鉄道駅構内における給水機設置実証実験の結果報告と給水機の本格設置について
NATS4市(西宮市・尼崎市・豊中市・吹田市)及びウォータースタンド株式会社は、マイボトルの利用促進及びプラスチックごみの削減を目的として、令和4年9月13日(火)から11月11日(金)までの約2 ヶ月間、阪急電鉄株式会社の協力を得て阪急電鉄4駅の構内にマイボトル専用の給水機を設置し、駅利用者にどれだけ利用されるかの検証や駅への給水機設置に関する課題の抽出を行うための実証実験を実施しました。その結果、一定数の駅利用者による給水機の利用が確認でき、また、駅利用者へのアンケート調査結果から「マイボトルを持つきっかけになる」など好意的な意見が多く、駅への給水機設置により行動変容を促す効果が期待できるという良好な結果が得られました。なお、今回の実証実験にご協力いただいた阪急電鉄株式会社が、実証実験の結果を踏まえ、上記4 駅への給水機の本格設置を決定され、4月以降順次、設置される予定となりました。
- 実証実験結果(概要)※詳細についてはNATS4 市のホームページに掲載
給水量 8,293L (500mL ペットボトル16,586 本相当) ※1 日平均 139.6L
推定利用率 約0.34% (駅利用者1 万人あたり34 人)
(2) 給水機設置によるペットボトル削減効果及びCO2 削減効果(推計)
今回実証実験を行った4駅に給水機を継続して設置した場合、年間46,621L(500mL ペットボトル93,242 本相当)の給水が見込まれ、約9.8t/年のCO2 削減効果が期待できる。
(3) アンケートの主な意見
よく利用する施設に給水機の設置が増えれば、マイボトルを持ち歩くようになる。
他の駅にも設置して欲しい。 ・ 常設して欲しい。 等
- 給水機の本格設置について
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