NEC、ガバメントクラウド運用支援サービスを提供開始

行政分野におけるクラウド運用ノウハウを通じ、ガバメントクラウド活用を支援

日本電気株式会社

2023年10月5日 11時00分

NECは、「ガバメントクラウド運用支援サービス」を2024年3月から提供開始する予定です。本サービスは、政府が提供し官庁および地方自治体が共同利用するクラウド基盤「ガバメントクラウド」の移行・構築・運用管理を支援するサービスとして設計されました。本サービスによりガバメントクラウドへの移行・構築が円滑化するとともに、運用管理業務の効率化につながります。NECは行政分野で培ってきたクラウド基盤の運用ノウハウをもとに、ガバメントクラウド活用を支援します。

「ガバメントクラウド運用支援サービス」は、ガバメントクラウドテンプレートの適用サポートおよび環境構築に利用できるIaC（Infrastructure as Code）テンプレートを提供し、クラウドサービスの運用業務を支援します。本サービスを利用することで、お客様の情報システムのガバメントクラウドへの移行・構築が円滑化されるだけでなく、ガバメントクラウドの運用管理業務を効率化することができます。また、地方自治体が委託するガバメントクラウド運用管理補助者（注1）が利用するサービスとしての機能も期待されています。

本サービスは、ガバメントクラウド対象クラウドサービスの一つであるアマゾンウェブサービス（以下AWS）上に展開可能なCDK（Cloud Development Kit）ベースのIaCテンプレートを提供します。IaCテンプレートによる効率的かつ迅速な環境構築により、お客様は情報システムの移行・構築に注力いただくことができます。

NECは、これまで培ってきた官庁・地方自治体分野におけるクラウド基盤の運用ノウハウをもとに、ガバメントクラウド活用を支援してまいります。

【サービスの特長】

1. ガバメントクラウド移行をサポート

政府の方針に沿った移行構築、ガバメントクラウドテンプレートの適用を支援します。お客様のガバメントクラウドへの移行と構築を全面的にサポートします。

2. ガバメントクラウド運用をサポート

これまでの実績をもとに、ガバメントクラウドテンプレート等から出力されるログをふるい分け、重要情報に絞って担当者に転送を行います。また、標準提供する自動電話通報機能により重要なアラートは直接電話連絡をしてお知らせします。ガバメントクラウド利用者およびガバメントクラウド運用管理補助者を支援します。

3. 技術者のリソースを最適化、開発に注力いただける環境をサポート

基盤構築部分の負担を減らし開発に注力いただくべく、各種サンプルテンプレートを提供します。本サービスによって、クラウド固有の設計・運用スキルを有する技術者のリソースを運用・管理業務だけではなく開発にシフトいただくことが可能です。