「人は、機会と経験でプロになる」株式会社ワールドコーポレーション、2025年12月付でホワイト企業認定を取得――“成長体験”を軸に、人材不足という業界課題に向き合う

人材不足が深刻な建設業界で、「人は機会と経験で成長する」という信念を軸に人材育成に取り組む株式会社ワールドコーポレーションが、2025年12月付でホワイト企業認定を取得。育てる姿勢が評価されています。

ホワイト財団

2025年12月26日 11時00分

一般財団法人日本次世代企業普及機構（通称：ホワイト財団）が運営する「ホワイト企業認定」は、国内で唯一の総合的な企業評価制度です。

本認定は、「ブラックではない企業」ではなく「家族や社会に応援され、次世代に残していきたい企業」を対象としています。

ビジネスモデルや人財育成、柔軟な働き方、ダイバーシティ、健康経営、労働法遵守など、実に70項目に及ぶ厳格な審査基準をもとに総合評価を行い、2025年12月時点で累計621社がこの認定を取得しています。

そして、2025年12月1日付で株式会社ワールドコーポレーションが新たにホワイト企業認定を取得いたしました。

潜在能力を「プロ」へと開花させる成長体験

株式会社ワールドコーポレーションが掲げるミッションは、

「潜在能力をプロへと開花させる『成長体験』を、すべての人へ。」です。

人にはさまざまな潜在能力があり、適切な機会と経験を重ねることで成長し、プロとして開花できる――その人間の可能性への信頼が、同社の根底にあります。

一方で、人は短期間では育たず、短い研修だけで一人前になることはできません。

だからこそ同社は、長い時間軸で社員と関わり、成長のプロセスそのものを考え続け、仕組みとして提供する姿勢を大切にしてきました。

人×テクノロジーで次世代の社会インフラを支える

ホワイト企業として同社が目指すビジョンは、「人×テクノロジーの力を最大活用し、次世代の社会インフラを支える人材を確実に輩出していく」ことです。

人が育つためには、教育カリキュラムの整備だけでなく、一人ひとりの気持ちやタイミングを理解し、親身に関わる人の想いが不可欠だと同社は考えています。その“人の関わり”にテクノロジーの力を掛け合わせることで、より多くの人に「成長体験」を提供したい――このビジョンには、そうした背景が込められています。

また、次世代の社会インフラを支えるプロ人材は、国や業界にとって欠かせない存在です。

「確実に輩出していく」という言葉には、社会を支える使命への意識が表れています。

業界課題に向き合いながら育成を前進

現在、建設業界では技術を持った若年層の人材不足という課題が続いています。同社にはさまざまな年代やバックボーンを持つ社員が在籍しており、今後はより一層、社員一人ひとりの多様な価値観に寄り添いながら、迅速に成長機会を提供できる環境づくりが必要だと認識しています。

一方で、人材育成の取り組みは着実に成果を上げています。技術者のスキルアップを目的に発足した「ゼロプロ成長サイクル」により、社員が自身のスキルと向き合う機会が生まれ、国家資格取得に対する価値観にも変化が見られました。資格保有者数は、3年前まで2桁だった状態から、施策発足後に約2倍まで増加しています。