衛星通信とセルラー通信を統合管理、衛星IoTシステムをスムーズに構築可能に

既存のSORACOM IoT SIMに衛星通信(NTN)を追加でき、1台のデバイスでセルラーと衛星を切り替え

株式会社ソラコム

株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO 玉川 憲)は、AI/IoT通信プラットフォーム「SORACOM」において、衛星通信(NTN)を利用できるサービスの提供を、日本国内でも開始します。これにより、日本国内でも衛星通信とセルラー通信を統合して管理できるようになり、地上の電波が届かない場所も含めて、衛星通信を活用したIoTシステムを開発・運用できるようになります。本サービスは、米国Skylo Technologies(以下、Skylo)との協業によるもので、2025年より、北米・欧州・オセアニアなどで正式に提供しており、今回、対応エリアを日本国内へ拡大するものです。

Skyloが利用する衛星ネットワークは、赤道上空約3万6000kmの静止軌道(GEO)上の衛星を用います。衛星ブロードバンド通信で用いられる低軌道(LEO)衛星と比べ、少数の衛星で広範囲を継続的にカバーできることが特徴です。

ソラコムとSkyloは、同社が提供するNB-IoTを用いたIoT向け衛星通信ネットワーク(NTN: Non-Terrestrial Network)を、SORACOMのプラットフォームで管理できるように取り組んできました。

このたび日本国内での提供準備が整い、日本でも本衛星通信をご利用いただけるようになります。SORACOM IoT SIM に OTA(無線経由)で衛星通信対応のサブスクリプション「planNT1」を追加することで利用できるようになります。なお、ご利用には3GPP Release-17 NB-NTN対応の無線モジュール(対応ファームウェアを含む)が必要です。これにより、専用の衛星アンテナや衛星専用モジュールを用意することなく、1台のデバイスで衛星通信とセルラー通信を、通信状況に応じて使い分け、地上のセルラー通信の電波が届かない場所でも、IoT データを送信できるようになります。

AI/IoT通信プラットフォームSORACOMは、IoTデバイスとクラウド接続を最適化するために設計されており、衛星通信を利用したシステム構築・運用の活用もサポートします。衛星通信・セルラー通信を同一のコンソールで回線管理できるほか、データの暗号化やクラウド連携、データ収集・ダッシュボード共有、さらには閉域網接続などのSORACOMのサービスをそのまま利用できるため、衛星通信を活用したIoTシステムもSORACOMのセルラー通信の利用時と同様にスムーズに構築できます。

GEOの衛星ネットワークは、1回あたりのデータ量は小さいものの、広大なフィールドをカバーするようなユースケースに最適です。例えば、セルラー通信が届かないエリアを含む広域での電力・ガス・道路・鉄道などのインフラ監視、農業・林業・鉱業におけるデータ収集などが想定されます。また、災害時のバックアップ通信手段としても期待されます。

アメリカ・カリフォルニア州のDelphire社では、AIを活用した山火事の早期発見・監視システムの通信に本サービスを活用しています。同社のファウンダー兼CEOであるGilberto DeSalvo博士は、次のように述べています。

「当社のソリューション『Sentinels』は、地域社会や重要インフラの近くで発生する火災の兆候を監視し、警告を発します。これらは多くの場合、遠隔地やアクセスが困難な場所に設置されています。ソラコムとSkyloのソリューションは、このような厳しい環境下でも当社のシステムが稼働し続けるために必要な衛星通信ネットワークを提供しています」

Delphire 社 ファウンダー兼 CEO Gilberto DeSalvo 博士

ソラコムは、衛星通信とセルラー通信の融合による地上インフラに依存しない通信環境など、IoT/AIを軸とした最新技術をより使いやすく提供することで、お客様のイノベーション創出を支援していきます。

AI/IoT通信プラットフォームSORACOMにおける衛星通信(NTN)への対応

サービス利用可能国

  • 日本

  • 北米(アメリカ、カナダ)

  • ヨーロッパ

  • オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)

  • ブラジル

  • その他地域・国については順次拡大予定

利用方法

SORACOM IoT SIMに衛星通信対応のサブスクリプション「planNT1」をOTAで追加

SORACOM IoT SIM「plan01s」(グローバルで180以上の国と地域でご利用可能)

3GPP Release-17 NB-NTN対応の無線モジュール(対応ファームウェアを含む)など利用条件を満たす必要があります

  ※日本国内の利用可能エリアは、一部規制区域等があります。
  ※モジュールは、利用する国や地域の法令に対応しているものをご利用ください。

料金・利用の申し込み

ご利用を希望される企業は、以下よりお問い合わせください。

https://soracom.jp/contact/

ソラコムについて

AI/IoTプラットフォームSORACOMは、世界200以上の国と地域でつながるIoT通信を軸に、IoTを活用するために必要となるアプリケーションやデバイスなどをワンストップで提供しています。製造、エネルギー、決済などの産業DXから、イノベーティブなスタートアップ、農業や防災など持続可能な地域社会を支える取り組みに至るまで、さまざまな業界・規模のお客様にご活用いただいています。

ソラコムコーポレートサイト https://soracom.com

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会社概要

株式会社ソラコム

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URL
https://soracom.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区元赤坂1丁目5−12 住友不動産元赤坂ビル 9階
電話番号
-
代表者名
玉川 憲
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2014年11月