「この結末を誰が予測できる?」韓国の名翻訳家パク・サノが描く、複雑に絡み合う愛と運命の物語『君をさがして』が日本上陸
株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)は、韓国の著名な英米ミステリー文学翻訳家パク・サノが、その豊富な翻訳経験をもとに描いた初の長編小説『君をさがして』(原題:너를 찾아서)の邦訳版を、2024年9月12日に全国の書店・ネット書店で発売いたします。『君をさがして』は、巧みに織りなされた複雑な人間関係と、驚きのどんでん返しが次々と繰り広げられる、息を呑むような展開が魅力のミステリー小説です。
※発行元:株式会社日之出出版(本社:東京都中央区、代表取締役:西山哲太郎)
■あらすじ
本作は、淡い恋心を抱く学生ソヌと、その心の中にずっと生き続ける女性アランを巡る物語です。アランが突如失踪し、10年以上が経過した今もなお彼女を探し続けるソヌの前に、アランに酷似した女性ジアが現れます。ジアの登場により、ソヌ、アランの娘ヨヌ、そしてアランの姉アナンの過去の記憶が交錯し、物語は急展開を迎えます。複雑に絡み合う人間模様と、ページをめくる手が止まらないスピード感、そしてラストに待ち受ける予測不能な真実が、読者を圧倒します。
作者の作品を読み、装画を担当した遠田志帆氏からは『君をさがして』発売にあたり推薦文が届きました。
章ごとに時空が変化する展開に惹きこまれ、
部ごとに主人公が代わり謎が明かされていく物語、
無我夢中で読みました!
──装画家 遠田志帆
煙のように消えた彼女、アランをさがす三人の旅の果てに、衝撃的な反転と秘密がその全容を現す。
反転、また反転!韓国発マルチアングルミステリー!ぜひその目で韓国発の傑作ミステリーをお確かめください。
■著者プロフィール
パク・サノ
英韓翻訳者、エッセイスト、インタビュアー。推理小説やYA小説など、ジャンルを越えて執筆する小説家でもある。著書に『単語の裏切り』(2017)、『某翻訳家の日常』(共著、2018)、『大人にも大人が必要だ』(2018)、『思ったよりうまく生きている』(2020)、『私たちは今、サマー』(共著、2022)、『小説の使い道』(2023)、『今日もジョイフルに!』(2024)、『そのまま生きても大丈夫』(共著、2024)、『肯定の言葉たち』(2024)などがある(全て未邦訳)。韓訳書にマックス・ブルックス著『WORLD WAR Z』、トム・ロブ・スミス著『Child44』、オースティン・ライト著『Tony and Susan』、ニック・ドルナソ著『Sabrina』、アリス・オズマン著『HEARTSTOPPER』シリーズを含む小説やグラフィックノベルなど100冊以上。
■訳者プロフィール
柳 美佐
韓日翻訳者。京都大学大学院 人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。第6回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」で最優秀賞受賞。訳書に金薫著『火葬』(クオン、2023)、パク・キスク著『図書館は生きている』(原書房、2023)等。
■書誌情報
書名 :君をさがして
著者 :パク・サノ(原作)、柳美佐(翻訳)
発売日 :2024年9月12日
価格 :1,760円(税込)
仕様 :四六判・312ページ
ISBN:978-4-8387-3287-6
発行 :株式会社日之出出版
発売 :株式会社マガジンハウス
URL :https://hinode-publishing.jp/?newbook=%e5%90%9b%e3%82%92%e3%81%95%e3%81%8c%e3%81%97%e3%81%a6
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