既存システムとの連携やオンプレミス環境での安全なAI利用を実現します。「カセット」は、生成AI・画像解析AI・AI-OCRなどを用いた個別のAI機能を提供し、業務課題に応じて柔軟に追加・拡張できます。

5. 対象のお客さま

社内データを活用した業務改革を進める企業・団体をはじめ、製造業・社会インフラ事業者・エネルギー事業者・金融機関・通信事業者・官公庁・自治体・公共機関など、幅広い組織での活用を想定しています。

以下のようなご要望をお持ちのお客さまに適しています。

・ セキュリティ要件の高い環境でAIを活用したい (オンプレミス環境で利用可能)

・ 既存システムを活かしながらAIを活用したい (既存システムとAPI連携可能)

・ 小規模な導入から段階的にAI活用を広げたい (AIカセットを追加して拡張可能)

・ 利用量を気にせずAIを活用したい (定額で利用可能)

・ AI環境の構築から任せたい (動作環境一式を提供)

・ AIの専門人材に頼らずAIを活用したい (導入済みAIやRPAとの連携により活用を支援)

・ AIを自社開発せずに活用したい (導入実績のあるAIカセットを利用可能)

6. 展示会への出展

「AI Palette」は、以下の展示会への出展を予定しています。

展示会名:Japan DX & AX Week 秋 2026

会期:2026年10月21日(水)~10月23日(金) 10:00~17:00

会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)

出展エリア:AI・業務自動化展

ホール:8

ブース番号:A38-6

本展示会では、「AI Palette」の活用例として、製造業における設備点検業務を題材に、AI-OCRによる紙の点検票の自動デジタル化、データ分析AIを活用した傾向分析・異常兆候の把握、生成AIによる点検データや分析結果への自然言語での問い合わせまで、一連のAI活用をデモンストレーション形式でご紹介します。

7. 今後の展開

NTT-ATは、「AI Palette」を通じて、企業や自治体における実践的なAI活用を支援してまいります。今後も生成AIをはじめとするさまざまな業務に役立つAIの拡充を進め、企業や自治体におけるAI活用の推進を支援してまいります。

8. 関連サイト

NTT-ATの安心AIブランド RelAi

https://www.ntt-at.co.jp/product/relai/

WinActor

https://winactor.biz/

Japan DX & AX Week 秋 2026

https://www.japan-it.jp/dx/ja-jp.html

*1 tsuzumi はNTT版大規模言語モデルです。

日本語の処理性能を重視し、独自の大量のテキストデータを使って学習された言語モデルになります。

「tsuzumi」はNTT株式会社の商標です。

※本文中に記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

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会社概要

URL
https://www.ntt-at.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号  東京オペラシティタワー
電話番号
-
代表者名
伊東 匡
上場
未上場
資本金
50億円
設立
1976年12月