採用活動に特化した「メタバースオフィス」の提供開始　企業と求職者の“採用ミスマッチ”防止が目的

～地方の企業が幅広い求職者と出会える機会も創出～

株式会社ネオキャリア

2024年2月29日 11時00分

　株式会社ネオキャリア（本社：東京都新宿区　代表取締役：西澤亮一　以下ネオキャリア）と株式会社ブレインバース（本社：東京都中央区　代表取締役：三山栄仁　以下ブレインバース）は、メタバース（仮想空間）を用いた新サービス「メタバースオフィス」の提供を、3月1日から開始します。会議室やエントランスなど、実際の社内をリアルに再現。メタバースでオフィス見学をしながら、メタバースに設置されたアイコンをクリックすると、詳細な企業情報を見ることができます。遠距離で就活イベントへの参加や企業訪問が難しい求職者が、いつでもどこでも志望する企業の情報や雰囲気を知ることが可能です。また、入社式や新人研修での活用も想定されます。

　　　　　　　　　　　　　　　ネオキャリアのエントランスを再現したメタバース空間

提供の背景

　新卒採用や中途採用の求職者が、志望する企業の情報を得たり雰囲気を感じたりする手段は、（1）コーポレートサイトを閲覧する（2）就活イベントのブースで社員と話す（3）企業説明会や面接で実際に訪問する─という方法が考えられます。しかし、これらの方法には▼コーポレートサイトだけでは企業の雰囲気まで感じ取りにくい▼就活イベントや企業説明会の会場が遠距離で交通費のハードルが高い▼面接まで選考が進むとは限らない─といった要因により、必ずしも詳細な企業情報の取得と、雰囲気を感じ取ることの両立ができませんでした。

　そこでネオキャリアとブレインバースは、移動コストや労力、時間を選ばないなどの“オンラインの効率性”と、“企業の臨場感の再現”という長所を持ち合わせているメタバース環境を利用することで、求職者に詳細な企業情報の取得と雰囲気を感じ取ってもらうことにより、企業と求職者双方の「採用のミスマッチ」を防ぎたいとの思いから新サービスの提供に至りました。

特徴

　メタバースを活用した「メタバースオフィス」では、企業のエントランスや執務室、会議室など現実の社内を忠実に再現し、実際に企業を訪問したような体験が可能です。専用アプリなどは不要で、求職者はパソコンやスマートフォンなど各自のデバイスを使用して入室しブラウザから参加できます。ゴーグルやコントローラーなど仮想現実（VR）を見る専用機器も不要で、マウス操作で360度周囲を見渡して自由に歩き回れます。メタバースには、社員紹介の記事や事業内容を紹介する動画など、企業理解を促すコンテンツのアイコンを配置することができ、求職者はそのアイコンをクリックすることで、いつでもどこでもコンテンツの閲覧が可能です。

　また、地方に拠点を置く企業にとって、都市部で開催されることが多い就活イベントに定期的に参加することは、採用担当者の労力やコスト面でも大きな負担です。しかし、「メタバースオフィス」を利用すれば、コストを抑えることや採用活動における他社との差別化ができ、就活イベントで出会える求職者よりも幅広い求職者に、詳細な企業情報と社内の雰囲気を知ってもらうことが可能です。