【トクバイ調査】2024年夏「猛暑下の食事作りは負担」が85%、食事作り最大の悩みは「暑い台所での調理」、冷凍食品・惣菜に頼る人も

～夕食作りを「15分未満」に収める割合は夏以外の季節より9ポイント増～

株式会社くふうカンパニー

2024年8月13日 16時45分

くふうカンパニーグループにおいて、チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」を運営する株式会社ロコガイド（以下「ロコガイド」）は、「トクバイ」ユーザー1,797名を対象に「猛暑下の食事作り」に関する調査を実施しました。

2024年8月は全国的に平年より気温が高く猛烈な暑さが続いており、9月も厳しい残暑が続く見込みと予想されています※。この猛暑で「トクバイ」ユーザーの85％が「食事作りに負担を感じている」と回答。とくに負担が大きいのは夕食作りであり、「暑い台所での調理作業」が理由だと答える人が多い結果となりました。負担を少しでも軽くするために、電子レンジ調理や時短メニューにするなど調理工程でのくふうのほか、市販の冷凍食品や惣菜を取り入れる人も多く、この夏の毎日の食事作りを何とか乗り切ろうとする生活者の姿が見えてきました。

※　気象庁：https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?term=P3M

■「猛暑下の食事作り」に関するアンケート　調査サマリ

1. 　2024年夏の猛暑で85％が「食事作りを負担に感じる」と回答。そのうち81.7%が「夕食」作りをもっとも負担に感じ、夕食の準備を「15分未満」に収める割合は夏以外の季節より9ポイント増

2. 　今夏の食事作りの悩みTOP3は「暑い台所に立つこと・調理作業」「食材価格の上昇」「献立決め」、食事作りに取り入れていることTOP3は「電子レンジの活用」「台所でのクーラーや扇風機の使用」「時短メニューの活用」

3. 　冷凍食品を活用する人の約半数が、この夏「冷凍食品の活用が増えた」と回答。約9割が週に1回以上活用し、人気の冷凍食品TOP3は「餃子」「冷凍野菜」「唐揚げ」

4. 　惣菜を取り入れる人の約6割が、この夏「惣菜の購入が増えた」と回答。9割以上が週に1回以上惣菜を購入し、人気惣菜TOP3は「唐揚げ」「コロッケ」「寿司」

2024年夏の猛暑で85％が「食事作りを負担に感じる」と回答。そのうち81.7%が「夕食」作りをもっとも負担に感じ、夕食の準備を「15分未満」に収める割合は夏以外の季節より9ポイント増

「トクバイ」ユーザーに今年（2024年）の猛暑で食事作りに負担を感じているかたずねたところ、85％が「負担を感じている」と答える結果に。そのうち81.7%の人が「夕食」作りに一番負担を感じていると回答しました。

今夏の夕食作りにかける時間にも変化があり、中でも「15分未満」で作ると回答した割合は36.5%で、夏以外の季節27.8%と比べると9ポイント上回る結果となりました。夕食作りに「45分以上」かける割合も、夏以外の季節では20.1％のところ、今年の夏は13.8%と大きく減っています。

今夏の食事作りの悩みTOP3は「暑い台所に立つこと・調理作業」「食材価格の上昇」「献立決め」、食事作りに取り入れていることTOP3は「電子レンジの活用」「台所でのクーラーや扇風機の使用」「時短メニューの活用」

猛暑下の食事作りに負担を感じている人に具体的な負担・悩みをたずねたところ、「暑い台所に立つこと・調理作業」76.8%が最多、「食材価格の上昇」70.0%、「献立決め」59.6%と続きました。

約6割が負担を感じる「献立決め」では、「暑くて調理に手間や時間がかかるメニューは嫌だから」、「暑くて自分や家族が食べたいものが思いつかないから」を理由としてあげる人が半数を超えました。

猛暑下での食事作りの負担を減らすために取り入れていることは「電子レンジを活用する」61.4%が最多、「台所でクーラーや扇風機を使う」49.8%、「時短メニューにする」46.0%が続きました。高温多湿になりがちな台所で少しでも快適に作業できるようにし、メニュー選びや調理工程でもくふうを取り入れている人が多い結果に。さらに「冷凍食品を活用する」38.1%、「購入した惣菜を取り入れる」34.2%と続き、市販品が猛暑下の食事準備において強い味方となっていることがうかがえます。

冷凍食品を活用する人の約半数が、この夏「冷凍食品の活用が増えた」と回答。約9割が週に1回以上活用し、人気の冷凍食品TOP3は「餃子」「冷凍野菜」「唐揚げ」

市販の冷凍食品を活用している人のうち、50.7%がこの夏「活用頻度が増えた」と回答しました。活用頻度は「週に2～3回」46.6%が最多、約9割が週に1回以上冷凍食品を活用している結果となりました。

この夏、よく購入している冷凍食品の上位3品は「餃子」52.1%が最多、「冷凍野菜」39.0%、「唐揚げ」32.4%。冷凍食品の定番人気品が「下ごしらえ」「揚げる」「ゆでる」などの工程を省けることで猛暑下においても支持を集めています。続いて「チャーハン・ピラフ」31.3%、「うどん」25.6%、「パスタ」24.1%と、1品で食事として満足できる主食が人気となりました。

惣菜を取り入れる人の約6割が、この夏「惣菜の購入が増えた」と回答。9割以上が週に1回以上惣菜を購入し、人気惣菜TOP3は「唐揚げ」「コロッケ」「寿司」

市販の惣菜を取り入れている人のうち、56.4%がこの夏「購入する頻度が増えた」と回答しました。購入頻度は「週に2～3回」52.2%が最多となり、9割以上が週に1回以上惣菜を購入している結果となりました。

この夏、よく購入している惣菜の上位3品は「唐揚げ」45.6%、「コロッケ」43.6%、「寿司」33.6%。いずれも人気の惣菜であり、猛暑下でとくに自宅調理の負担が大きい揚げ物が上位に入る結果となりました。

【調査概要】

調査テーマ：「猛暑下の食事作り」に関するアンケート調査

調査エリア：全国

調査対象者：「トクバイ」ユーザー、サンプル数： 1,797名

調査期間：2024年8月4日（日）〜2024年8月5日（月）

調査方法：インターネットによる調査

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