人類滅亡へのカウントダウンは、既に始まっている！『ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史』 9月17日発売
The New York TimesやForbesで大絶賛！人類の誕生から繁栄の歴史、そして絶滅までに残された時間とその回避策を記した衝撃作『ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史』（ヘンリー・ジー：著、竹内薫：訳 原題『THE DECLINE AND FALL OF THE HUMAN EMPIRE』）が、本日9月17日に発売となります。
■人類に残された猶予はわずか200年。今を生きる私たちが人類の命運を握っている！
人類はおよそ30万年前に地球に誕生し、絶滅の危機を何度も乗り越えながら繁栄を遂げてきました。しかし近年、我々は経験したことのない深刻な事態に直面しています。人口の減少、猛暑や海面上昇などの気候変動、資源の枯渇——。実はこれらは単なる社会課題ではなく、人類が「絶滅」に向かいつつある明確な予兆なのです。
本書は、人類の誕生から現代に至るまでの壮大な歴史をたどりながら、人類絶滅の未来を鋭く考察するサイエンス・ノンフィクション。自然科学と人文科学を横断しながら、人類の終焉について強烈な警鐘を鳴らします。著者は科学雑誌『ネイチャー』の編集に携わり、優れた科学書に贈られる「王立協会科学図書賞」の受賞経験を持つヘンリー・ジー氏です。
ジー氏によると、人類は今、かつてない転換点に差し掛かっており、このままでは1万年以内に必ず絶滅を迎えると言います。緩やかに絶滅へと向かうのか、あるいは絶滅を回避し何百万年にもわたり生命を紡ぐのか――。その選択までに残された猶予は、わずか200年。人類の未来は、今を生きる私たちに委ねられています。サイエンスファンはもちろん、人類の未来に関心を持つすべての人に必読の一冊です。
■目次
プロローグ
第1部 台頭
第1章 人類という家族
第2章 ヒト属
第3章 横並び、生き延びた者たち
第4章 最後に生き残った人類
第2部 凋落
第5章 農業 ―― 最初の犠牲
第6章 病弱で、寄生虫まみれ、感染症にも悩まされる
第7章 崖っぷち
第8章 崖っぷちを越えて
第9章 崩壊の先にあるもの
第3部 脱出
第10章 未来への鍵を握るのは……
第11章 新たな一歩を踏み出す
第12章 人類の生存領域を広げる
■著者プロフィール：ヘンリー・ジー（Henry Gee）
1962年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。専門は古生物学および進化生物学。1987年より科学雑誌『ネイチャー』の編集に参加し、現在は生物学シニアエディター、元カリフォルニア大学指導教授。テレビやラジオなどに専門家として登場、BBC World Science Service という番組も制作。前作『超圧縮 地球生物全史』（ダイヤモンド社）は王立協会科学図書賞を受賞。イギリスのノーフォーク州クローマーに家族とたくさんのペットとともに暮らしている。
■訳者プロフィール：竹内薫（たけうち・かおる）
1960年東京生まれ。理学博士、サイエンス作家。東京大学教養学部、理学部卒業、カナダ・マギル大学大学院博士課程修了。小説、エッセイ、翻訳など幅広い分野で活躍している。主な訳書に『奇跡の脳』（ジル・ボルト・テイラー著、新潮文庫）、『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』（ポール・ナース著、ダイヤモンド社）、『超圧縮 地球生物全史』（ヘンリー・ジー著、ダイヤモンド社）などがある。
■『ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史』
著者：ヘンリー・ジー
訳者：竹内薫
定価：2,420円（税込）
発売日：2025年9月17日
発行：ダイヤモンド社
判型：四六判・並製・440ページ
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