【記者会見コメント】#19 西田優大選手の契約継続について
この度、本日3月2日(土)に開催した大阪エヴェッサ戦の試合後に西田優大選手の複数年契約について記者会見を実施させていただきましたので、会見の内容を下記の通り、お知らせいたします。
代表取締役社長 寺部康弘
この度、#19 西田優大選手と2024-25シーズンの選手契約継続および、2025-26シーズンを含めた複数年契約に双方合意しましたので、皆さまにご報告をさせていただきたいと思いまして、このような機会を設けさせていただきました。
西田選手は皆さまがご存じの通り、日本を代表する選手だと思っていますし、まだまだ成長可能性を秘めた選手だと思っています。そのような選手と来シーズン以降も一緒に優勝を目指して戦えることをクラブ一同、本当に嬉しく思っています。
現在は、シーズン終盤を迎え熾烈なCS争いを勝ち抜かなければならないたいへん重要な局面に入ってきますし、来シーズン以降も、常に優勝争いができる強固なチーム体制を構築していく所存です。
メディアの皆さまにはこれまで以上に報道および、クラブへのご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
シニアプロデューサー 佐古賢一
この度、西田選手と来シーズンの契約継続を合意できました。
皆さまご存じの通り、先日のワールドカップと次のパリオリンピック。こういった場所で日本代表として戦っていける、そんなポテンシャルを持った選手です。そのシーホース三河のエースとなる選手とこのタイミングでこういった契約を結ぶことができました。
これからB.革新という変革期に入る中で、西田選手が中心選手として、このシーホース三河を優勝に導いてくれるであろう。そういう期待も込めての今回の発表となります。
我々が西田優大選手に期待をしているところというのは、とにかくこのシーホース三河の古豪復活!チャンピオンチームに一歩でも近づいていけるような、そういうところを期待しています。
#19 西田優大選手
今回契約延長を決めた理由
まずは皆さま、足を運んでいただきありがとうございます。
今シーズンから新体制になった中で自分自身の成長を感じていますし、この体制のもとで、もっともっと成長したいという思いが契約の決め手です。
今回契約延長を決めた理由。契約継続は来シーズンの話ではありますが、今シーズンのチームとしての目標、個人としての目標をお聞かせください。
過去2シーズン、チャンピオンシップにも出られていない状況です。寺部社長・佐古さんからもあったように古豪復活。そういった意味では、まずはチャンピオンシップに出ることが今の目標かなと思います。でも、出ることが僕たちの目標・ゴールではないので、そこでさらに結果を残せるそんなチームを、終盤ではありますけど完成しきってはいないので、そういったところにフォーカスしながらやっていけたらと思っています。
先日は日本代表候補として招集されましたが怪我で辞退という形になってしまいました。パリオリンピック・日本代表にかける思いを聞かせてください。
先日、アジアカップ予選が行われましたが、画面越しに見ながら、ウズウズして観ていました。このタイミングでの発表に至った理由の1つとしても、夏にパリオリンピックが控えているということもあります。発表することで、そこにしっかりフォーカスできるという思いもあるので、このタイミングで発表させていただいたチームにも感謝しながら、何としても自分の目標を達成したいなと思っています。
成長できる環境ということでしたが、どういうところが成長できるなと感じているか。
昨年のワールドカップを経て自分の課題も見つかり、良くも悪くも、自分の立ち位置を知れたワールドカップでした。パリやチームの目標に向けて戦っていく中で、リッチマンヘッドコーチも自分自身の目標・課題克服に対して非常に協力的です。そういったところでは、自分の成長に必ず繋がるなと強く感じたので、そういったところが決め手になっています。
ルーキーシーズンにシーホース三河に来させてもらったのですが、貴美一さんは多くのプレータイムを与えてくださりましたし、すごく伸び伸びとした中でプレーできたことで自分の強みを知れた部分があり、とても感謝しています。
リッチマンヘッドコーチになってからも、そういった自分の強みを活かしたセットプレーやチームスタイルを組んでくれています。先ほど言った課題克服だけではなく、自分の強みをチームの武器の一つとして扱ってくれているので、そういったところは今すごくやりやすいなと感じています。
また、今まではチームの最年少で、がむしゃらに先輩についていきながら伸び伸びプレーさせてもらっていた部分があったのとは逆に、ニモ選手や、弟(#16 西田公陽選手)が入ってきたことによって、これまで以上にチームを引っ張っていく意識が芽生えてきたんじゃないかなと感じています。
契約の話に戻るのですが、今回の話を聞いた時の率直な感想はどうでしたでしょうか。
僕自身はすごくポジティブに考えていましたし、そういった話をいただいてとても感謝の思いがありました。
契約内容について、何年契約で年俸何億円などは言えるのでしょうか。
そのあたりはご想像にお任せします(一同笑い)。ただ、しっかりと評価していただいていますし、自身も納得できる評価だと思っています。
佐古SPにお伺いします。シーホース三河では西田選手にとっての先輩であり、日本代表としての先輩という立場もあると思うのですが、シーホース三河、日本代表のそれぞれを西田選手にプレー面あるいは生活面で期待したいところはどんなことでしょうか。
(佐古SP)日本代表に関して言いますと、本当に競争が激しい中、勝ち残っていかなくてはいけません。そういった戦いがシーズンが終了したタイミングから始まると思うので、一番は、しっかりコンディションを自己管理していく、これは非常に大切な部分だと思います。良いポテンシャルを持っていても、怪我でチャンスをものにできない選手っていうのは必ず出てきますので、そういう選手には絶対ならないようにということを伝えておきたいです。
その延長線上、シーホース三河にとっては、今、代表活動で自己管理というものを学んでいる部分だと思います。代表活動は、周りに良いお手本もいますし、そうやって自分のスキルをどんどん上げていく良い環境の中でバスケットをやる期間になると思います。そうなった時にシーホース三河に必ず持って帰ってきてもらいたいのは、”リーダーシップ”1つだけですね。この”リーダーシップ”だけは絶対に日本代表で養えるものですし、最後選ばれる段階でも見られる資質です。
ここを西田選手がシーホース三河にしっかり持って帰ってきてくれて、中心的な一人の選手として頑張ってもらいたいと思います。
西田選手、今の話を聞いていかがですか。
チームを引っ張っていく存在として、そこはもう少し必要なプレーヤーとしての資質だと思いますし、本当にシーホース三河でも日本代表でも先輩である佐古さんの言うことを聞いていれば大丈夫だろうと思います(一同笑い)。
この三河地域への想いや、好きな所を改めて教えてください。
僕自身が田舎出身なので、都会過ぎず、すごく住みやすいなと思っています。仲良くしてくださる近くのご飯屋さんや温泉施設も何個もあるので、とても過ごしやすくて、あと何年でもいられるなと思っています。
ファンの皆さんへのメッセージ
ここ2シーズン結果を残せていないので、今年こそは結果を残したいという思いがありますし、そういったチームの目標に僕発信でフォーカスできるというのはこのタイミングですごくポジティブなことだと考えています。
ですので、まずはしっかり怪我を治して、今シーズン結果残したいなと改めて思うのと、ここ最近バスケットが盛り上がっている中で、愛知から三河から引き続きバスケットを盛り上げることができるとも思っています。
ぜひファンの皆さんにもついて来ていただいて、一緒にどんどん盛り上げていただけたら嬉しいです。
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