台湾・屏東県でイベント出展 観光と県産品の双方をPR
静岡県台湾事務所(以下「当事務所」)が、2024年2月3日(土)~3月3日(日)の期間、台湾・屏東県で実施されている「屏東県熱帯農業博覧会」に静岡県のブースを出展しています。
屏東県熱帯農業博覧会は、屏東県政府が農業の振興を目的に主催しているイベントで、2022年には196万人の来場者を集めた屏東県最大規模のイベントの1つです。今年はイベント会場内に、屏東県と日本の交流や、日本の観光情報などを紹介する「日本館」が設けられ、日本の自治体・民間企業など約20の団体がブース出展を行っています。
屏東県には、日本人技師「鳥居信平」が1923年に築いた地下ダム「二峰圳(にほうしゅう)」があり、このダムは今でも屏東県の人々に飲用水・灌漑用水を提供し続け、「南台湾の宝」と言われています。鳥居信平が静岡県出身であることなどから、当事務所が屏東県からの招待を受け屏東熱帯農業博覧会に出展しています。屏東県は、静岡空港との間にチャーター便が運行されている高雄国際空港のある高雄市と隣接しているため、当事務所では今回のイベントに際し、チャーター便などの観光情報や、静岡県産果物を使ったジャムや防災食品などの県産品を紹介しています。また、当事務所のイメージキャラクター「富士岡くん(中国語名:富士岡仔)」も登場し、イベントを盛り上げています。
来場者からは、「静岡空港のチャーター便で富士山を見に行きたい」「静岡県の防災食品を買ってみたい」などの声が寄せられました。
当事務所では今後も、台湾各地において静岡の魅力をPRし、訪日旅行需要の更なる取込み及び県産品の販路拡大を目指してまいります。
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